SESの現場が合わない。現場を変えたい時の対処法4選を解説【現場変えるタイミングは？】
本ページはプロモーションが含まれています
この記事ではSESの現場が合わない、現場を変えたい時の対処法を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中に
ヤバいSESの現場に配属されて辛い。
SESの現場を早く変えたい…。
合わない現場を変える方法を知りたい。
と悩んでいる人も多いはず。
今回はそんなSEに向けて、SES企業で働いていた実体験から、現場が合わない、現場を変えたい時の対処法を解説します。
今回紹介する内容はこちら。
この記事を見て、SESの現場を変えたい時の対処法を知り、合わない現場から脱出できるようにしましょう。
SES企業で働いていた中堅エンジニアが自身の経験を基に解説。
合わない現場を変えたい時の対処法を紹介します。
SES企業を辞めたいエンジニアは、自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用しましょう。SES企業の求人が排除されているため、確実に自社開発や社内SEに転職できおすすめです。
SESエンジニアが合わない現場を変えたい時の対処法
この章ではSESエンジニアが合わない現場を変えたい時の対処法を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中には、「現場でパワハラされて辛い」「スキル不足の現場でついていけない」とキツイ現場で働いている人が一定数いるはず。合わない現場に配属されて現場を変えたいエンジニアも多いでしょう。
ここではそんなSESエンジニア向けに現場を変えたい時の対処法を解説します。
- 自社の上司や課長・部長に相談する
- 部署異動をして、部署ごと脱出する
- SES企業を辞めて自社開発や社内SEに転職する
- どうしても直接言えない場合はメールで伝えてみる
SESで合わない現場を変えたいエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：【案件抜けたい】SESで現場に配属されて3ヶ月働いた体験談。
SESの現場を3ヶ月働いた辛い体験談も紹介しています。
合わせてご確認ください。
自社の上司や課長・部長に相談する
SESの現場を変えたい場合は、まずは自社の上司や課長・部長などに相談しましょう。
現場変更の一第一段階としてすべきなのは、上司に相談すること。上司に現場の状況や自身の気持ちを伝え、現在の状況を共有して、現場変更のための意見を貰いましょう。
まずは自社の上司に案件を変えたい旨をしっかり話し、上司に自分の気持ちを伝えることが大切です。そこから上司が適切な対応方法を助言してくれるでしょう。合わない現場を変えたい時の上司への伝え方は下記の通りです。
☑現場が原因で案件を変えたい場合
現場でパワハラが横行していて、常駐先として相応しくない。
常駐先で単純作業ばかり指示され、スキルが身に付かない。
常駐先として不適切なので現場を変えたい。
☑自分が原因で案件を変えたい場合
現場が家から遠すぎて通うのに時間が掛かり過ぎる。
スキル不足でついていけなくて現場の進捗が遅れている。
取引先に迷惑がかかるので現場を変えたい。
現場を変えたい旨を伝える場合は、現場が原因なのか、自分が原因なのかをはっきりさせた上で伝えるのがベターです。何が原因で現場を変えたいのかを明確にしておくことで、上司も現場変更を対応しやすいでしょう。
もし上司があなたの意見を聞き入れてくれない場合は、転職を検討するか、部署ごと変えるかを検討して下さい。
参考記事：SESエンジニアにおすすめの転職サイト3選。これだけでOK。
部署異動をして、部署ごと脱出する
上司に現場変更を聞き入れてもらえない場合は、人事部や所属部長に相談して部門ごと変更するのもおすすめです。
もし直属の上司に相談しても現場を変えられない場合は、部署ごと異動するのも検討しましょう。会社のどこかの部署に異動することで、離れたい現場から脱出できるはずです。
☑部門ごと現場を変える
- ソリューション本部からデータ分析本部に異動し、現場を変える。
- 流通部門から金融部門に異動し、業種ごと現場を変える。
- 今の部署から人事部に異動し、仕事ごと変える。
現在所属している部署を変えれば、今いる現場も自動的に変えられます。実際に筆者の同期はソリューション本部からデータ分析推進部に部門異動することで、SESの現場を変えることに成功していました。
直属の上司に現場変更を断られたとしても、人事部や部長などに相談し部門ごと現場を変更できればOKです。自分の興味のある分野の部門に異動できれば、今後の仕事のモチベーションアップにも繋がるでしょう。
