【実体験】SESあるある13選【客先常駐はやばい】
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この記事では客先常駐エンジニア(SES)あるある13選ご紹介します。
この記事の筆者は客先常駐型のSE(つまりSES)のエンジニア。
常駐先からクレームを受け案件から退場したり。
SESの長期案件で半年長野県に常駐したり。
客先で仕事を振られず暇つぶしに興じたり。
SESの酸いも甘いも味わっています。
そんなSES勤務の筆者がSESあるあるを厳選して13個ご紹介します。
SESで勤務経験のあるエンジニアの筆者が自身の経験をもとに解説。
共感できる箇所があれば嬉しいです。
関連記事として筆者実体験の「客先常駐が楽しいと感じる人の3つの特徴」も解説しているので、興味ある方はどうぞ。
参考記事:【存在しない】客先常駐で楽しいと感じる人の特徴3選【向いている人はいる?】
客先常駐エンジニア(SES)あるある13選
この章からSESあるあるを13選ご紹介します。
上記13個について詳しく解説します。
※リンクを押下すると対象の項目にスキップします。
参考記事:【実体験】客先常駐(SES)やめとけ。と心の底から伝えたい理由【なぜ?】
SES企業で辛かった日々の体験談も紹介しています。
合わせてご確認ください。
①1人客先常駐でメンタル崩壊する
1つ目のSESあるあるは「1人客先常駐を命じられメンタルが崩壊する」です。
SES企業に入社すると数か月~1年置きに様々な案件に携わることになります。その中で1人で客先常駐をする案件にブチ込まれることがあります。
実際に筆者はSES企業に中途社員で入社し、一発目の案件で1人客先常駐の案件に携わることになりました。1人での客先常駐は頼れる社員がいなく、とても辛くしんどかったです。
IT初心者で分からないことが多いけど、気まずくて客先社員に聞けない。
客先で肩身が狭く、メンタルが崩壊しかける。
客先の社員に「無能」「使えない」と暴言を吐かれる。
などの辛い経験がありました。
数名で客先に常駐するのはまだいいですが、1人で客先常駐させるSES企業があるので、「SES企業ヤバい」と働いていてい感じます。
参考記事:【頭おかしい】1人客先常駐が辛かったという体験談。対処法を紹介【SESの闇】
実際に筆者は就職一発目の案件で1人客先常駐を命じられました。
客先で肩身が狭く本当に辛かったです。
②何度も何度も社内SEへの転職を試みる。
SESあるある2つ目は「何度も何度も社内SEへの転職を試みる。」です。
客先常駐型のSESの方なら一度は「社内SEへの転職」を考えたことがあるのではないでしょうか?
客先で一人で働きたくない。肩身が狭い。
SESから脱却して社内でのんびり働きたい。
現場がコロコロ変わるので、孤独感が強くなり、SESエンジニアは一度は必ずこう思います。
SES勤務の筆者もこのように考え、「社内SE転職ナビ 」や「クラウドリンク 」などの社内SE専門の求人サイトに登録しましたりもしました。今では社内SEになれていますが、当時はSESから早く脱出したいと常に考えていました。
SESで仕事をしていると社内エンジニアにとても憧れます。
社内SE専門のサイトもあるので、下記から確認してみてください。
客先常駐(SES)のないIT企業の見分け方を詳しく解説しています。転職でSESを避けたい方は参考にしてください。
参考記事:客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
SES企業から脱出したいエンジニアは、社内SE・自社開発特化の求人サイトを利用しましょう。
③自社の上司が自分の仕事内容を知らない。
3つ目のSESあるあるは「会社の上司が自分の仕事内容を知らない。」です。
嘘だろ!?と思われますが、これはマジです。
筆者の上司は私の仕事内容はおろか常駐先さえ知りませんでした。
半期(6カ月)ごとに上司と昇給面談があるのですが、その際に自社の直属の上司が筆者の業務を把握していないことが分かりました。筆者がどこの現場にいて、どこで働いていて、どんな業務内容なのかを把握してませんでした。
流石にこの時ばかりは本気で「SESを辞めたい」と思いました。
面談で上司が自分の作業内容を知らない時は辛かったです。
④こっそり市場価値を診断⇒転職の決意が固まる
SESあるある4つ目は「こっそり市場価値を診断⇒転職の決意が固まる」です。
SESエンジニアは給料が低いことが多いので、一度は自分の市場価値を診断します。
年収が低いのは職場のせいではないか?
