SESを辞めてよかった。辞めた後にやったことは?【SES辞めるべき】
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この記事では「SESを辞めてよかった体験談、やめた後にやったこと」を解説します。
SES企業で働いているエンジニアやSESを辞めたいと感じている人の中に
SESを辞めた人のリアルな体験談を知りたい。
スキル不足だからSES辞めたい。
SESの転職って何年目ですればいいの?
とSES辞めた人の体験談を知りたい方がいるはず。
この記事ではそんな方に向けて、SESを辞めてよかった体験談、やめた後にやったことをご紹介します。
今回紹介する内容はこちら。
上記項目を見てSES企業を辞めたエンジニアの体験談を知り、SES企業からの転職に向けて動き出しましょう。
SES企業で勤務している筆者が自身の経験をもとに解説。
SESエンジニアで体験した辛いことなど実体験を基に解説していきます。
是非最後までご覧ください。
関連記事として「SESエンジニア1年目の体験談」も解説しています。興味ある方はどうぞ。
参考記事:【転職したい】SESエンジニア1年目を振り返る。未経験から現場配属した結果。
SESを辞めてよかった。という体験談
この章では「SESを辞めてよかった。という体験談」をご紹介します。
実際にSES企業を辞めてみて、SES辞めてよかったな。と感じたので、その辺のお話をしていこうと思います。「SES辞めたい」「SESから転職したい」と考えている人は参考にしてみてください。
- 市場価値がアップし年収が500万円以上に
- 自社開発・社内SEの方がのんびり作業できる
- スキル不足による現場退場、契約解除の心配がなくなった
- 1人客先常駐の恐怖が無くなった。
SESを辞めてよかったと感じた理由を詳しく解説していきます。
参考記事:【登録必須】SESエンジニアにおすすめの転職エージェント3選。これだけでOK。
SESエンジニアに特におすすめな転職サイト3選を紹介しています。
転職したいSESエンジニアは登録必須ですよ!
市場価値がアップし年収が500万円以上に
SES企業から脱出したことで、年収が100万円ほど上がったので辞めてよかったです。
SES企業は
- 多重の下請けによって案件単価が低い
- みなし残業による給料のかさ増し
- 現場での働きぶりが会社に伝わりづらく、賞与に反映されない
などの理由で年収が低くなりがちです。筆者は以前から、自分のスキル不足が原因ではないのに、年収が低いことに不満を感じていました。
ですが実際にSESを脱出すると年収が100万円以上アップしました。スキルが急激に向上したり、やっている業務レベルが上がったり訳ではありません。
結局SES企業の年収が低かっただけです。
SES企業を辞めたい方は一度適性年収を調べるのがおすすめ。
筆者は市場価値を調べて、転職を決意する人も多いですよ。
自社開発・社内SEの方がのんびり作業できる
SESを辞めてよかったと感じる要因として、自社でのんびり作業できることがあります。
SESエンジニアとして働いていた時は、現場が変わる度に職場が変わり、3ヶ月~半年置きに職場を転々としていました。そのため
- 現場変更の度に「初めまして」の連続で、人間関係の構築が辛い。
- 人見知りで新しい現場に馴染めない。
- 客社員から見下される。怒鳴られる。
と信頼できる仲間ができず、人見知りの筆者にとってかなりキツかったです。
ですがSES企業を辞めたことによって、客先常駐や現場変更が無くなり、自社で勤務できるようになりました。
SES特有の肩身の狭さもなく、分からないことは自社の社員に質問でき、社内でのんびり作業ができるようになりました。SESを辞めて良かったと感じています。
皆さんも自社開発企業や社内SEへの転職をすると、SES企業でのストレスを解消できるでしょう。SESから脱出したい方は、社内SE・自社開発特化の転職エージェントを利用してください。
スキル不足による現場退場、契約解除の心配がなくなった
スキル不足による現場退場、契約解除の心配がなくなったことも辞めてよかった要因です。
