転職エージェントはSESばかりです。【客先常駐のないIT企業に就職する方法】
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この記事ではエンジニア転職エージェントを利用している方向けに「転職エージェントはSESばかり」というお話をします。
転職エージェントを利用しエンジニア転職を目指している方の中に
転職エージェントが紹介してくるのはSESばかりだ。
SES企業に就職したくないけどIT企業がSES企業ばかり。。
と悩んでいる方がいるはず。
この記事ではそんな方に向けて、転職エージェントはSESばかりなので注意してくださいというお話しをします。
今回解説する内容はこちら。
上記項目を見て転職エージェントがSESばかりの理由を知り、SESを回避する方法を知りましょう。
現在、客先常駐で勤務しているエンジニアが自身の経験をもとに紹介。
なぜ転職エージェントがSES企業ばかりなのか解説します。
是非最後までご覧ください。
SES企業に転職したくない方は、社内SE・自社開発特化の求人サイトを利用しましょう。SES企業の求人が排除されているため、確実にSESを回避できおすすめです。
転職エージェントがSESばかり紹介する理由
この章では「転職エージェントがSESばかり紹介する理由」を解説します。
多くの転職エージェントがエンジニア未経験の転職者にSES企業を勧めてきます。それは何故なのかをここで解説します。
- そもそもIT企業のほとんどがSES企業
- 転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい。
- SES企業は逃げる人が多いから求人が多い。
転職エージェントがSESばかり紹介する理由は上記の通り。この理由について詳しく解説していきます。
参考記事:【簡単】SES企業の求人の見分け方6選!優良なホワイトSESを紹介
優良なホワイトSES企業の見分け方を紹介しています。
合わせてご確認ください。
そもそもIT企業のほとんどがSES企業
まず皆さんに知っておいて欲しいことは「客先常駐をしている企業の割合は、IT企業全体の9割を超えている」ということです。
上記の図は「働き方・休み方改善ポータルサイト」に掲載されているアンケート調査結果です。
この調査結果から読み取れるのは、IT企業の中で客先常駐をしている企業の割合が全体の9割ということ。
9割にも及ぶIT企業が客先常駐をしています。
このようにそもそもIT企業の9割がSESをしているので、転職エージェントが紹介する企業もSESばかりになるのは当然。転職エージェントがSESばかり紹介するのも無理はないです。
ほとんどのIT企業がSES事業を行っています。
逆に自社開発のみのIT企業を探す方が難しいです。
転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい
転職エージェントにSESばかりな理由2つ目は「転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい」からです。
転職エージェントは転職者を転職させるほどお金を稼げるビジネス。多くの転職志願者を転職させようとします。なるべく人気のないSES企業に転職させることで、多くのマージン(手数料)を企業からもらおうとします。
中には評判の悪い、人気のないSES企業を、良い企業のように見せかけて紹介してくる転職エージェントも存在します。不人気のSES企業に就職させると、ノルマを達成できるから。
このように仲介手数料とノルマの実態があるため、転職エージェントは人気のないSES企業ばかり紹介してくるのです。
参考記事:【IT業界の闇】未経験から転職してもSES企業しかないという話
逃げる人が多いからSES企業の求人が多い
SES企業は逃げる人が多く、常に人手不足なので多く求人を出しています。
そのため求人全体の中のSES企業の割合が増え、転職エージェントで紹介される求人にSES企業が紛れ込みやすいのです。
SES企業は社員を客先に常駐させて売り上げを得る人売りitです。
SES企業は社員(ソルジャー)が多ければ多いほど、売り上げが高くなります。そのためなるべく多くの社員を入社させようとします。
逃げる人が多い割に人手を求めているのがSES企業。
SES企業が常に求人を出しているため、転職エージェント側もSES企業を紹介せざるを終えないのです。
SES企業に転職したくない方は社内SE専門の転職サイトを利用するのがおすすめです。
興味ある方は下記の「社内SE転職ナビ」をチェックしてください。
\社内SE専門の転職サイト/
求人チェックだけでもOKです
SES、客先常駐のないIT企業に就職する方法
この章ではSES、客先常駐のない企業に就職する方法を紹介します。
9割のIT企業は客先常駐・SESを行っています。ただ漫然と転職活動をすると、SES企業に入社してしまいます。そうならないために、SES、客先常駐の無いIT企業に就職する方法を知っておきましょう。
SESや客先常駐のないIT企業に就職する方法は以下の2つです。
- 社内SE専門の転職サイトを利用する
- 客先常駐、SES企業の特徴を知る
この方法について詳しく解説します。
参考記事:SESからの脱却。確実にSESから脱出する方法とは?【SES以外に脱出】
SES企業から脱出する方法も解説しています。
合わせて確認すると、客先常駐企業をもっと回避できるはず。
社内SE特化の転職サイトを利用する