他の会社に転職すればもっと評価してくれるんじゃないか?
と考え、適性年収をチェックできるサイト「ミイダス 」や「転職ドラフト 」で適正年収を確認します。
SES勤務の筆者も実際に適正年収をチェックしていました。そして今の給料より、診断した年収の方が高いことを知り、少し小躍り。
「あれひょっとして転職したら年収アップできるんじゃ!?」と開眼し転職しました。※筆者の周りにも数名います。
上記画像はSES勤務の筆者が年収診断したもの。
皆さんも一度自分の適性年収を調べてみてはいかがでしょうか?
※結果次第では転職もありですね。
⑤暇つぶしのプロになる。
SESあるある5つ目は「暇つぶしのプロになる」です。
SESや客先常駐でよくあるのが「案件待機」や「客先での指示待ち」。こういう時にはやることがなく手持無沙汰になり、暇になります。
案件待機でやることが無くて暇だなー。
常駐先で仕事が振られず暇だ…
ということがSESエンジニアは多いです。
SESのエンジニアは暇になることが多いので、暇つぶしのプロになります。一人で待機や他プロジェクトの進行待ちなど日常茶飯事なので。
かく言う筆者も暇つぶしのプロなので、自分オリジナルの暇つぶし方法をたくさん持っています。興味のある方は一度試してみてください。
参考記事:【バレない】社内でできるエンジニア向け暇つぶし方法6選【仕事中OK】
下記は筆者が実践している社内でできる暇つぶし。
社内でやってもばれないのでおすすめです。
⑥仕事の評価が客先次第なので給料が低くなりがち。
6つ目のSESあるあるは「仕事の評価が客先次第なので給料が低くなりがち。」です。
基本的に仕事の評価は「職場の直属の上司」がすると思います。しかし客先常駐のSESの場合、職場の上司がお客様になるので、他社の社員が評価します。
そのためお客様が自分のことを評価しないと給料が上がりにくいです。
基本的にお客様はSESのことを下に見ており、評価を低くつけがちです。
そのため自動的に自社での評価も低くなり、社内SEに比べて給料は低くなりがちです。
参考記事:【年収公開】客先常駐は年収が上がらないは本当。SESの給料の上げ方を解説
評価者が他企業なので、正当に評価してもらえないことが多いです。
そのため給料が低くなりがち。
⑥こっそり転職エージェントに相談する。
6つ目のSESあるあるは「こっそり転職エージェントに相談する。」です。
筆者の周りのSES社員も会社に内緒で転職エージェントに相談していました。
SESの先輩に話を聞くと
ずっと客先で働くのがしんどい。
職場を転々としていて強みになるスキルがない。
と、転職エージェントに相談していたそうです。
かく言う筆者もSES時代に働きながら、こっそり転職エージェントに相談していました。
働きながらこっそり転職活動をする。
SESエンジニアのあるあるですね。
参考記事:SESエンジニアにおすすめの転職エージェント3選。これだけでOK。【登録する時の注意点】
SES時代の先輩もみんなエージェントに相談して転職していました。
職場を転々とするとスキルが身に付きませんからね。
⑦みなし残業が多い。(毎月固定の残業代)
7つ目のSESあるあるは「みなし残業が多い。」です。
みなし残業は、最初から一定レベルの残業代を含めた給与を支給する制度です。
案件によって就業時間や残業時間が大きく異なるSES業界で、「残業代を固定する」ために採用されています。
このみなし残業があるため、残業代を固定化でき、エンジニアを様々な案件に残業の制約をあまり気にせず案件を提案できるようになります。
みなし残業のせいで、残業代が多い案件でもエンジニアを派遣できるようになる。のが割と諸悪の権化感があります。
関連して下記の記事で「SES,客先常駐の特徴」を解説しています。
参考記事:客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
⑧コミュニケーション能力が無いと詰む
8つ目のSESあるあるは「コミュニケーション能力が無いと詰む」です。
