【存在しない】客先常駐で楽しいと感じる人の特徴3選【体験談から解説】
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この記事では「客先常駐で楽しいと感じる人の特徴3選」を解説します。
現在IT業界に興味を持っている方や客先常駐エンジニアを目指している方の中に
客先常駐を楽しいと感じる人の特徴を知りたい。
客先常駐はやめとけって聞くけど本当?
客先常駐のやばい実態を知りたい。
と客先常駐に興味を持っている方も多いはず。
この記事ではそんな方に向けて、客先常駐で楽しいと感じる人の特徴と実際に筆者が客先常駐をやってみた感想を紹介します。
今回紹介する内容はこちら。
上記項目を見て、客先常駐を楽しいと感じる人の特徴を知り、客先常駐エンジニアになるかどうか検討してください。
客先常駐をしている中堅エンジニアが自身の経験を基に解説。
客先常駐の辛さや楽しさをご紹介します。
是非最後までご覧ください。
客先常駐エンジニアを回避したい方は、社内SE・自社開発特化の転職サイトを利用してください。SES企業の求人が排除されているため、確実に客先常駐を回避できおすすめです。
客先常駐楽しいと感じるエンジニアの3つの特徴
この章では「客先常駐楽しいと感じる人の3つの特徴」を解説します。
筆者はSES企業で勤めており、多くの客先常駐に参画しました。客先常駐をした実体験から、客先常駐を楽しいと感じられる人の特徴を紹介します。
筆者は客先常駐を経験してかなり辛かったですが、中には客先常駐を楽しんでいる同僚もいました。その同僚の性格や筆者の経験を踏まえて、特徴を紹介します。
- 幅広いIT技術を体験してみたい人
- コミュニケーション能力の高い人、会話が好きな人
- 案件ガチャに当たり続ける運のいい人
客先常駐が楽しいと感じる人は上記の通り。詳細を次項から詳しく解説するので、自分に当てはまっているかどうか確認してみて下さい。
参考記事:【実体験】「客先常駐(SES)やめとけ」と心の底から伝えたい理由【なぜ?】
客先常駐をした経験から「SESやめとけ」という記事も書いています。ご参考にどうぞ。
幅広いIT技術を体験してみたい人
幅広いIT技術を体験してみたい人は、客先常駐が楽しいと感じるでしょう。
客先常駐の魅力は何と言っても、幅広いIT技術に触れられること。数ヶ月~1年おきに案件が変わり、その度に扱うITスキルも変わるため、様々なITスキルを経験できます。
Python人口知能開発案件(半年)⇒Javaシステム開発案件(4ヶ月)⇒C#データ分析システム開発案件(半年)
などのように、現場が変わる度に扱うプログラミング言語や開発内容が変わります。そのため幅広いIT技術を仕事で扱うことができます。
幅広いIT技術を学べるため、飽き性な人や好奇心旺盛な人は客先常駐が楽しいと感じるでしょう。
IT未経験の人やスキルの乏しいエンジニアは、多くのIT技術を学べ経験値が貯まるので、客先常駐がおすすめです。
コミュニケーション能力の高い人、会話が好きな人
コミュニケーション能力が高い人や会話が好きな人は、客先常駐が楽しいと感じるでしょう。
客先常駐エンジニアは数ヶ月~1年おきに常駐先が変わります。客先の現場が変わる度に「初めまして⇒ありがとうございました⇒初めまして」と人間関係の構築をしなければなりません。
人間関係が毎年のように変わるため、コミュニケーション能力が高い人でないと客先常駐は難しいです。
逆に、コミュニケーションが好きな人や人脈を作っていきたい人、新しい交流を求める傾向にある人は客先常駐が楽しいと感じるはず。実際、客先常駐で生き残っているエンジニアはコミュニケーション能力が異次元に高い人が多いです。
コミュ力が高く、たくさんの人と関わりたい人は、客先常駐を楽しいと感じるでしょう。
案件ガチャに当たり続ける運のいい人
案件ガチャに当たり続ける運のいい人も、客先常駐を楽しいと感じられるでしょう。