SES、客先常駐のないIT企業に就職する方法は、「社内SE・自社開発特化の転職サイトを利用すること」です。
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、SES企業の求人が排除されているので安心。そもそも求人の中にSESをしている企業が無いから確実に社内SEに転職できます。
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、SES企業が排除されています。
そのためSES企業に転職したくない人でも安心して社内SE、自社開発企業に就職できます。
客先常駐、SES企業の特徴を知る
客先常駐、SES企業の特徴を知っておけばSES企業を回避できます。
客先常駐のあるIT企業の特徴は以下の通り。
- 「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」は大体客先常駐
- みなし残業がついている
- 求人の勤務地があいまい
- 取引先が大手SIerばかり
- 従業員が多い癖にオフィスが狭い
- 自社製品・自社サービスがないIT企業
- 小さい割に大企業をたくさん載せてる会社を避ける
上記の客先常駐がある企業の特徴を知っておけば、事前にSES企業を回避できます。求人情報や会社の雰囲気などでSES企業か否か判断できるので、客先常駐がある企業の特徴をしっかり押さえておきましょう。
下記に詳しくSESのないIT企業の見分け方を解説しています。興味ある方はご覧ください。
参考記事:客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
SES企業に就職したくない方は、客先常駐のあるIT企業の見分け方を知りましょう。
そうすればSES企業を回避できるはずです。
SESは辞めた方がいい(実体験)
この章では現在SES社員をしている筆者の実体験から、「SESは辞めた方がいい」というお話をします。
現在エンジニアを目指しているIT業界志望の人に、現実を知っておいて欲しいので実体験のエピソードをご紹介します。
- 同期がみんな辞める。SESが続かない
- 「SES使えない」と見下される
- 人売りITだから社員は使い捨て
上記がSESは辞めておいた方が良い理由です。下記で詳しく解説します。
関連記事として筆者実体験の「SES企業で辛かった体験談」を紹介しているので興味ある方はご確認ください。
参考記事:【人生台無し】SESエンジニアになって人生終了しかけた話
同期がみんな辞める。SESが続かない
SES社員は退職率が多く、周りの社員がみんな辞めます。同期や後輩がSESで続かないので、信頼できる仲間ができにくいです。そのためSESは辞めておいた方がいいです。
新卒で入社し、ともに切磋琢磨した筆者の同期も半年で2割ほどいなくなりました。これは普通の新卒入社の退職率ではありえない数値です。辞めていった同期の多くが、「しんどかった」「辛かった」「辞めて良かった」と話していて、とても辛くなりました。
周りの社員が皆辞めていくので、頼れる先輩や同期、後輩ができにくいです。そのためSES企業には就職しない方が良いです。
筆者の同期の2割がSESを続けられず退職しました。
とても悲しかったです。
「SES使えない」と見下される
SES社員は「SESは使えない」と見下されがちなので注意しましょう。
筆者は今まで5社ほど客先常駐しましたが、2つの客先で「SESは使えない」と嫌味を言われました。
SQL知らないの?だからSESは嫌なんだよ。
言ったこともできないの?SESの人は使えないな。
と聞こえるか聞こえないかくらいの小声で愚痴られました。
SES社員を見下して、嫌味を言ってくる客先もあるので、皆さんには絶対にSES企業に転職して欲しくないです。
参考記事:【実体験】SESあるある13選【客先常駐はやばい】
人売りITだから社員は使い捨て
SESは社員を客先に出向や派遣をさせて、客先企業からお金をもらうビジネスです。いわゆる人売りITと呼ばれるもの。
SESは自社システムを開発しお金を稼いでいる訳ではなく、人を派遣させて稼ぐ商売です。
そのため常に派遣できる人材を求めています。
技術力が無くても派遣さえできれば売上が立つので、社員の技術力は関係なくとにかく量を重視します。そのため、取りあえず社員を入社させ、派遣。社員が逃げ出せば、また新しい社員を入れればいいので、社員は使い捨てです。
エンジニアが逃げれば新しい社員を売り物にしてお金を稼ぐ。これがSESの最悪のビジネスモデルです。
実際に筆者もSES企業で働いていて、辛かったこともあります。
この記事を読んでいる皆さんも、SES企業に使い捨てにされてしまう可能性があるので注意して欲しいです。
参考記事:人売りITとは?人売りITの見分け方を徹底解説【回避する方法】
まとめ:転職エージェントはSESばかりという話
以上で「転職エージェントはSESばかり」の解説を終了します。
転職エージェントがSESばかりの理由は以下の通り。
- そもそもIT企業のほとんどがSES企業
- 転職エージェントは人気の無いSES企業に就職させたい。
- SES企業は逃げる人が多いから求人が多い。
転職エージェントは積極的にSES企業を紹介してくるので注意しましょう。
社内SEや自社開発企業に就職できる転職エージェントもあるので、SESに転職したくない人は下記を利用しましょう。
上記転職エージェントなら比較的楽に社内SE,自社開発企業に就職できるので利用しましょう。
40代はSESしかない件についても解説しています。
興味ある方はご確認ください。