【転職したい】SESエンジニア1年目を振り返る。未経験から現場配属した結果。
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この記事では筆者の「未経験から1年間SESで働いた体験談」をお話します。
SES勤務1年目の方や客先常駐しているエンジニアの中に
未経験からSESで1年間働いた人の経験談を知りたい。
SESに就職したら人生台無しって聞いたけど本当?
SESで1年働いて転職したいけど実際できるの?
とSESエンジニアの体験談を知りたい人がいるはず。
この記事ではそんな方に向けて、未経験から1年間SESで働いた体験談をご紹介します。
今回紹介する内容はこちら。
上記項目を見て未経験からSESエンジニアになった1年間の体験談を知り、SES企業に転職するか検討しましょう。
SES企業で勤務している筆者が自身の経験をもとに解説。
SESエンジニアとして1年間働いた体験談をお話しします。
是非最後までご覧ください。
関連記事として「SES2年目で転職した体験談」も解説しています。合わせて見ると、よりSESエンジニアの実態理解できます。
参考記事:SES企業を2年目で転職した体験談。スキル不足でも転職可能【年収公開】
IT未経験からSES企業に転職するまでの流れ
この章では「IT未経験からSES企業に転職するまでの流れ」を解説します。
筆者は25歳の時に未経験(接客業)からSESエンジニアになりました。SES企業に就職するためにやったことや転職活動で感じたことなどをお話しします。
- 大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
- 20社くらい面接を受けて3社から内定
- SES企業しか受からなかった
- 転職先は従業員数百人の中規模SES企業
未経験からSES企業に転職するまでの流れをご紹介します。IT未経験からのエンジニアを目指している人は参考にしてみて下さい。
筆者は25歳の時に未経験(接客業)からSES企業に就職しました。
似たような境遇の人は参考にしてみて下さい。
大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
転職活動では大手の転職サイトに登録し、求人に応募しまくりました。未経験からのエンジニア転職だったため、数うちゃ当たる戦法でとにかく、IT企業に応募しまくりました。
エンジニア転職で有名な「ユニゾンキャリア 」「テックハブニュービー 」「マイナビ」などを利用した記憶があります。
転職サイトから、大量の求人に応募し、履歴書に通過したIT企業の情報を調べる。調べていく中で、IT企業ごとの違いや、IT業界の働き方について学ぶ。面接でも社員の雰囲気や働き方を聞く。
といった感じで、求人に応募しまくり面接を受けまくることで、IT業界について未経験ながら学んでいきました。
20社くらい面接を受けて3社から内定
IT企業への転職のために20社くらい面接を受けて3社から内定を頂きました。※内定率は15%
エンジニア転職を決意した当時の筆者は
- 25歳
- 接客業
- 理系国立大学卒
- IT資格なし
- ITスキル無し
- いつでも入社OK
- YouTubeで動画を投稿していた
というスペックでした。
このスペックで15%(3/20)で内定を取れたので、未経験でもIT企業に入りやすいと思います。理系の国立大学を卒業しているとは言え、接客業をしている25歳の未経験を採用してくれるIT企業が3社もあったので、未経験からでもIT企業に就職は可能だと感じました。
また面接の時に、YouTubeで動画を投稿しているという話をした時の、面接官の食いつきが良かったです。「何かにチャレンジしていること」が採用に大きく関わってくるのかな。と感じました。IT業界は変化が激しいので、常に勉強、常に学ぶ姿勢がないと仕事ができなくなるので、そういうチャレンジ精神が評価されたのだと思います。
転職決意からSES企業就職まで大体4ヶ月間くらいでした。
SES企業しか受からなかった
筆者はIT業界未経験だったのでSES企業しか受かりませんでした。
50社くらい履歴書を送って面接までこぎつけたのが20社。今思うと面接までこぎつけた20社全てがSES企業っぽかったです。
- やたらと「未経験OK」「未経験大歓迎」を押し出していて怪しかった。