客先常駐エンジニアになると、数ヶ月~1年おきに現場が変わります。
新宿区の現場に行ったり、田町の案件に参画したり、渋谷のIT企業に常駐したり。
と職場が転々とします。
この職場が変わる度に「良い職場に常駐できるかどうかの運試し」、つまり案件ガチャが発生します。
案件ガチャで質の良い現場を当て続けられれば、楽しく働くことができるため、客先常駐楽しいと感じられるでしょう。逆に運が悪いと、劣悪な職場に常駐することになるので、客先常駐は楽しくないです。
客先常駐エンジニアは生涯、20個以上の案件に携わることになりますが、その全ての案件ガチャに成功しなければなりません。かなり運が良いエンジニアでなければ、客先常駐を楽しいと感じられないでしょう。
筆者は「客先常駐楽しい」と感じられなかった
この章では「筆者が客先常駐エンジニアを体験して、楽しいと感じなかった話」をします。
筆者は未経験からIT業界に入り、入社したのが客先常駐をしているSES企業でした。そこから案件を多く経験しましたが、その全てが客先常駐。
実際に客先常駐エンジニアとして働いてみて、楽しくないと感じたので、その理由を体験談付きで解説したいと思います。
- 客先社員に気を遣う日々に疲れた
- ついていけないと契約解除される恐怖
- 客先社員に底辺エンジニア扱いされた
- 案件が変わる度に扱うスキルも変わり、常に勉強しなければならない
「客先常駐楽しい」と感じられなかった理由は1万個くらいありますが、その中でも特に楽しくなかった経験をご紹介します。
参考記事:【やばい】一人客先常駐が辛かったという体験談。対処法を紹介【SESの闇】
「一人客先常駐の体験談」もご紹介しています。
ご参考にどうぞ。
客先社員に気を遣う日々に疲れた
客先社員に気を遣う日々に疲れたことが、客先常駐が楽しいと感じられなかった理由です。
客先企業で働くと自分の会社の社員が少ないため、日々コミュニケーションで気を遣わなければなりません。
☑客先常駐先のコミュニケーションで気を遣う
- 客先で自分の会社の名前は言ってはいけない。名刺もダメ。
- スキル不足を客先社員に悟らせてはいけない。契約解除される可能性があるから。
- 誰がプロパー社員か分からず、常に敬語で会話する。
- 信頼できる人がおらず、心が休まる場所が無い。
など人間関係の部分で、かなり気を遣わなければなりませんでした。
客先社員に対する過剰な気遣いに追われ、毎日会話するだけで疲れ、コミュニケーションがストレスでした。
周りが知らない人だらけ、という客先常駐の環境が楽しいと感じられませんでした。
客先でついていけないと契約解除される恐怖
客先でついていけないと契約解除される恐怖が付き纏い、客先常駐を楽しいと感じられませんでした。
常駐先の客先社員に「こいつ使えないな」と思われると、契約解除やプロジェクトの途中退場を命じられる場合があります。
そのため
- 休日返上で勉強して客先の仕事に何とか食らいついた。
- 客先社員の評価が下がらないように、ついていけなくてもサービス残業で乗り切った。
- 客先で嫌われないように、ITスキルが高いフリをした。
と客先に契約解除されないために、日々必死に努力していました。
契約解除やプロジェクト途中退場のリスクがあり、客先常駐エンジニアは常に恐怖を抱きます。筆者もこの恐怖が頭を離れず、楽しいと感じられませんでした。
客先社員と自社の社員の両方から評価されるので、恐怖が倍増し、客先常駐を辞める人が多いです。
参考記事:【仕事できない】SESの現場でついていけない時の対処法とは?【スキル不足】
客先社員に底辺エンジニア扱いされた
客先社員に底辺・無能扱いされたことも、客先常駐が楽しいと感じられなかった理由です。
一度大手IT企業の客先常駐に参画した際に「底辺エンジニア扱い」され、とても辛かったです。
客先常駐の社員って底辺職だよね。
何で客先常駐してるんだろう。
惨めにならないのかな?