合わない現場を変えたいエンジニアはぜひ部門異動も検討してみて下さい。
SES企業を辞めて自社開発や社内SEに転職する
合わない現場を変えたいSESエンジニアは、思い切って自社開発や社内SEへ転職するのもおすすめです。
SES企業に勤めているとどうしても、案件変更の度に現場ガチャが発生します。現場ガチャに外れてしまうと辛い環境で、数ヶ月から数年働かなければなりません。このような現場ガチャを回避するためには、自社開発や社内SEに転職するのが良いでしょう。
☑自社開発や社内SEのメリット
- 現場ガチャがなく、ハズレの現場にアサインされない。
- 社内でのんびり働けるため、現場でのストレスや孤独感から解放される。
- スキル不足の現場に配属されることが無くなる。
自社開発や社内SEに転職できれば、SES企業のストレスから解放されます。現場での肩身の狭さや客先社員のパワハラなどから解放され、社内でのんびり働けるでしょう。
そのため合わない現場を変えたいのであれば、いっそのこと自社開発や社内SEなどに転職するのがおすすめです。
SES企業から転職したいエンジニアは、自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用して下さい。SES企業の求人が排除されていて、確実にSESから脱出できるためおすすめです。
どうしても直接言えない場合はメールで伝えてみる
現場を変えたい旨を直接上司に伝えられない場合は、メールで伝えてみるのも一つの手です。
現場を変えたいエンジニアの中には、自社に帰るタイミングがなく、上司と話せない人もいるでしょう。中には現場のストレスのせいでメンタルが疲弊し、上司に伝えられない人もいるはず。そのようなどうしても直接上司に現場変更を伝えられない場合は、メールやチャットなどで相談しましょう。
○○部 ○○(上司の名前)さん
お疲れ様です。○○(部署)の ○○(名前)です。
いきなりで恐縮でございますが、案件の変更をお願いしたく、メールにてご連絡させて頂きました。
本来は直接相談すべきところ、現場に常駐しており、お話する機会がないため、メールにて失礼いたします。
現在の現場に配属され○○ヶ月経過しましたが、私のスキル不足によって現場のメンバーに迷惑を掛けている状況が続いております。現場の進捗も芳しくなく、このまま本案件を続けると、さらに現場のメンバーに迷惑を掛けることが想定されます。
そのため案件を変更したいと考えております。
一度案件変更について○○(上司の名前)さんとお話しさせて頂きたいです。オンライン面談でも構いませんので、お時間頂けないでしょうか？
急な連絡となってしまい申し訳ございません。
何卒宜しくお願い致します。
上記のような現場変更を依頼するメールを自社の上司に送りましょう。理解ある上司であれば面談の場を設けてくれ、親身に相談に乗ってくれるはずです。
もし上司が利く耳を持ってくれない場合は、転職や退職を検討して下さい。辞めたい気持ちを抱えたまま働き続けると、メンタル不調になるリスクがあるからです。
参考記事：SESからの脱却。確実にSESから脱出する方法とは？
SESエンジニアが現場を変えたいと感じる理由
この章ではSESエンジニアが現場を変えたいと感じる理由をご紹介します。
SES企業でエンジニアとしていると、現場を変えたい瞬間が山ほどあります。実際に筆者もSES企業で働いている時に、何度も現場を辞めたいと思う瞬間がありました。※今は社内SEに転職しましたが…。
ここではSES企業で働いた実体験から、SESエンジニアが現場を変えたい理由や瞬間を紹介します。
- スキル不足で周りのエンジニアについていけない
- 客先社員からパワハラやいじめを受けている
- 家から遠い現場に配属される
- 客先の仕事仲間と馴染めない
合わない現場を変えたいエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：SESの現場をスキル不足で辞めたい時の対処法【途中で辞められる？】
スキル不足で悩んでいるSESエンジニア向けにも記事を書いています。
合わせて参考にしてみて下さい。
スキル不足で周りのエンジニアについていけない
スキル不足で周りのエンジニアについていけない時に、SESの現場を変えたいと感じるでしょう。
SES企業で勤めていると自分のスキル以上の現場にアサインされることがよくあります。SES営業がエンジニアのスキルをろくに調べずに、SES案件に配属させるからです。
☑スキル不足の現場に配属される闇
- SES営業がエンジニアのスキルを把握していない。
- ブラックSES企業が経歴詐称を強要する。