SES企業で勤務しているときは現場退場・契約解除にならないように、常に客先社員の顔色を窺っていました。
契約解除にならないようにサービス残業で終わらせないと。
スキル不足の現場で客先社員の反応が冷たい。
自社の評判を落とさないように、スキル不足でも納期までに開発しないと。
SESとして客先にいる時は、失礼の無いよう常に気を張っていました。
正直この客先への気遣いが、一番SESで働いているときにしんどかったです。常に現場退場、契約解除と闘いながら無駄な心労を感じながら業務していました。
SES企業を辞めてその呪縛から解き放たれ、のんびり作業できるようになったので、SES辞めてよかったなと感じました。
1人客先常駐の恐怖が無くなった。
1人客先常駐の恐怖から逃れられたことも、SESを辞めてよかった要因の一つです。
SES企業で勤務していた時に、一番嫌だったのが1人客先常駐です。3ヶ月~半年置きに現場変更があったのですが、その度に「一人客先常駐だけは辞めてくれ」と祈っていました。
実際に筆者は未経験からSES企業に転職した一発目の案件が、一人客先常駐の現場でした。
未経験のエンジニアが客先企業でシステム開発。
これほど辛いことはありませんでした。
客先だったので肩身が狭く、不明点を客先の人に聞けませんでした。しかも未経験だったので、不明点しかなく、どんどん膨れていく不明点を解決できずしんどかったです。
未経験から一人客先常駐の現場に配属された経験があって、SES企業を辞めたいと感じるようになりました。SESから転職した今、SES辞めてよかったと猛烈に感じています。
参考記事:【頭おかしい】1人客先常駐が辛かったという体験談。対処法を紹介【SESの闇】
筆者の一人客先常駐体験談を紹介しているので、興味ある方はどうぞ。
SESを辞めるべき理由
この章ではSESを辞めるべき理由を紹介します。
実際にSESを辞めた筆者が「SESを辞めるべき理由」をご紹介します。SES企業に長く務めると、転職できなかったり、強みになるスキルが身に付かなかったりデメリットが多いです。SESを辞めるべき理由を知って、SES脱出に向けて動き出しましょう。
- 案件待機によるスキル不足。実務経験が積めない
- SESはキャリア形成が難しい
- SESで長く働き過ぎると転職できない
- 辞めたいと感じているエンジニアが多い。
SES企業を辞めた視点から、SESを辞めるべき理由について解説します。
案件待機によるスキル不足。実務経験が積めない
SESを辞めるべき理由の1つ目として、案件待機によるスキル不足が発生してしまうことが挙げられます。
SES企業で勤務しているエンジニアによくあるのが案件待機。特にスキル不足な新卒エンジニアや中途未経験のエンジニアは案件待機になってしまうことが多いです。
このSESの案件待機の時間が実務経験が積めず、かなり無駄。
- 動画教材での研修が続き、実務経験が積めない。
- 他の社員に馬鹿にされる。
- エンジニア歴は長いが、職務経歴がスカスカになる。
と案件待機が続くとスキルが身に付かず、IT業界勤務歴とスキルが伴っていないエンジニアになりやすいです。SESは案件待機が発生してしまうので辞めるべきだと感じています。
逆に自社開発企業や社内SEになれば、自社開発の案件や自社システムの開発に携われるので、「案件待機」が無いです。自社で案件を待つことなく実務経験を積みやすいので。
参考記事:【何する?】案件待機中の暇なSESエンジニアがすべきこと【クビを防ぐ】
SESはキャリア形成が難しい
SESはキャリア形成が難しいのでなるべく早く辞めるべきです。
SESで働くと、会社都合の案件アサインが多く、キャリア形成が難しいです。
- PMやリーダー案件が少なく、リーダー経験が乏しくなる
- 案件がコロコロ変わり、強みになるスキルが身に付かない。
- 自分の意図しないスキルの案件にアサインされる。
などSES企業で勤務していて、今後のキャリア形成がかなり難しいと感じました。
実際に筆者も
8カ月間:C#のシステム開発案件
4ヶ月間:Pythonの在庫管理システム開発案件
6カ月間:データ分析システム
と配属される案件のITスキルがバラバラで、強みになるスキルが身に付きせんでした。