と遠くの方で悪口を言っているのを耳にしました。
日本のIT業界は客先常駐や派遣のおかげで成り立っているのに、客先社員を底辺扱いしてくる現状。凄く惨めな気持ちになり、楽しくなかったです。
客先常駐だと基本的にアウェー。
客先社員から冷たい対応をされたり、他人行儀に接せられたり、心無い言葉を投げられたり。
酷い扱いを受けることもあります。
畢竟、楽しくないと感じる人も多いでしょう。
案件が変わる度に扱うスキルも変わり、常に勉強しなければならない
案件が変わる度に扱うスキルも変わり、常に勉強しなければならないので、楽しいと感じられなかったです。
筆者はSES企業に入って、客先常駐の案件をたくさん体験しましたが、現場ごとに扱うITスキルが変わりました。
☑筆者の客先常駐の案件推移
- 6ヶ月 C# 工場のデータ分析システムmの開発
- 4ヶ月 Java 流通業向けシステムのインボイス制度対応
- 4ヶ月 Python ECサイト向け在庫管理システムの開発
このように扱うプログラミング言語やソフトウェアが変わるため、毎日のように勉強し続けなければなりませんでした。
業務で扱うIT技術が変わり、日々勉強する日々に疲れ、楽しくなかったです。
客先常駐では案件がコロコロ変わるため、強みになるスキルが身につきにくく、転職でも不利になりやすいです。「客先常駐やめとけ」と言われている理由が、実際に働いてみて何となく分かりました。
客先常駐が楽しくないと感じたら脱出してもいい
この章では「楽しくないと感じたら脱出してもいい」を解説します。
客先常駐が楽しい人もいれば、客先常駐が楽しくない人もいます。もしあなたが客先常駐楽しくないと感じたら、脱出を検討しても良いでしょう。
ここでは「客先常駐辞めたい」「客先常駐はやりたくない」と感じている人に向けて、客先常駐を脱出する方法をご紹介します。
- エンジニアをした経験から自社開発企業へ転職できる
- 客先常駐ばかりしていると将来転職で不利になる
- 楽しくない状態で働き続けると精神不調になる
客先常駐が楽しくないと感じたら、脱出を検討してみてください。
参考記事:優良なホワイトIT企業の見分け方|選び方とは?【ブラック企業の特徴を解説】
ホワイトSES企業の見分け方を解説しています。
ご参考にどうぞ。
エンジニアをした経験から自社開発企業へ転職できる
客先常駐が楽しくないと感じている人は、客先常駐を辞めて自社開発企業に転職がおすすめです。
客先常駐は案件ガチャによって、やばい現場に配属されたり、運悪くパワハラ現場に配属されたり。常駐先によって辛い状況に陥りやすいです。そのような客先常駐の働き方が嫌なのであれば、自社開発企業の転職を検討しては如何でしょうか?
自社開発であれば客先常駐がなく、自社でのんびり開発できますし、客先社員に気を遣う必要もありません。
IT業界は人手不足なので、客先常駐でのエンジニア経験があれば、自社開発企業への転職も容易でしょう。
自社開発企業に転職したい方は、自社開発・社内SE特化の転職サイトを利用してください。SES企業の求人が排除されているので、確実に自社開発企業に転職できるので。
自社開発・社内SE特化の転職サイトは、下記のようなものがあります。興味があれば公式サイトをチェックしてみて下さい。
客先常駐ばかりしていると将来転職で不利になる
客先常駐ばかりしていると将来転職で不利になるため、楽しいと感じられないのであれば、早い内に転職を検討しましょう。
客先常駐ばかりしているエンジニアは、転職で不利になりやすいです。
- 現場が半年から1年おきに変わり、強みになるスキルが身につきにくい。
- 客先常駐の案件は2次請け3次請けが多く、下流工程の業務が多い。
- PM(プロジェクトマネージャー)やPLの案件が少なく、マネジメント経験が積みにくい。
などの理由があり、客先常駐エンジニアが転職できないです。
客先常駐ばかりしていると現場がコロコロ変わるため、強みになるスキルが付きにくく、PMやPLなどの上流工程の経験も積みにくいです。ITエンジニアとして成長しにくいので、「楽しくない」「スキルも高められない」という状況であれば、転職を考えても良いでしょう。
楽しくない状態で働き続けると精神不調になる
客先常駐が楽しくない、辛いという状態で働き続けると精神不調になってしまうので注意してください。
実際にSES企業で勤める筆者の周りでも、客先常駐のストレスで精神不調に陥る人が沢山いました。
☑客先常駐が精神不調になりやすい理由
- 職場を転々とするため、同僚と密にコミュニケーションを取りにくく、悩みを抱えやすい。
- 常駐先が変わる度に環境の変化に体がストレスを感じる。
- 客先常駐エンジニアは立場上弱く、パワハラや嫌がらせを受けやすい。
客先常駐は信頼できる関係を築きにくく悩みを打ち明けにくいので、ストレスが溜まりメンタル不調に陥りやすいです。
客先常駐を楽しいと感じられない人は、無理をして働き続けるとメンタルを崩すので脱出しても良いと思います。
