SESで案件が決まらないエンジニアの特徴。待機が長続きするとどうなるのか?
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この記事では、SESで案件が決まらないエンジニアの特徴を解説します。
SES企業で働くエンジニアの中に

SESの案件が決まらなくて辛い。
案件待機が長引いたらクビになってしまうの?
SESの案件が決まらない人の特徴はある?
と悩んでいる人も一定数いるはず。
この記事ではそんなエンジニアに向けに、SESで案件が決まらないエンジニアの特徴や待機が長続きするとどうなるのかを解説します。
今回紹介する項目は下記の通り。
上記項目について理解し、SESで案件が決まらないエンジニアの特徴を知り、SESの案件待機から脱出しましょう。


SES企業で勤務経験のある中堅エンジニアが紹介。
案件待機で苦しんだ経験をもとに解説していきます。
SESで案件が決まらないエンジニアには、社内SEや自社開発企業への転職をお勧めします。社内SEや自社開発エンジニアになれば、SES面談がなく自社で開発できおすすめです。
SESの案件が決まらないエンジニアの特徴
この章ではSESの案件が決まらないエンジニアの特徴を解説します。
SES企業で働くエンジニアの中には「案件が決まらないけど原因が分からない」「案件が決まらない理由が知りたい」と感じている人がいるはず。案件が決まらない状態で悩んでいるSESエンジニアも多いでしょう。
そこでここでは、SES企業で働いた実体験から、案件が決まらないエンジニアの特徴を解説します。
- IT経験の浅い未経験
- 案件待機が長引いている人
- 資格がなくアピールできる強みがない人
- 40代50代でSESをしているおっさん
- 単価とスキルが釣り合っていない人
自分が案件が決まらないエンジニアの特徴に当てはまっていないかチェックしてみましょう。
参考記事:SESの現場をスキル不足で辞めたい時の対処法【途中で辞められる?】

スキル不足で悩んでいるエンジニア向けに記事を書いています。
SESの現場で辛い人は参考にしてみて下さい。
IT経験の浅い未経験(新卒)

当たり前の話ですが、IT経験の浅い未経験エンジニアや新卒SEは、SESで案件が決まりにくいです。
SESエンジニアと契約するクライアント企業からすると、IT経験の浅い未経験エンジニアはお荷物でしかありません。未経験エンジニアはプロジェクトの負担になりやすく、現場で嫌がられるため、SESで案件が決まりにくいです。
☑IT経験の浅い未経験エンジニアは敬遠される
- 仕事を一から教えなければならず、現場の負担が増える。
- 使えないことが多く、戦力にならない。
- すぐに逃げ出す可能性がある。
未経験エンジニアは経験がない分、基礎から教えなければならず現場の負担が大きいです。
プログラミングの基礎や、仕事の進め方、パソコンの使い方まで、とにかくありとあらゆる基礎から教えなければならないため、他のエンジニアの時間をとにかく奪います。
プロジェクトの進行が遅れるリスクが高まり、引き受けるメリットがないため、IT経験の浅い未経験エンジニアは中々案件が決まらないでしょう。
案件待機が長引いている人

案件待機が長引いているエンジニアも、中々SESで案件が決まらないでしょう。
SESで案件待機が長引いていると、職務経歴書にブランク期間が生まれ、クライアントから敬遠されがち。職務経歴書の経歴に空白やブランクがあるエンジニアは、クライアントから怪しまれ、不審がられるため、案件に採用されにくくなってしまいます。
SES面談などで案件待機が長いことが分かると

このエンジニア案件待機が長いけど何か理由あるのかな?
ひょっとして仕事ができないのかな?
性格に難があるのかな?
とクライアント先から不審がられます。
案件待機が長引くと、職務経歴に傷がつき採用を見送られやすいです。クライアントからすると、案件待機の長いエンジニアは不安要素しかないからです。
現在進行形で案件待機が3ヶ月、半年、1年と長引いているエンジニアはSESで案件が決まりにくいため、注意して下さい。
参考記事:【何する?】案件待機中の暇なSESエンジニアがすべきこと【クビを防ぐ】