- 「希望するプロジェクトにアサイン」「現場で作業」など派遣や客先常駐を連想できるワードがあった。
- 「プライム案件」「1次2次請け案件多数」など自社開発をしている気配が無かった。
などSES企業を連想させるような求人情報ばかりでした。
未経験からIT企業への転職活動を体験してみて、IT未経験の人間はSES企業しか入れないんだろうな。と感じました。実際に「未経験OK」や「未経験歓迎」などの求人しか書類選考に通らなかったので。
参考記事:【エンジニア転職】SESしか受からない時の4つの対処法!SES企業を回避しよう。
「未経験OK」や「未経験歓迎」などの転職サイトはSES企業しかない印象を受けました。
転職先は従業員数百人の中規模SES企業
転職先は従業員数百人程度の中規模SES企業でした。
SES企業は客先常駐やIT派遣をさせるので嫌だったのですが、SES企業しか内定がもらえませんでした。そのため嫌々ながらSES企業に入社しました。
この経験から未経験から社内SEや自社開発企業、大手企業に就職するのはかなり難しいと感じました。未経験からIT企業への転職を考えている人は、SES企業を視野に入れて転職活動をすると内定がもらえるかもしれません。
SES企業に転職したくない人は、社内SE・自社開発特化の転職エージェントを利用してください。
今思えばSESエンジニアになるよりも、社内SEや自社開発エンジニアになったほうが良かった…。
参考記事:客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
SESエンジニア1年目で客先常駐の現場へ
この章ではSESエンジニア1年目の現場での体験談を紹介します。
未経験からSES企業に転職し、2カ月目から現場に配属されました。その時の業務内容や現場の雰囲気、辛かったことなど、SESの現場で感じた体験談をご紹介します。
- 1カ月間、動画教材で研修を受けた。
- 最初の現場がいきなり1人客先常駐の現場だった
- 苦労ばかりだった。業務が辛かった。
- 毎日のようにITスキルの勉強していた。
- 一年間の勤務でSESを転職しようと決意した。
エンジニアがSES企業に就職して1年目にどんな体験をしたのか。ここでは語っていきたいと思います。
参考記事:【やめとけ】SES未経験は辛い。未経験がきつい理由を実体験から解説。【正直難しい】
1年間SESエンジニアとして働いた体験談をお話ししていきます。
割合的には辛いこと8割、苦労2割。でした。
1カ月間、動画教材で研修を受けた。
SES企業に就職して、最初の1カ月間は社内で研修を受けました。
研修と言いましたが、講師から実際にプログラミングについて学ぶ訳ではなく、Udemyという動画教材を使って1人で勉強していました。毎日会社に出社してUdemyの動画教材で勉強する。1人で動画を見てIT技術についてシステム開発しながら学ぶ。という感じでした。
動画教材で学んだIT技術は
- SQL
- C#プログラミング
- システム開発基礎
などです。
入社して2週間で案件配属が決定してからは、案件で使用するC#の勉強を行うことになりました。システム開発に必要なプログラミングやSQLをざっくり一通り学びました。
最初の現場がいきなり1人客先常駐の現場だった
最初に決まった案件が1人客先常駐の現場でした。正直びっくりしました。
未経験のエンジニアに一人客先常駐させるのか。と。
一人客先常駐は嫌でしたが、結局上司の頼みを断り切れず、一人で客先常駐することになりました。
未経験のエンジニアが客先企業でシステム開発。
これほど辛いことはありませんでした。
客先だったので肩身が狭く、不明点を客先の人に聞けませんでした。しかも未経験だったので、不明点しかなく、どんどん膨れていく疑問を解決できずしんどかったです。
- 自社の社員がいないので頼れる人がいない。
- 未経験で分からないことだらけだけど質問できない。
- 客先で働く時間の方が長く、帰属意識が薄れていく。
上記のように客先で辛い状況が続きました。
結果的に6カ月間1人で客先で働きました。正直この6カ月間はSES企業に入社したことをずっと後悔していました。
参考記事:【頭おかしい】1人客先常駐が辛かったという体験談。対処法を紹介【SESの闇】
1人客先常駐の体験談を紹介しているので、