SESで働き続けると統一性なく、現場に配属されるので使用するITスキルがコロコロ変わり、強みの無いエンジニアになりやすいです。
専門性の無いエンジニアになりにくく、またリーダー案件も少ないので、キャリア形成が難しいです。キャリアをちゃんと考えたいのであれば、SESを早い目に辞めるべきだと思います。
SESで長く働き過ぎると転職できない
SESで長く働き過ぎると転職できなくなってしまうのも、SESを辞めるべき要因です。
SESが転職できないと言われている理由は多くあります。
- SES=派遣というイメージがあり、SESの経験が評価されない。
- SESはリーダー経験が積みにくく、評価が低くなりがち。
- 案件をコロコロするから強みになるスキルが身に付かない。
など、SESでの経験を評価してくれないIT企業もあり、転職が難しいです。
中にはSES企業にしがみついていただけのスキルの無いエンジニアがいたり、派遣ばかりやってろくにスキルの無い人もいたり、転職できないSESエンジニアも多いです。
SESで長く働いてもIT企業がその経験を評価してくれるとは限りません。
長く働いているだけのスキルの無いSESエンジニアは転職できません。
辞めたいと感じているエンジニアが多い。
SESを辞めたいと感じているエンジニアは多いです。
派遣社員のように客先で仕事をすることに疲れた。
客先常駐ばかりで会社への帰属意識が薄れた。
もっと専門性の高いエンジニアになりたい。
とSESを辞めたいと感じているエンジニアもいるはず。
実際に筆者の会社でも2年間の勤務で20人以上がSESを辞めています。※300人規模の会社で。
辞めたいと感じているエンジニアも多いので、「辞めたいけど辞めれない」「このままのエンジニアとしてのキャリアがダメになる」と、辛い思いをしている人は辞めても良いと思います。
辛い思いをしてまで働くメリットがSES企業に無いからですね。。
SESを辞めた後にやるべきこと
この章では「SESを辞めた後にやるべきこと」をお話をします。
- 転職先を探す。おすすめは社内SE・自社開発企業
- 自分のスキルの市場価値を確認する
- スキル不足のエンジニアは1つのスキルに特化し勉強
- 異業種への転職も検討する
SESを辞めた後にやったことをまとめました。
関連記事として筆者実体験の「SES・客先常駐あるある」を紹介しています。興味ある方はご確認ください。
参考記事:【実体験】SESあるある13選【客先常駐はやばい】
転職先を探す。おすすめは社内SE・自社開発企業
SESを辞めた後のおすすめの転職先が、自社開発・社内SEです。SESに比べて働きやすく、年収が高いことが多いからです。
自社開発・社内SEのメリット
- 中抜きが無いから単価が上がり、年収も高くなりやすい。
- 自社でのんびり作業できる
- 仕事への貢献が評価に繋がりやすい。
実際に社内SEで働き始めて、SESの頃に比べてすごく心が安定した気がします。
決まった仲間とコミュニケーションを取りながら、精神的に安定して仕事ができます。「SES辛い」と考えている人は自社開発・社内SEへの転職を検討してみて下さい。
SESから脱出したい方は、社内SE・自社開発特化の転職エージェントを利用してください。
自分のスキルの市場価値を確認する
SES企業からの転職を考えている人は、一度「自分の市場価値」を算出しておきましょう。自分の市場価値を知っておけば、自分が入社できる企業の年収幅を理解できるからです。
無暗に高年収の企業に応募しても、転職は上手くいきません。自分のレベルにマッチしない企業に応募し続けても内定がもらえないからです。
まずは市場価値を調査して
自分が年収何万円の人材なのか。
求人票の年収はいくらが自分の目安か。
自分はどのくらい市場から求められているのか。
と自分を客観的に評価することで、自分が応募するべき企業の年収幅を知ることができます。
適性年収をチェックできるサイト「転職ドラフト 」や「ミイダス 」で適正年収をチェックし、自身のスキルを客観視してみて下さい。
上記画像はSES勤務の筆者が年収診断したもの。
皆さんも一度自分の市場価値を調べてみてはいかがでしょうか?