SESの案件待機中にすべきことを解説しています。
案件が決まらないエンジニアは実践してみて下さい。
資格がなくアピールできる強みがない人

資格がなくアピールできる強みがないエンジニアもSESで案件が決まらないでしょう。
強みになるITスキルがないと案件が決まりにくいです。強みになるITスキルや資格がないと、SES営業がエンジニアを提案しにくいからです。
☑強みになるスキルがないエンジニアは提案しにくい
- 全てのスキルが中途半端でどの案件に入れていいか分からない。
- IT系の資格を持っておらず、エンジニアの実力を証明できない。
- 得意なプログラミング言語がなく、合う現場が見つからない。
得意な言語や自分のスキルを証明できる資格が無いと、SES案件は決まりにくいです。クライアント側からすると「何ができるエンジニアか?」が分からないと、自分たちのプロジェクトに適したSEかが判断しにくいからです。
「Python 3 エンジニア認定基礎試験」「Oracle認定Javaプログラマ」などの具体的なプログラミング系の資格を持っていれば、SES営業もクライアントに提案しやすいでしょう。そのため案件が決まらないエンジニアは、自分の強みになるプログラミング言語や資格を身に付けておくようにして下さい。
40代50代でSESをしているおっさん

40代50代でSESをしているおっさんエンジニアも、SESで案件が決まらないでしょう。
40代50代のおっさんエンジニアは年齢に伴う高いITスキルがないと案件が決まりにくいです。ただスキルもなく働いているおっさんエンジニアは、特に案件が決まらないでしょう。
40代50代のベテランでリーダーをしておらず、客先常駐や派遣をしているおっさんエンジニアはクライアントからは目に見える地雷。コミュニケーションに難があったり、仕事ができなかったりとハズレ率が高いです。
おっさんエンジニアは契約リスクが高いため敬遠され、若手エンジニアの方が採用されやすいです。おっさんエンジニアはスキルが伴っていれば案件が決まりますが、何のスキルも無いおっさんはリスクでしかないため、SESで案件が決まりにくいでしょう。
SESで働くおっさんエンジニアの危険性についても解説しています。興味ある方は参考にしてみて下さい。
参考記事:客先常駐で働く40代50代のおっさんは危険。使えない50代SEにならないための対処法【限界】
単価とスキルが釣り合っていない人

単価とスキルが釣り合っていないエンジニアも、SESで案件が決まらないでしょう。
月の単価が150万円、200万円と高いエンジニアは、その単価に見合う活躍が見込めないと案件が決まりにくいです。特に経験が乏しく、高難易度の資格を持っていないにも関わらず、単価だけが高いエンジニアはSES面談で不合格になりやすいでしょう。
☑単価とITスキルが釣り合っていないエンジニアの例
- PMなどのリーダー経験がない割に、単価が150万円以上と高額
- 基本情報技術者試験も取っていないにも関わらず、単価が100万円以上
- 40代のベテランエンジニアなのに、リーダー経験がなくコミュ力不足が懸念される
単価とITスキルが釣り合っていないエンジニアは、取引先企業からすると費用対効果が低く、損でしかないため案件が決まりにくいでしょう。
単価が高いエンジニアはそれだけ採用リスクが高いため、見送られることが多いため注意して下さい。
SESの案件が決まらない時の対処法
この章ではSESの案件が決まらない時の対処法をご紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中には、案件が決まらず待機が長引いて辛い人も一定数いるはず。案件が決まらない現状を変えたいエンジニアも多いでしょう。
そこで案件待機から脱出したいエンジニア向けに、SESの案件が決まらない時の対処法を解説します。
- ITスキルを勉強しスキル不足を解消する
- 必要最低限の資格を取得する
- SESのないIT企業に転職する(社内SE・自社開発)
SESで案件が決まらず苦しんでいるエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事:SESからの脱却。確実にSESから脱出する方法とは?【SES脱出できないは嘘】

SESから脱出する方法も解説しています。
SESを辞めたいエンジニアは参考にしてみて下さい。
ITスキルを勉強しスキル不足を解消する

SESで案件が決まらないエンジニアは、ITスキルを勉強しスキル不足を解消しましょう。
SESで案件が決まらない最大の要因は、ITスキルが不足していることです。実務経験が乏しかったり、プログラミングスキルが不足していたり、とエンジニアとしての能力が低いことが原因の場合が多いです。
そのためITスキルを磨き、エンジニアとしての能力を高めましょう。
☑若手エンジニアがITスキルを高める方法
- プログラミングの勉強を休みに行い、ポートフォリオを作成する
- プログラミングのスキルを磨き、PythonやC#などの資格を取得する
- システム開発の案件を副業で行い、プライベートで実務経験を積む
上記のようにプログラミングを勉強したり、プライベートで実務経験を積んだりしてスキルを高めて下さい。そうすればSES面談などでITスキルをアピールでき、案件が決まりやすくなるでしょう。
特におすすめなのはシステム開発の副業を行うこと。プライベートで実務経験を積め、収益も1万円~もらえるため、一石二鳥でITスキルを高められるからです。
副業に興味があるSESエンジニアは下記の記事を参考にしてみて下さい。ITスキルを高められる副業を行い、SESで案件を獲得できるようにしましょう。
参考記事:SESエンジニアにおすすめの副業ランキング!【副業規定や注意点も解説】
必要最低限の資格を取得する