興味ある方は参考にしてみて下さい。
最初は苦労ばかりだった。業務が辛かった。
未経験からSESエンジニアになって、最初は苦労しかありませんでした。ITスキルが無いため、日々の業務で残業。客先のエンジニアに迷惑を掛け続ける毎日でした。
特に苦労したこと
- プログラミングが分からず、システム開発で毎回納期に遅れる。
- SESだったので客先で肩身が狭い。
- 客先に申し訳が無かったのでサービス残業をこっそりしていた。
特にSESの働き方がしんどかったです。
SES特有の孤独感や肩身の狭さや現場移動によるスキルの定まらなさ、自社への帰属意識の低下など、SESならではの辛さがありました。
未経験から転職を考えている人は、SESの辛さを理解しておきましょう。SES企業に転職してしまえば、2,3年は転職できませんから。
参考記事:【仕事できない】SESの現場でついていけない時の対処法とは?【スキル不足】
客先常駐やIT派遣などはSES特有の働き方。
向いていない人も多いので注意してください。
毎日のようにITスキルの勉強していた。
未経験からSES企業に転職して、客先社員に迷惑を掛けないように毎日のように勉強していました。
平日会社から帰宅して1時間。土日はトータルで10時間は勉強時間を確保して、プログラミングの勉強をしたり、資格(基本情報技術者試験)を取得したり、ゲーム開発にチャレンジしてみたり。
とにかくSESの客先で恥をかかないように毎日のようにITスキルを勉強していました。
勉強時間を表にまとめると下記のような感じです。
項目 | 勉強時間 |
---|---|
平日の勉強時間 | 1日1時間 |
土日の勉強時間 | トータル10時間 |
プライベートの合計勉強時間 | 1週間15時間程度 |
プライベートの勉強時間は上記の通り「1週間15時間」程度です。
土日に予定があったり、平日に残業が重なったりすると、勉強時間が減りますが、通常であれば約15時間勉強していました。
参考記事:エンジニア1年目を振り返り!勉強量とITレベルについて【辛かったです。】
勉強嫌いでしたが、SES先の社員に申し訳なかったので勉強しました。
今ではある程度プログラミングスキルが身に付きました。
一年間の勤務でSESを転職しようと決意した。
SES企業で働いてみて、一年間の勤務でSES企業からの転職しようと決意しました。1年間の勤務で転職を決意するくらい、SES企業での勤務は辛かったです。
SESで働くデメリットが大きく、
- 自社の上司と現場が違うので、なかなか評価されない。
- 案件がコロコロ変わり、強みになるスキルが身に付かない。
- 自分が体験したスキルとは異なる案件に配属される。
など今後のキャリア形成がかなり難しいと感じました。
また、未経験からいきなり1人客先常駐させられたり、自社で作業ができない孤独感があったりと、自社に対する帰属意識が薄れていたのが転職を決意した大きな理由です。
スキル面とメンタル面の両方で辛かったので転職を決意しました。
とりあえず、2年3年エンジニアとして実務経験を積み、そこから自社開発企業や社内SEへの転職を目指そうと今は奮闘しています。SESで働いていると強みになるスキルが身に付きませんし、何より精神衛生上あまりよろしくありませんから。
参考記事:【IT業界の闇】未経験から転職してもSES企業しかないという話
未経験から1年間SESエンジニアとして働いた感想
この章では「未経験から1年間SESエンジニアとして働いた感想」をお話をします。
未経験からSES企業に入社して1年。実際にIT業界の現場で働いてみて、辛かったことや楽しかったことなど色々ありました。1年間働いてみての感想をお話をしたいと思います。
- 実務経験1年で市場価値が500万円以上になって良かった
- 正直未経験からのSESは難しい
- 一年間働いて転職したくなった
1年間SES企業で客先常駐やエンジニア派遣を経験して感じたことを紹介します。
参考記事:【登録必須】SESエンジニアにおすすめの転職エージェント3選。これだけでOK。
SESの現場で1年間働いてみての感想をお話ししていきます。
結論、「社内SEや自社開発企業に転職したくなった」です(笑)
実務経験1年で市場価値が500万円以上になって良かった
未経験からSES企業に転職して1年間勤務してみて、自分がどの程度の市場価値になったのか?
