【現役SE解説】公務員からエンジニアに転職する方法とは?【どっちがいい?】
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この記事ではIT業界に勤める現役SEが「公務員からエンジニアに転職する方法」を解説します。
現在、市役所や公官庁で働いている公務員の中に
公務員からエンジニア・プログラマーに転職って可能?
エンジニアに転職するにはどうすればいい?
公務員はエンジニアになるために有利なの?
とエンジニア職について疑問を持っている方がいるはず。
この記事ではそんな公務員に向けて、失敗せずに公務員からエンジニアに転職する方法を解説します。
今回解説する内容はこちら。
上記項目を見て公務員からエンジニアに転職する方法を知り、自分に合った転職方法を検討しましょう。
筆者はIT企業で働く現役のエンジニア。
自衛隊で働いていた元公務員の同僚もいるので、その人の話を交えながら解説します。
是非最後までご覧ください。
参考記事として「IT未経験の人でも失敗せずにエンジニア転職する方法5選」を解説しています。
⇒【失敗なし!】未経験からIT転職する方法とは?SE/エンジニアになる方法5選
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公務員からエンジニアに転職する方法4選
この章では公務員からエンジニアに転職する方法4選を紹介します。
転職サイトを利用したり、友人のコネを使ったり、とエンジニアに転職する方法はいくつかあります。その中でも特に公務員におすすめの転職方法をご紹介します。
- 就職斡旋付きのプログラミングスクールに通う
- エンジニア専門の転職エージェントに紹介してもらう。
- ゲーム開発、アプリ開発で実績を作り転職
- プログラミング副業から始めてスキルを高め転職
IT業界で働くエンジニア目線で、失敗せず効率の良いエンジニア転職方法を解説します。
未経験からエンジニアになると、ブラックIT企業に就職してしまう可能性が高いです。
現役SEをしている経験から失敗しないエンジニア転職方法を解説します。
参考記事:優良なホワイトIT企業の見分け方|選び方とは?【ブラック企業の特徴を解説】
就職斡旋付きのプログラミングスクールに通う
就職斡旋付きのプログラミングスクールに通うと、比較的簡単にエンジニア転職できます。
未経験から別業界の職に就くのは難しいです。IT未経験の公務員の方を欲するIT企業が少ないからです。
技術力が必要なエンジニアに就職するためにはプログラミングを勉強する必要があります。しかしプログラミングの挫折率は9割。ほとんどの人が途中で挫折してしまいます。結果としてエンジニア転職に失敗する。のが良くあります。
ですがプログラミングスクールでは講師にプログラミングを教えてもらえるので、独学するより習得しやすいです。さらにエンジニアへの就職を斡旋してくれるサービスもあるので、就職活動したことが無い公務員の方でも安心。
プログラミングスクール⇒就職先斡旋
就職活動をしたことが無くても就職斡旋サポートがあるから簡単に就職できます。
興味がある公務員の方は下記の就職斡旋付きのプログラミングスクールを検討してみて下さい。
・Zero to Hero
【公式サイト】OJT型プログラミングサロン Zero to Hero
現役エンジニアが本物の開発プロジェクトにて指導。効率的に成長することができ、 最短3か月でエンジニアになれるプログラミングサロンです。
・DMM WEBCAMP
【公式サイト】DMM WEBCAMP
転職型スクールNo.1の実績!受講者満足度90%以上のプログラミングスクールで挫折なくエンジニア転職できる。
・TECH::EXPERT
【公式サイト】TECH::EXPERT
エンジニア転職できなければ全額返金。年収平均アップ率144万円。
エンジニア専門の転職エージェントに紹介してもらう
公務員からエンジニアに転職する方法2つ目は「エンジニア専門の転職エージェントを活用する」ことです。
公務員の方の中には就職活動をしたことが無い人が多いはず。そんな公務員がいきなり未経験のIT業界に転職しようとしても失敗してしまいます。ただ闇雲に転職サイトに登録し、IT求人に応募しまくって上手くいきません。
就活未経験の公務員が転職を成功させるには、IT業界への理解を深めたり、転職活動のやり方を学ぶ必要があります。そのためにIT業界に特化した転職エージェントを利用することがおすすめです。
転職エージェントを利用すれば