SESは1年2年、早ければ3か月周期で案件の現場を転々とします。職場が変わる周期が早いため、新しい職場で直ぐに馴染めるコミュニケーション能力が必須です。
コミュ力が低い方だと、新しい職場で馴染めず、「誰とも飲み会をしない」「誰にも相談できない」と孤独になっていきます。
孤独な状態が続くと誰にもシステムの仕様を聞けなかったり、エラーが永遠に解決できなかったりと詰みます。最終的にはSES辞めたいとなり、最悪の場合うつ病になってしまいます。
参考記事:SES(客先常駐)はうつ病になりやすい?対処法とは?【メンタル不調の原因】
SESはシステム開発できる技術力は勿論、
高いコミュニケーション能力も必須です。
⑨他社員がヤバい案件に配属されると噂になる。
9つ目のSESあるあるは「他社員がヤバい案件に配属されると噂になる。」です。
筆者の働く会社では、他の社員が炎上中のやばい案件に入場したり、新人が残業の多いブラックの現場に入るとちょっとした噂になります。
飲み会や上長との面談で、
「あいつやばい案件に入場したよ。」
「同期社員がド田舎に出向になった…」
「クビにするためにやばい案件に配属されたのでは?」
「配属ガチャ失敗」
と飲み会のツマミになります。
この話の一番ヤバいところが、上司がヤバい案件と知りながら社員を現場に入場させることですね。
⑩九州や東北などの田舎の長期案件が来てビビる。(先輩が佐賀)
10個目のSESあるあるは「九州や東北などの田舎の長期案件の話が来てビビる。」です。
案件待機中に、上司に呼び出されて
君、田舎は好きかな?
と切り出されることがあります。
この話始めは確実に田舎の案件を提案されるので注意してください。筆者はこの切り出しの後に、長野の案件を提案されました。※東京の会社で働いています。
先輩社員の中には佐賀県に常駐したり、宮城県に常駐したり、田舎に常駐した先輩社員もいました。
SESはたまにとんでもない田舎を提案されるのがあるあるです。
筆者は長野に客先常駐したことがあります。
毎週月曜日に新幹線で長野に行き、金曜日に新幹線で帰る日々を過ごしていました。
⑪一度フリーランスエンジニアへの転身を考える
11個目のSESあるあるは「一度フリーランスエンジニアへの転身を考える」です。
正直フリーランスとSESエンジニアはやっていることが変わりません。
- 同僚や自社の社員がいない肩身の狭い職場で仕事する。
- 職場を転々とする。
- 派遣や請負が多く仕事が基本的に言いなり。
などSESとフリーランスの仕事内容や境遇は似ています。
にも関わらず、SES社員は自由に仕事が選べなかったり、給料が低かったり、会社のしがらみがあったり。デメリットが多いです。
SESとフリーランスはやっていることが変わらないのに、SESの方がデメリットが多い。
そう考え「フリーランスの方が良いよな。」と感じSESエンジニアは「一度フリーランスエンジニアへの転身」を考えます
下記記事でSESとフリーランス。どちらがおすすめなのかを解説しています。
参考記事:SES社員とフリーランスどっちがおすすめ?【年収など違いを解説】
一人で客先常駐するのと、フリーランスエンジニアは何も変わりません。
ですがフリーランスの方が年収が高いし、自由な仕事をできる。
不公平ですよね。
⑫SESの現場が合わずすぐ辞める
12個目のSESあるあるは「SESの現場が合わずすぐ辞める」です。
SESは新卒の退職率が高いことで有名です。
筆者が働いていた会社でも、新卒の子が6月に配属になり歓迎会をした後、12月忘年会時点で既に退職していた。
というのが毎年のようにありました。
その理由でよく聞くのが「SESの現場が合わず辞める」という理由。
やはり、SESでお客様の所で働く中で、肩身が狭く、誰も知りあいがいない環境だから、合わないと孤独感が募り退職してしまいます。
選ぶ出向、派遣先が選べず、合わない案件に入場する。
離職率が高いのは当然だと思います。
SESや客先常駐を辞めたい方向けにバックレる方法を解説しています。興味がある方はどうぞ。
参考記事:客先常駐(SES)をすぐ辞めるのは可能?辞める時のコツや注意点を解説!