と考え、適性年収をチェックできるサイト「ミイダス 」や「転職ドラフト 」で市場価値をチェックしてみました。
実務経験1年で
ミイダス:691万円
転職ドラフト:565万円
という市場価値がでました。
1年間のSES勤務で市場価値が100万円以上アップしたので、小躍りしたくなるくらい嬉しかったです。
ネットでは「SESで人生台無し」みたいな書き込みをよく見るのですが、人生台無しは言い過ぎなのではないかな?と感じました。案件待機さえなければしっかり実務経験は積めるので。
上記画像はSES勤務の筆者が年収診断したもの。
皆さんも一度自分の市場価値を調べてみてはいかがでしょうか?
※結果次第では転職もありですね。
正直未経験からのSESは難しい
1年間SES企業で勤務してみて、未経験からのSES企業への転職は難しいと感じました。
筆者は1年間SESエンジニアとして勤務を続けられましたが、同期の何人かはSES企業を辞めてしまいました。
SESを辞めていった同期や先輩たちは
現場を転々とするから強みになるスキルが身に付かない。
客先社員とのコミュニケーションが難しい。
SESで人生台無しになった。
と嘆いていました。
SES企業は辞めていく人や転職する人が多いので、未経験からSES企業で働くのは難しいと感じました。
参考記事:【人生台無し】SESエンジニアになって人生終了しかけた話【使い捨て要因】
一年間働いて転職したくなった
一年間SES企業でエンジニアとして働いて、正直転職したくなりました。
SESでの経験はしんどいことや辛いことしかなかったです。
- 客先常駐で客先の現場で肩身が狭い
- 3ヶ月くらいのスパンで現場が変わり、その度に人間関係を構築しなければならない。
- 未経験には難しい業務ばかり割り振られた。
- 会社への帰属意識が薄れた
特に現場がコロコロ変わることのストレスが半端なかったです。
1年間働いたうちの半年以上はSES辞めたいと感じていました。1年間働いたので、社内SEや自社開発企業などに転職できないか模索している所です。SESは客先現場をコロコロするので、人見知りの自分には合っていないと感じたので。
まとめ:【転職したい】未経験からのSESエンジニア1年目を振り返る。
以上で「SESエンジニア1年目を振り返り」の解説を終了します。
以下、この記事のまとめです。
筆者が未経験からSESエンジニアに転職するまでの流れは以下の通り。
- 大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
- 20社くらい面接を受けて3社から内定
- SES企業しか受からなかった
- 転職先は従業員数百人の中規模SES企業
未経験からのエンジニア転職を目指す方は参考にしてください。筆者が使用していた転職サイトはエンジニア転職で有名な「ユニゾンキャリア 」「ENたま転職 」「マイナビ」などを記憶しています。
SESエンジニア1年目の現場での体験談
- 1カ月間、動画教材で研修を受けた。
- 最初の現場がいきなり1人客先常駐の現場だった
- 苦労ばかりだった。業務が辛かった。
- 毎日のようにITスキルの勉強していた。
- 一年間の勤務でSESを転職しようと決意した。
1年目の初っ端の案件で1人客先常駐だったのはマジでしんどかったです。1年間の勤務でSESからの転職を決意するくらいに、SESは辛かったです。
☑1年間SESエンジニアとして働いた感想
- 実務経験1年で市場価値が500万円以上になって良かった
- 正直未経験からのSESは難しい
- 一年間働いて転職したくなった
1年間SES企業で辛い業務を続けた結果、市場価値を調査すると500万円以上と診断されました。未経験からのSES企業はかなりハードで辛かったですが、SESで働いて良かったと感じました。
ただ1年間SESで働いてみて、正直転職したくなったことも事実です。もっとITスキルを高めて社内SEや自社開発企業に転職したいと感じました。
「実務経験1年のエンジニアの市場価値」
「未経験からエンジニアになる厳しい現実」
などもご紹介しています。
「実務経験1年のエンジニアの市場価値」という話。
参考記事:実務経験1年のエンジニアの市場価値は500万円以上。【転職はできる?】
「未経験からエンジニアになる厳しい現実」とは?