転職活動の履歴書、職務経歴書を添削します。
IT業界ならではの内定率の上げ方を教えます。
面接での受け答えの練習をお手伝いします。
と言ったように転職活動が失敗しないようにサポートしてくれます。
そのため就職活動をしたことが無い公務員の方には転職エージェントがおすすめです。特にIT業界に特化した転職エージェントなら、IT転職サポートも充実しているので安心。失敗せずに転職を成功させられます。
下記転職サポート付きのエンジニア転職エージェントです。興味ある方は検討してみて下さい。
・ウズカレIT
【公式サイト】ウズカレIT
ブラック企業を徹底排除!無料の就職サポート(IT学習、履歴書添削など)も付いている。
・テックハブニュービー
【公式サイト】テックハブニュービー
転職サポートもIT学習もすべて無料。未経験のエンジニア転職に特化しているから安心。
転職エージェントは色々な種類があります。
掛け持ち可能なので自分に合った転職エージェントを選びましょう。
ゲーム開発、アプリ開発で実績を作り転職。
自作ゲームや自作アプリを開発して実績を作り転職することも可能です
自分で独学でプログラミングを学び、ゲームやアプリを開発。それをGoogle PlayやAppStoreなどのゲームプラットフォームにアップし実績を作る。もしくはWeb上にアプリを公開し、ページの閲覧数で実績を作る。
といった形で自分でアプリを開発し、それをインターネット上に公開することで、それがIT業界の人の目に留まり、声をかけてもらえます。
ただこのやり方は高度なスキルが必要でIT未経験の公務員の方にはあまりお勧めできません。既にプログラミングスキルを持っていて、アプリやゲームを開発できる公務員の方は検討してみて下さい。
参考記事:【初心者向け】Unityゲーム開発の始め方【完全ガイド】
プログラミング副業から始めてスキルを高め転職
まずはプログラミング副業から始めて、その副業が上手くいけば転職する。このやり方もおすすめの転職方法です。
現役エンジニアの筆者的には一番この転職方法がおすすめ。プログラミングのスキルアップから始められて、上手くいかなくても傷口が浅く済むからです。
エンジニア業界の転職でよくあるのが、転職後の「思っていたのと違う。」というミスマッチ。エンジニアに転職後、「働き方が違う」と言って、以前の業界に再転職するのがとても多いです。
IT業界転職後に絶望し、辞めてしまうケースもよくあるので、まずはプログラミング副業を気軽に始めてみると良いでしょう。副業の内からエンジニアの働き方や仕事内容を学べるのでミスマッチを防げるから。
副業に興味のある方は筆者が行ってきた副業遍歴を参考にしてみてください。
⇒【やってみた】エンジニアが副業でいくら稼げるのか【おすすめは?】
プログラミング副業を始めるためのスクールもあるので、まずは学びながら月5万円ほど稼いでみましょう。
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公務員と比べた時のエンジニアのメリット
この章では公務員と比べた時のエンジニアの良いところをご紹介します。
公務員はクビにならず安定していたり、残業が少なかったり、とメリットが多いです。ですがそれに負けず劣らずエンジニアにもメリットが沢山あります。
今回は公務員と比較して、エンジニアの方が勝っているメリットを解説していきます。
- 副業し放題。副業で稼ぎやすい。
- 公務員に比べてスキルが身に付く。
- 転職で年収を上げやすい。
- 在宅勤務・リモートワークがしやすい。
IT業界に勤めるエンジニアの筆者が実体験のメリットを解説していきます。
副業し放題。副業で稼ぎやすい。
エンジニアやプログラマーは副業しやすいです。在宅勤務が多く時間がたくさん取れたり、副業を推進しているIT企業が多いからです。
在宅勤務終わりの18時から20時までに軽くプログラミングで稼いだり、ブログでアフィリエイト収益を獲得したり。と在宅勤務をしやすい環境なので、時間に余裕が生まれやすく副業しやすいです。
また普通のアルバイトとは違いプログラミング副業できるので、時給2000円~3000円くらいでコスパ良く稼げるのも魅力。エンジニアの副業で稼いでいる人は結構多いです。
実際にエンジニアの筆者も副業をしています。
参考記事:【やってみた】エンジニアが副業でいくら稼げるのか【おすすめは?】
一方逆に公務員は副業NG。そもそも副業すること自体できません。公務員の方にとって副業できるエンジニアは羨ましい存在なのではないでしょうか?