SESで案件が決まらないエンジニアは、必要最低限の資格を取得するようにしましょう。
資格はいわば、客観的な実力を示す証明証。資格はエンジニアの実力を証明するパスポートのようなものです。
資格を取得しておくだけで、自分のある程度の実力を示すことができます。採用するクライアントにある程度の実力を証明でき、信用を高められるため案件が決まりやすくなるでしょう。
☑おすすめの資格
- 基本情報技術者試験
- CCNA
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
上記のような最低限の資格を取得しておけば、ある程度の実力を担保できるため、SESの案件が決まりやすくなるでしょう。資格はスキルシートにも記載でき、案件単価も高くなるはずです。
資格取得が難しいエンジニアは、せめて「基本情報技術者試験」の資格は取得しておくようにして下さい。基本情報さえ取得しておけば、未経験エンジニアでも低単価で案件に参画できる確率がUPするはずですから。
SESのないIT企業に転職する(社内SE・自社開発)

SESで案件が決まらないエンジニアは、社内SEや自社開発などのSESのないIT企業に転職するのも一つの手です。
SESで案件が決まらず悩んでいるのであれば、いっそのことSESのないエンジニア職に就きましょう。そうすればSES面談や案件面談をすることも無く、案件が決まらないことも無くなるからです。

社内SEに転職できて案件決まらないことが無くなった!
自社開発エンジニアになれたから案件待機から解放された。
社内SEや自社開発エンジニアになれば、SES面談がなく案件が決まらないと言うこともないため安心です。
SESの案件が決まらなくて不安なのであれば、社内SEや自社開発SEになればいいだけ。社内SEは客先常駐やIT派遣がなく自社の仕事をこなせるため、案件待機で不安になることも無いでしょう。
SESの案件待機から脱出したいエンジニアは、自社開発・社内SE特化の転職サイトを使ってみて下さい。SES企業の求人が排除されているため、社内SEや自社開発エンジニアになりやすくおすすめです。
SESの案件が決まらないとどうなるのか?
この章ではSESの案件が決まらないとどうなるのか?を解説します。
SES企業で勤める人の中には、SES面談で落ち続け案件が決まらないエンジニアも多いでしょう。案件が決まらない状態が続き、将来に不安を感じている人もいるはずです。
ここではそんなエンジニア向けに、SESの案件が決まらないと最終的にどうなるのか?を解説していきます。
- 案件待機が長引き実務経験が積めない
- 案件待機の期間が延びて、さらに契約が決まらなくなる。
- 最悪の場合クビになってしまう
現在SES企業で案件が決まらず案件待機が長引いている人は、注意喚起として参考にしてみて下さい。

筆者が勤めていたSES企業でも案件が決まらないSEがいました。
ずっと窓際で動画学習していました。
案件待機が長引き実務経験が積めない

SES企業で案件が決まらないと、案件待機が長引き実務経験が積めない状態となってしまいます。
SESで案件が決まらないと、大体の場合、社内で待機することになります。社内待機中は動画学習や研修などでプログラミングを学んだり、IT資格の勉強などを行うことになるでしょう。
基本的に勉強するかボーっとするかくらいしか、することがありません。その結果実務経験が積めず、職務経歴書がスカスカなエンジニアになってしまいます。
☑案件待機が長引き実務経験が積めない
- 職務経歴書がスカスカなエンジニアになってしまう。
- 案件待機で勉強した役に立ちにくい付け焼刃のITスキルばかり身に付いてしまう。
- 案件待機で仕事をしない状態が続き、仕事の勘が鈍る。
案件が決まらず待機が長引くと、動画学習ばかりになってしまい実務経験が積めません。
中には「IT学習できるから案件待機でもいいじゃん」という人もいますが、それは大きな間違いです。社内で勉強をするよりも、実際に業務をした方がITスキルは高まるため、案件待機の時間はほとんど無駄です。
社内で勉強を続けてもエンジニアとして大切なスキルを身に付けられないため、案件待機が長引くとスキルの低いエンジニアになってしまいます。
案件待機の期間が延びて、さらに契約が決まらなくなる。