客先常駐とうつ病に関する記事を書いているので、興味ある方はご確認ください。
参考記事:SES(客先常駐)はうつ病になりやすい?対処法とは?【メンタル不調の原因】
客先常駐が楽しいのは案件ガチャに成功したときだけ
最後に「客先常駐が楽しいのは案件ガチャに成功したときだけ」というお話しをします。
客先常駐エンジニアが楽しいかどうかは案件ガチャ次第です。その理由について解説したいと思います。
- 現場変更になる度に案件ガチャのお祈りプレイイング
- 客先常駐で楽しいのは案件ガチャに当たり続けるエンジニアだけ
- SES企業に優良企業など存在しない、案件ガチャ次第だから
客先常駐を生業にしているSES企業に転職しようとしている人は、是非参考してください。
現場変更になる度に案件ガチャのお祈りプレイイング
客先常駐エンジニアになると、現場変更の度に案件ガチャのお祈りになります。
実際にSES企業で客先常駐エンジニアとして働いていた筆者は
案件変更だ。
残業のない現場だといいな。
客先の上司がパワハラしなければいいけど…。
ヤバい案件に配属されませんように。
と良い現場に配属されるようにお祈りしていました。
「ホワイトな職場でありますように。」と。
客先によって楽しいか楽しくないかが決まるので、客先常駐エンジニアになる人は注意してください。というかそもそも案件変更の度にストレスなので、客先常駐は楽しくないです。
客先常駐で楽しいのは案件ガチャに当たり続けるエンジニアだけ
客先常駐で楽しいのは案件ガチャに当たり続けるエンジニアだけです。
つまり客先常駐で楽しい人はほとんどいないということ。
客先常駐は現場が変わる度に、案件ガチャが発生します。悪質な現場に入ると
- 客さの社員に馬鹿にされたり、底辺・無能扱いされる
- 在宅勤務できない現場で毎日出社しなければならない。
- 客先の上司にパワハラやセクハラされる。
案件ガチャに失敗すると辛い思いをして働くことになります。
優良な、ホワイトな現場に常駐し続けられれば良いですが、そんなことはまず起こりません。
必ずどこかの時点で外れのブラックな客先に入ることになります。そうすれば客先常駐が楽しいと感じられないでしょう。
SES企業に優良企業など存在しない
世の中には客先常駐をさせるSES企業がたくさん存在しますが、SES企業に優良企業など存在しません。
SES企業に入社すると客先常駐するので、働く場所が客先になるからです。
働く場所が客先常駐先になるので、実際に在籍している企業が優良かどうかは関係が無いです。
そのためSES企業に優良企業など存在しないと覚えておいてください。仕事が楽しいかどうかは客先常駐次第。案件ガチャ次第です。
まとめ:客先常駐で楽しいと感じる人の特徴【向いている人とは?】
以上で「筆者が惨めな客先常駐エンジニアを辞めた理由」の体験談を終了します。
以下この記事のまとめです。
☑客先常駐楽しいと感じる人の3つの特徴
- 幅広いIT技術を体験してみたい人
- コミュニケーション能力の高い人、会話が好きな人
- 案件ガチャに当たり続ける運のいい人
客先常駐を楽しいと感じるのは、幅広いIT技術を体験したい人やコミュニケーション能力の高い人。好奇心が旺盛な人が客先常駐に向いていると思います。
☑筆者が「客先常駐楽しい」と感じられなかった理由
- 客先社員に気を遣う日々に疲れた
- ついていけないと契約解除される恐怖
- 客先社員に底辺エンジニア扱いされた
- 案件が変わる度に扱うスキルも変わり、常に勉強しなければならない
筆者はSES企業で勤めるエンジニアですが、「客先常駐楽しい」と感じられませんでした。常駐エンジニアは派遣やSES契約なので、立場上弱く、客先社員にかなり気を遣わなければならないからです。周りの社員に底辺・無能扱いされたり、ついていけず契約解除される恐怖に怯えたり。楽しくなかったです。
☑客先常駐で楽しくないと感じたら脱出してもいい
- エンジニアをした経験から自社開発企業へ転職できる
- 客先常駐ばかりしていると将来転職で不利になる
- 楽しくない状態で働き続けると精神不調になる
客先常駐で楽しくないと感じたら脱出してもいい、と感じました。
客先常駐ばかりしていると将来転職で不利になりやすく、楽しくない状態で働き続けると精神不調になるからです。客先常駐エンジニアで何年か働けば、自社開発企業への転職を検討しましょう。自社開発企業は社内でのんびり仕事ができ、客先常駐の案件ガチャが無く、気楽に仕事ができますよ。
⇒客先常駐のない自社開発・社内SE特化の転職サイトはこちら。
☑客先常駐が楽しいのは案件ガチャに成功したときだけ
- 現場変更になる度に案件ガチャのお祈りプレイイング
- 客先常駐で楽しいのは案件ガチャに当たり続けるエンジニアだけ
- SES企業に優良企業など存在しない、案件ガチャ次第だから
客先常駐で楽しいのは案件ガチャに成功した時だけです。
客先常駐の実体験から
「SES(客先常駐)辞めとけ」
「IT業界は客先常駐しかない」
という記事も書いています。
ご参考にどうぞ。