- 上司が無理やりスキル不足の案件にアサインする。
上記のような理由で、SESエンジニアはスキル不足の現場に配属されることがあります。実際に筆者もSES企業で働いている際に、全く扱ったことの無いPythonで、開発リーダーを任されたことがありました。かなり辛かったです。
スキル不足の現場に配属されると、周りのエンジニアに迷惑を掛けているという罪悪感で、かなりストレスが溜まります。そのためSESの現場を変えたいと感じてしまうのは、しょうがないことだと思います。
客先社員からパワハラやいじめを受けている
客先の上司からパワハラやいじめを受けている場合も、現場を変えたいと感じやすいでしょう。
SESでハズレの現場に配属されると、客先社員にパワハラやいじめを受けることがあります。筆者は実際にSES企業で働いているときに、無視されたり、残業前提の業務を振られたり、単純作業ばかりやらされたり、といじめられているエンジニアを何人も見ました。
SESのエンジニアは使えないな！
スキルが無いんだから残業しろよ！
仕事できないなら契約切っちゃうよ？
上記のように客先社員がパワハラをしているようなハズレの現場に入ってしまうと、誰でも現場を変えたいと感じるはずです。
どうしてもSESエンジニアは客先に常駐する関係上、立場が弱くなってしまいます。客先というアウェーで働くことになるため、客先の社員にいじめを受ける可能性も高いです。
客先社員がパワハラをしているようなハズレの現場に入ってしまうと、現場を変えたいのは当たり前です。
家から遠い現場に配属される
家から遠い現場に配属されている場合も、現場を変えたいと感じるでしょう。
筆者はSES企業で働いている際に、通勤が2時間以上かかる家から遠い現場に配属されたことがあります。そのような遠い現場に配属されると、自分のプライベートの時間が削られ、体力的にしんどくなるため現場を辞めたくなるでしょう。
家から遠い現場に配属されると
新しい現場が電車で1時間以上かかるから辛い。
自分の家に近い現場に配属してくれない。
現場が実家から遠いから、一人暮らしが必要になった。
と感じるはずです。
悪質なブラックSES企業に就職してしまうと、通勤に2時間以上かかる遠い現場に配属されます。もしそのようなエンジニアの都合を無視するブラックSES企業で働いているのであれば、早い目にSESから脱出するのが良いでしょう。
SESから転職したいエンジニアには、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめです。興味あるエンジニアは下記を参考にしてみて下さい。
客先に馴染めない
客先の人間関係に馴染めない場合も、現場を変えたいと感じるでしょう。
コミュニケーションが苦手なエンジニアにありがちなのが、SESの現場に馴染めないこと。人見知りが原因で常駐先の現場の人間関係に馴染めず、1人孤立しているエンジニアも多いでしょう。実際に筆者もSES企業で働いている時に、どの現場に行っても馴染めませんでした。
人見知りだから現場に馴染めない。
常駐先のコミュニティが出来上がっていて、輪に入れない。
話の合う人がいなくて、現場で孤立している。
と現場で孤立して、いつも辛い気持ちを抱えたまま仕事をしていました。
SES企業で働いていると数ヶ月～1年おきに現場が変わります。現場が変わる度に初めましてから人間関係を構築しなければならないため、人見知りにとってはかなりしんどいです。
現場で人間関係に馴染めないと、現場を変えたいと感じるのは無理はないでしょう。
SESの合わない現場を変えるタイミング
この章ではSESの合わない現場を変えるタイミングを紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中には「合わない現場を変えるタイミングを知りたい」と感じている人も一定数いるはず。現場を変えるタイミングが分からず、馴染めない現場で働き続けているエンジニアも多いでしょう。
ここではそんなエンジニア向けにSESの合わない現場を変えるタイミングについて解説します。
- 自社に帰社、自社の上司と面談するタイミング
- 契約更新のタイミング
- 辞めたいと感じた瞬間
現場を変えたいSESエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：【エンジニア向け】用途に合わせたおすすめ転職サイトを紹介！
エンジニアにおすすめの転職サイトも紹介しています。
転職したいエンジニアは参考にしてみて下さい。
自社に帰社、自社の上司と面談するタイミング
合わない現場を変えたい時は、自社に帰社したときや自社の上司と面談するタイミングで、現場を辞めたい旨を伝えましょう。