副業しやすいことが公務員と比べた時のエンジニアのメリットです。
筆者の勤めるIT企業では副業OKです。
ブログ運営で月5万円程度稼いでいます。
参考記事:【収入公開】企業エンジニアが技術ブログ副業をしてみた結果【転職に有利?】
公務員に比べてスキルが身に付く。
エンジニアは公務員に比べて圧倒的にスキルが身に付きます。
IT業界、プログラマやエンジニアに転職すると以下のようなスキルが身に付きます。
- プログラミングスキル
- パソコンスキル
- ビジネスマナー
- プロジェクトマネジメント
- セキュリティ対策
など、どの業界、どこの企業に転職しても活かしやすいスキルを習得できます。
しかし公務員だとなかなかスキルが身に付きません。公務員をして得られるスキルは精々高齢者を怒らせないスキル。別企業に就職して役に立つスキルを習得しにくいです。
ですがエンジニアならIT業界以外でも役に立つスキルが身に付きます。
公務員に比べて社会に役立つスキルが身に付くのがエンジニアの大きなメリットと言えるでしょう。
筆者がエンジニアになった理由は、ITスキルやリテラシーが身に付くから。
パソコンが人並み以上に操作できたり、プログラミングできれば食いっぱぐれないです。
転職で年収を上げやすい。
エンジニアは転職で年収を上げやすいです。
「エンジニアの転職は当たり前」と言うくらいIT業界は転職が活発で、3~5年おきに転職するエンジニアが多いです。
転職する理由は勿論、年収アップ。
プログラマーやエンジニアはITスキルがものを言い、ITスキルが高い人はその分年収が高くなりやすいです。そのためIT業界では転職をたくさんして年収を上げていくのが当たり前です。
一方公務員は転職をしないのが普通です。
公務員になったら、一生公務員。昇給や昇格、年収アップのためにはただ待つしかありません。
一年に一度の昇格期間を指を加えて待つしかありません。公務員はエンジニアに比べて年収を上げる手段が圧倒的に少ないです。そのためエンジニアに比べて年収が低くなってしまっています。
在宅勤務・リモートワークがしやすい。
エンジニアは公務員に比べて格段にリモートワークがしやすいです。業界全体を見てもトップ3に入るくらい在宅勤務しやすい業界です。
リモートワークの調査結果にもそれが表れています。下記の図をご覧ください。
上記の図は、レバテック株式会社が2022年2月8日~13日に調査した「社会人エンジニア596人を対象としたITエンジニアのリモートワーク事情調査」です。※調査方法はWebアンケート調査
図を見ると83.1%ものエンジニアが週二日以上リモートワークしていることが分かります。この調査結果からわかるようにエンジニアは在宅ワークしやすい職種です。
一方で公務員は在宅環境が整っていなかったり、そもそも対面前提の業務が多かったりと在宅しにくいです。周りの友人が在宅する中で、公務員の自分はずっと出社。と言うこともあるでしょう。
公務員と比べて在宅勤務しやすい。というのがエンジニアのメリットとして挙げられます。
とは言えエンジニアにもデメリットはある
エンジニアのメリットだけ挙げても比較できないので、エンジニアのデメリットも合わせてご紹介します。
- 公務員程安定していない。会社の倒産やクビになるリスクがある。
- 在宅勤務が多すぎて会社への帰属意識が薄れる。
- うつ病の割合が業界ワースト1位
エンジニアのメリットと合わせて押さえておくと、IT業界に転職した時にミスマッチが発生しにくく安心です。特にIT業界はメンタル不調による休職の割合が全業界ワーストであることは知っておきましょう。
参考記事:【IT業界はうつ病率No.1】うつ病になったエンジニアの転職方法は?転職で鬱病は治る?