⑬3年ルールがあり同じ職場に3年以上居られない。
13個目のSESあるあるは「3年ルールがあり同じ職場に3年以上居られない」です。
3年ルールとは「同じ事業所で3年超えて働くことが基本的にできない」と厚生労働省が定めた規則のこと。派遣労働者を派遣先かあら守るためにこのルールは作られました。
この3年ルールがあるため、SESエンジニアは同じ事業所に3年より長く働くことができません。
3年働いてようやく仕事に慣れてきたのにまた現場移動か…
職場の人たちと仲良くなったのに、現場退場か…
と3年かけて慣れ親しんだ現場を、止む無く退場することになってしまいます。
SESから脱出するために実践したこと
元SESエンジニアの筆者がSESから脱出するために実践したことをご紹介します。
- ブログで情報発信をする。アウトプットを増やす。
- IT系資格の勉強を始める
- 転職エージェントに相談し将来について考える
底辺の客先常駐から脱出するためにやったことを解説します。
参考記事:【底辺から勝ち組へ】客先常駐から社内SEに転職する方法を解説!【スキル次第で簡単】
無能客先常駐エンジニアから脱却するために、
やって良かったことをご紹介。
ブログで情報発信をする。アウトプットを増やす。
筆者はSESから脱出するためにブログを始めました。
ブログで自分が学んだIT技術をアウトプットでき、知識の定着図れます。
文章力も身に付きビジネススキルが高まります。
また、知らないエンジニアからコメントが来て、感謝のコメントや知識の共有が得られ、コミュニティが広がりました。
他企業の方からコメントも頂き、転職の役にも立ちました。
情報発信をすることでその知識が企業の方の目に留まると、そのままヘッドハンティング。
ということもあるのでブログはおすすめです。
ブログは10分で始められるので、興味のある方は気軽に始めてみましょう。
⇒ブログの始め方を紹介しているサイト
3日坊主の筆者が続けられたので大丈夫。
IT系資格の勉強を始める
無能エンジニアの筆者は現状を打破するために「IT資格の勉強」を始めました。
仕事場では無能ですが、しっかりとスキルを身に着ければ転職で有利になるし、もっとプログラムを理解できると思ったからです。
まだまだ結果は出ていませんが、IT資格やプログラミング系資格の習得を目指しています。
3日坊主の筆者が試した続けられた資格勉強サイトを下記に示します。
興味のある方は無料登録してみてください。
転職エージェントに相談し将来について考える
最近は自分に危機感を抱かせるために転職エージェントに応募し、日々IT業界の転職を相談しています。
何よりも自分の能力を客観視でき、IT業界に詳しくなれるのでモチベーション高く相談できています。
IT業界に詳しくなれば、エンジニアとして無能な自分でも有能になれる職種があるのではなないかと希望が湧いてきます。
皆さんも興味があれば、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?無料で相談に乗ってくれ、きっとあなたのモチベーションアップに繋がりますから。
・社内SE転職ナビ
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客先常駐SESあるあるまとめ
客先常駐(SES)エンジニアあるある13選は以上です。
下記今回紹介したまとめになります。
- 現場入場から現場退場まで誰とも仲良くならない。
- 何度も何度も社内SEへの転職を試みる。
- 会社の上司が自分の仕事内容を知らない。
- 「週一くらいで」自分の市場価値を診断する。
- 暇つぶしのプロになる。
- 仕事の評価が客先次第なので給料が低くなりがち。
- みなし残業が多い。(毎月固定の残業代)
- コミュニケーション能力が無いと詰む
- 他社員がヤバい案件に配属されると噂になる。
- 九州や東北などの田舎の長期案件が来てビビる。(先輩が佐賀)
- 一度フリーランスエンジニアになることを検討する。
- 常駐先の現場が合わずすぐ辞める
- 3年ルールがあり同じ職場に3年以上居られない。
SES企業に入社してから体験した客先常駐の辛い所や悲しいこと、楽しかったことなどを厳選しました。
客先常駐をしているエンジニアの心に刺さればと思います。
以上です。ご閲覧ありがとうございました。
下記に無能エンジニアの筆者実体験の
「無能エンジニアあるある12選」を掲載しています。
筆者実体験の「無能エンジニアあるある12選」。
興味がある方は是非ご覧ください。