常駐先の現場で働いていると、自社の上司と話す機会がありません。SESで働いていると一カ月に一回、長いと数ヶ月に一回程度しか、自社の上司と話せる機会がないでしょう。そのため合わない現場を変えたい時は、上司との面談のときに現場変更を伝えるのがおすすめです。
もし月に一度の上司との面談を逃すと、現場を変える機会が数ヶ月先になってしまうため、チャンスがある時にしっかりと現場を変えたい旨を伝えましょう。
もし上司との面談がなく伝える機会がない場合は、チャットやメールで伝えるようにして下さい。
契約更新のタイミングで更新を断る
合わない現場を変えたい時は、契約更新のタイミングで更新を断るのもおすすめです。
SESの現場で働いていると、フェーズ切り替えや半年・1年のキリが良いタイミングに、契約更新の話が来ます。そのような契約更新の話を断れば、合わない現場を変えられるでしょう。
案件更新を断る際は
新しいスキルを身に付けたいので現場を変更したい。
自分のスキル不足で現場に迷惑を掛けている。
だから契約更新を断りたいです。
と前向きな意思を上司や客先社員に示すのがおすすめです。
契約更新のタイミングは現場を変えられる一番のチャンスなので、絶対に見逃さないようにしましょう。契約更新のタイミングを逃すと、案件を変えるのが難しくなるため注意が必要です。
辞めたいと感じた瞬間
SESの現場を辞めたいと感じた瞬間も、SESの現場を変えるタイミングとしておすすめです。
SESの現場で働いていると、SESを辞めたいと感じる瞬間がたくさんあります。そのような現場を辞めたい気持ちを抱えたまま働き続けるのはかなり危険です。
☑現場を辞めたいまま働くのは危険
- 仕事にやる気が出ず成長できない。
- 辛い気持ちを抱えたまま働くとうつ病になる可能性がある。
- 客先に迷惑を掛ける。
現場を変えたい気持ちを抱えたまま働き続けると、メンタル不調に陥る可能性があります。実際にIT業界のメンタル不調による退職の割合は、全17業界中ワースト1位となっており、IT業界はうつ病のリスクが高いです。
情報通信業にて、メンタルヘルス不調により、「退職した労働者」がいた事業所は、全体の11.7％（全17業界中ワースト1位）
「令和３年 労働安全衛生調査（実態調査）結果」
もしあなたが現場でパワハラを受けていたり、いじめらいたりと辛い思いをしているのであれば、今すぐ現場を変えるようにしましょう。メンタル不調になってしまっては手遅れになるので。
まとめ：SESの現場が合わない。現場を変えたい時の対処法4選を解説
以上で、SESの現場が合わない。現場を変えたい時の対処法4選を解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
☑SESエンジニアが現場を変えたい時の対処法
- 自社の上司や課長・部長に相談する
- 部署異動をして、部署ごと脱出する
- SES企業を辞めて自社開発や社内SEに転職する
- どうしても直接言えない場合はメールで伝えてみる
エンジニアがSESの現場を変えたい場合は、まずは自社の上司や課長に相談しましょう。もし上司が利く耳を持たずに現場を変えられない時は、部門異動をして部署ごと現場を変えるようにして下さい。
また現場変えたい場合は、SES企業から脱出し自社開発や社内SEに転職するのもおすすめ。自社開発や社内SEに転職できれば、SESの現場ガチャから解放され、社内でのんびり開発ができるでしょう。
SESから脱出したいエンジニアは、下記の自社開発・社内SE特化の転職サイトを利使用して下さい。
☑エンジニアがSESの現場を変えたいと感じる理由
- スキル不足で周りのエンジニアについていけない
- 客先社員からパワハラやいじめを受けている
- 家から遠い現場に配属された
- 客先の仕事仲間と馴染めない
SESエンジニアが現場を変えたい理由として、スキル不足でついていけないことや自宅から遠い現場に配属されることなどが挙げられます。
その中でも最も多い理由が、客先社員からのパワハラやいじめです。SESエンジニアは常駐して働く関係上、客先社員よりも立場が弱いです。SESエンジニアは立場が弱いため、それを良いことに客先社員がイジメてくるケースも多いです。
☑SESの合わない現場を変えるタイミング
- 自社に帰社、自社の上司と面談するタイミング
- 契約更新のタイミング
- 辞めたいと感じた瞬間
合わない現場を変えるタイミングとしては上記の3つが挙げられます。現場を変える際はまずは自社の上司に相談するようにして下さい。客先の上司に相談しても相手を困らせるだけなので…。
SES企業での勤務経験から
「SESで案件が決まらないとどうなるのか？」
なども解説しています。
興味がある方は是非ご覧ください。