公務員のエンジニア採用、IT採用枠も可能
公務員から民間のIT企業に行くのが不安な方は公務員のIT採用枠を検討してみましょう。
この章では公務員のIT採用枠の就職の仕方を解説していきます。
公務員でもエンジニア採用枠・IT採用枠がある
民間就職や企業就職が怖い方は公務員のIT採用枠を利用することがおすすめです。公務員という安定した地位を保ちながらITスキルを高められるからです。
公務員のIT採用枠は下記のような求人があります。
- 大学の情報処理センター・教学IR室の管理
- 公社官公庁のシステム管理部
- 学校法人の社内システムの管理運営
など学校や公社、官公庁、研究職などの公的機関で公務員エンジニアとして勤務することが可能。
いきなり民間企業に飛び込むのが怖い公務員の方は、IT採用枠でエンジニアになってみるのもいいかもしれませんね。
公務員のIT採用枠に申し込むには大手の転職サイトを利用する
公務員のIT採用枠を探すには大手の転職サイトに登録する必要があります。公務員のIT採用枠は全体の求人数が少ないからです。
マイナーな転職サイトを利用すると公務員のIT採用の求人自体が無い場合が多いです。しかし大手の転職サイトであれば求人数が多く、公務員のIT採用枠が紛れ込んでいる可能性が高いです。そのため大手の転職サイトを利用してIT採用枠を探しましょう。
大手の転職サイトには以下のようなものがあります。
- doda
- マイナビ転職
- ビズリーチ
など。登録は無料なので、気軽に登録して公務員のIT採用枠を探してみましょう。
公務員のIT採用枠は数が少なく、マイナーな転職サイトには求人がありません。
大手の転職サイトを掛け持ちして公務員求人をチェックしていきましょう。
エンジニアと公務員、どっちがいいのか?
最後にエンジニアと公務員、どっちがいいのか?のお話をします。
エンジニアと公務員どっちがいいのか分からない。とお悩みの人は参考にしてみて下さい。
現役エンジニア目線でエンジニアと公務員のどちらがいいのか解説します。
どっちがいいかは自分の性格次第。
エンジニアと公務員どっちが良いかは、人それぞれ性格の問題があるので、一概にどっちがいいかは言えません。
ただ性格的に向き不向きはあるので、あるのでエンジニアと公務員のどっちが自分に向いているのか考えてみましょう。公務員とエンジニアに向いている人の特徴をそれぞれ解説していきます。
安定を求めるなら絶対に公務員の方が良い
公務員に向いている人の特徴は下記の通り。
- 安定志向の人
- 年収が低くても気にならない人。
- 向上心があまり無い人
- クビになりたくない人
- 居住区をあまり変えたくない人
上記に当てはまる人は公務員に向いています。
エンジニアの魅力は何と言ってもクビにならない、安定していることです。クビになるのが怖い人は迷わず公務員を選んだほうが良いでしょう。
やりがいや年収を求めるならエンジニアの方が良い
エンジニアに向いている人の特徴は下記の通りです。
- 向上心のある人
- スキルを身につけお金を稼ぎたい人
- 最先端の技術で仕事したい人
- 環境を変えたい人
- 年収を上げたい人
上記に当てはまる人がエンジニアに向いています。
エンジニアの魅力はITスキルを身につけて年収UPの転職ができたり、最先端技術を活用して仕事ができること。公務員と比べてやりがいもあるので、仕事に価値を見出したい方にエンジニアはおすすめです。
参考記事:【後悔しかない】未経験からエンジニアになった体験談【辞めたい】
筆者実体験のエンジニア体験談を紹介しているので、興味ある方はご確認ください。
まとめ:公務員からエンジニアに転職する方法。そもそもどっちがいいか
「公務員からエンジニアに転職する方法」の解説は以上になります。
下記、この記事のまとめです。
公務員からエンジニアに転職する方法4選。
- 就職斡旋付きのプログラミングスクールに通う
- エンジニア専門の転職エージェントに紹介してもらう。
- ゲーム開発、アプリ開発で実績を作り転職
- プログラミング副業から始めてスキルを高め転職
公務員の方は就職活動や転職活動をしたことが無い人が多いはず。そんな方でも上記の方法でエンジニア転職すれば挫折なく転職できます。
エンジニアのメリットデメリットは以下の通り。
- 副業し放題。副業で稼ぎやすい。
- 公務員に比べてスキルが身に付く。
- 転職で年収を上げやすい。
- 在宅勤務・リモートワークがしやすい。
- 公務員程安定していない。会社の倒産、クビになるリスクがある。
- 在宅勤務が多すぎて会社への帰属意識が薄れる。
- うつ病の割合が業界ワースト1位
エンジニアにはメリットがあればデメリットもあります。公務員とエンジニアどちらが自分の性格に向いているか考えた上で転職活動に臨みましょう。
就職活動、転職活動したくない公務員の方は
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未経験からエンジニア転職を目指している方向けに
「失敗しないエンジニア転職の方法」を解説しています。
転職や就職で失敗したくない人向けにIT未経験向け】失敗しないエンジニア転職方法(ロードマップ)を解説中。
⇒【IT未経験向け】失敗しないエンジニア転職方法(ロードマップ)