※結果次第では転職もありですね。
スキル不足のエンジニアは1つのスキルに特化し勉強
SESを辞めた後に別のIT企業に転職しようと考えている方は、1つのスキルに特化して勉強しておきましょう。
専門的なエンジニアになれば、年収が高くなりやすいからです。
平均年収
- エンジニア…約480万円
- 「ゲーム開発」エンジニア…約522万円
- 「人工知能」エンジニア…約598万円
- 「データ分析」エンジニア…約666.9万円
普通の「エンジニア」として転職するのと、専門的なエンジニアとして転職するのでは、推定年収が大きく変わります。
一つのスキルに特化して勉強することで、専門性が付き年収がアップしやすいです。SESを辞めた後は専門性を高めるために、自分のキャリアを決め、それを達成するために1つのスキルを勉強しましょう。
参考記事:【勉強8時間】エンジニアの休日の過ごし方【一般企業勤め】
異業種への転職も検討する
SESを辞めた後は異業種への転職も考えてよいかもしれんせん。
特にIT業界自体に向いていないと感じているSESエンジニアは、異業種への転職を試みましょう。
- プログラミングが難しすぎてできない
- どれだけ勉強してもスキルが身に付かず、スキル不足の状態が続いている。
- IT技術に興味が無くて同期や後輩と差が開いていくばかり。
とIT業界自体に向いていない人や、辞めたいと感じている人は異業種がおすすめです。
営業職やIT業界以外のエンジニア。テレビタレントやマネージャーなどの芸能関係。などたくさんの仕事が世の中にはあります。※厚生労働省の調査では日本にある職業は約1万7000種類以上。
SESやIT業界に固執することは無いので、約1万7000種類ある仕事の中から自分に合った職業に転職しましょう。
SESを辞めて別の業界に転職したい方は、下記の記事を参考にしてみて下さい。
参考記事:【異業種への転職】IT業界から足を洗う人におすすめの職業7選【SESやめた後】
「SESを辞めてよかった」他の人の体験談
この章では「SESを辞めてよかった」という他の人の体験談をご紹介します。
筆者はSESを辞めてよかったと感じているのですが、他の方もTwitterや口コミサイトで同様に「SESを辞めてよかった」と漏らしていました。SESを辞めてよかったと感じている人は意外と多かったです。
「SES辞めてよかった」エピソード、筆者以外のも欲しいな。
と感じSES勤めの方の体験談を集めてみました。
地獄のSESから自社開発の天国に辿り着けた
SES勤務から自社開発企業に転職した人の体験談です。
「SES時代より給料上がったのに、SES時代より残業が少なく、ストレスがない。」とのコメント。やはりSESは下請けになることが多く、単価が低いので、それに合わせて給料が少なくなりがちですね。
企業入って最悪な思いして別のIT系へ転職
SES企業に入って嫌な思いをして、別のIT企業に転職した方もいらっしゃいました。
この方も自社開発企業に転職して年収が上がっているようです。
現場面談、納得いかない。会社辞めたい。
SESの現場面談で社内の都合でどうでもいい現場に配属になったようです。
納得のいかない現場に配属されるのもSESを辞めたくなる瞬間ですよね。。。
まとめ:SESを辞めてよかった。辛い人はSES辞めるべき
以上で「SESを辞めてよかった。辞めた後にやったこと」の解説を終了します。
以下、この記事のまとめです。
☑SESを辞めてよかった体験談
- 市場価値がアップし年収が500万円以上に
- 自社開発・社内SEの方がのんびり作業できる
- スキル不足による現場退場、契約解除の心配がなくなった
- 1人客先常駐の恐怖が無くなった。
SESを辞めてよかった理由としては、SESのデメリットを全て排除できること。気まずい客先社員とのやり取りや現場退場の心配・1人客先常駐の恐怖が消えたことが一番良かったです。
☑SESを辞めるべき理由
- 案件待機によるスキル不足。実務経験が積めない
- SESはキャリア形成が難しい
- SESで長く働き過ぎると転職できない
- 未経験でも客先に常駐させる
- 辞めたいと感じているエンジニアが多い。
SES企業を辞めて別の職業に就いた今、SESを辞めるべきだと感じました。SESを辞めるべき理由としては、案件待機のリスク、SESのキャリア形成の難しさ、SESでの経験が転職で活かしにくい、などが挙げられます。
実際にSESを辞めたいと感じているエンジニアは、辞めるのであれば早い目に辞めた方が良いと思います。
SESを辞めた後にやるべきこと
- 転職先を探す。おすすめは社内SE・自社開発企業
- 自分のスキルの市場価値を確認する
- スキル不足のエンジニアは1つのスキルに特化し勉強
- 異業種への転職も検討する
「スキル不足でSESの現場でついていけない時の対処法」
「SESの安全な辞め方」
なども解説しています。
「スキル不足でSESの現場でついていけない時の対処法」を紹介。
参考記事:【仕事できない】SESの現場でついていけない時の対処法とは?【スキル不足】
「SESを辞めたいエンジニア向けにSESの安全な辞め方」を紹介しています。
参考記事:【SESを辞めたい人向け】安全な辞め方や対処法を解説|客先常駐SE
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