SES企業で案件が決まらないと、案件待機の期間が延びてさらに案件が決まりにくくなります。
案件が決まらなければ決まらないほど、案件が決まりにくくなる負のループに陥ってしまいます。
☑案件が決まらない負のループ
SESで案件が決まらない⇒案件待機が長引く⇒実務経験が積めない⇒さらに案件が決まらなくなる。
上記のように案件が決まらないと案件待機が長引きます。エンジニアを採用するクライアント先からすると、案件待機の長引いているエンジニアはリスクでしかありません。
「案件待機になっているのは性格に難があるから?」「仕事ができないから案件が決まらないのかな?」とクライアントに不審がられてさらに案件が決まらなくなってしまいます。
このようにSESで案件が決まらないと、案件が決まらない負のループに入ってしまい、1年2年と案件待機が長引いてしまう可能性があるので注意して下さい。
最悪の場合クビになってしまう

SESの案件が決まらないエンジニアは、最悪の場合クビになってしまうため注意して下さい。
案件が決まらず待機が半年1年と長引くと、会社側があなたをクビにしようとしてきます。嫌がらせをしたり、無理やり退職届を出させたり、とありとあらゆる手段を使って、クビにされる場合があります。
☑SES企業がクビにしようとする
- 嫌がらせやパワハラをして会社を辞めるまでイジメる。
- 案件待機のまま放置して、エンジニアが辞めるのを待つ。
- 会社を辞めるよう上司が迫ってくる。
- 案件が決まらないことを理由に会社が給料を半分にする。
SESで案件が決まらないエンジニアは、企業側からすると穀つぶし。お荷物でしかないため、何とかしてクビにしようとしてきます。
SES企業側からの嫌がらせや強要に耐えられなくなり、企業をクビになってしまうエンジニアも多いです。案件が決まらず苦しんでいる皆さんは注意して下さい。
案件待機中のSESエンジニア向けに、暇なエンジニアがすべきことを解説しています。SESで案件が決まらない状態から脱出したいエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事:【何する?】案件待機中の暇なSESエンジニアがすべきこと【クビを防ぐ】
まとめ:SESで案件が決まらないエンジニアの特徴。待機が長続きするとどうなるのか?

以上で、SESで案件が決まらないエンジニアの特徴。待機が長続きするとどうなるのか?の解説を終了します。
以下、この記事のまとめです。
☑SESの案件が決まらないエンジニアの特徴
- IT経験の浅い未経験(新卒)
- 案件待機が長引いている人
- 資格がなくアピールできる強みがない人
- 40代50代でSESをしているおっさん
- 単価とスキルが釣り合っていない人
SESで案件が決まらないエンジニアの特徴として、IT経験の浅い未経験や新卒、案件待機が長引いている人、40代50代のおっさんエンジニアなどが挙げられます。自分がSES面談に落ち、案件が決まらないエンジニアは、上記の特徴に当てはまっていないか確認してみましょう。
☑SESの案件が決まらない時の対処法
- ITスキルを勉強しスキル不足を解消する
- 高難易度の資格を取得する
- SESのないIT企業に転職する(社内SE・自社開発)
SES企業で働いて案件が決まらない時は、ITスキルを勉強してスキル不足を解消、高難易度の資格の取得などをしましょう。資格を取得することでスキルシートの資格欄が充実して、案件が決まりやすくなるからです。
またSES企業を辞めて、SESのない社内SEや自社開発に転職するのも一つの手です。SES面談のないIT企業に転職すれば案件が決まらないことから解消されるでしょう。社内SEや自社開発に興味があるエンジニアは下記を参考にしてみて下さい。
☑SESの案件が決まらないとどうなるのか?
- 案件待機が長引き実務経験が積めない
- 案件待機の期間が延びて、さらに契約が決まらなくなる。
- 最悪の場合クビになってしまう
SESの案件が決まらないと案件待機がさらに伸びる可能性があります。案件待機が1年2年と長引くと、SES企業側からクビを言い渡される可能性があるため注意して下さい。

SES企業で働いていた経験から
「入社前面談を行うSES企業は危険だからやめとけ」
という記事も書いています。
こちらの記事も合わせて参考にしてみて下さい。