【挫折しない】C#のおすすめ学習方法を現役SEが解説【実体験】

2023年10月15日C#,プログラミング学習,プログラミング言語

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この記事ではC#の学習方法をご紹介します。

プログラミング初心者の中に、

と悩んでいる方が多いはず。

そんな方に向けてプログラミング言語C#の概要と学習方法についてご紹介します。

この記事で自分に合った勉強方法を見つけ、最終的にC#の勉強を始めてみましょう。

この記事で学べること
・C#の概要(C#の特徴、開発できるアプリ・ゲーム、C#のメリット・デメリット)
・C#の具体的な勉強方法
・おすすめの勉強方法・やり方
・学習ロードマップ(具体的な勉強時間・勉強する順番・取得すべき資格など)

※上記リンクをクリックすると対象の項目にスキップします。

上記の手順でご紹介していきます。気になる方はご覧ください。

ではどうぞ。

C#とは？

この章ではC#の概要について解説します。

C#はマイクロソフトが開発したプログラミング言語

C＃はマイクロソフト社が開発したプログラミング言語。
他の言語と比べてWebアプリ、スマホアプリ、ゲームなど様々なアプリを開発しやすいのが特徴です。

C#はオブジェクト指向プログラミングという「オブジェクト(物体)とメソッド(指向)を中心にしたプログラミング様式」を持っています。C++やJavaなどもオブジェクト指向プログラミングで、それらと文法が良く似ています。

Visual Studioを開発環境にしていることが多く、筆者の会社ではVisual Studioを用いて業務系アプリの開発を行っています。

C#はTIOBEが発表したプログラミング言語ランキングの第5位にランクインしています。※1位から順に、Python、C、Java、C++、C#、Visual Basic、JavaScript、アセンブリ言語、 SQL、PHP。

C＃についてもっと深く知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
⇒C#とは？詳細について詳しく解説

C#で作れるもの・開発できるアプリ

C#はWindows・スマホアプリ・Web・ゲームなど様々なアプリ開発ができるのが特徴です。

C#で開発できるアプリ
・WEBアプリ
・スマホアプリ・スマホゲーム
・PC・Switch・Plastation4などのゲーム
・Windowsアプリ
・データベース
・サーバー
・VR技術(仮想現実)
・AR技術(拡張現実)

近年ではVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの開発にも利用されており、さらに注目度が高まっています。

C#とUnityを組み合わせれば高品質なゲームを開発できる。

C#はUnityというゲーム開発エンジンととても相性が良いです。そのためUnityでゲーム開発を行う際によく利用されています。

上記のような有名ゲームがUnityとC#によって開発されています。C#は「ゲーム開発の現場で活用されている有能プログラミング言語」と言えるでしょう。

Unityについてもっと詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
⇒Unityについての詳細はこちら
⇒Unityを始めたい方向けのガイドはこちら

C#と他の言語の違い・メリット＆デメリット

他の言語と比較した時のC#は下記の特徴が挙げられます。

• Windiowsと相性が良い
• オブジェクト指向プログラミング
• アプリが簡単に開発できる。
• ライブラリが充実している。
• Javaと文法が似ている。

C#のメリットとデメリット

他の言語と比較した際のC#のメリットとデメリットを下記に示します。

C#の学習難易度

C#の学習難易度は比較的高いです。★★★★☆

近年多く見られる“シンプルさ”を追求した言語ではなく、C#は保守性や可読性の高さを追求した言語のためです。その分記述が複雑で、コーディングルールが多いのが特徴です。

上記のような幅広い知識が必要になり、概念も複雑で抽象的なので理解も容易ではありません。

しかしその分、C#を身に付けてしまえば、ほとんどのプログラミング言語に応用できます。
⇒C#の開発環境「Visual Studio」をインストールしてみる。

C#を勉強すべき人・向いている人

C#を勉強すべき人・向いている人の特徴は下記の通りです。

C#を学ぶのに向いている人
・ゲームを作ってみたい人
・将来プログラマやシステムエンジニアになりたい人
・アプリケーション開発したい人
・「なんちゃってエンジニア」になりたくない人

上記に当てはまる人にC#はおすすめです。

C#は習得難易度が高い分、習得しさえすれば他の言語の習得も簡単になります。

筆者は新卒で入社した会社で先輩上司にこう言われました。

実際にPythonやJavaを開発現場で触ることがありますが、C#の知識が他の言語を使う時に生かされているので、C#を学んでよかったなと常々思います。

C#が学べるおすすめのスクールや講座を紹介しているので、C#を最短1週間でマスターしたい方は検討してください。

⇒C#が学べるおすすめプログラミングスクール＆オンライン講座11選

C#を学習する具体的な方法

この章ではC#を学習する具体的な方法をご紹介します。

上記4つの学習方法について詳しく解説します。

動画教材で学習する

まず初めにご紹介するのは「動画教材で学習する」方法。

個人的にこれが一番おすすめの学習方法です。

C#の学習で一番大切なのは、「書いたプログラムや作成したアプリがどのように動作しているのかを確認する。」こと。

実際に書いたプログラムが想定通り正しく動作しているか？
開発したアプリがおかしな挙動をしていないか？

上記を正しく理解することが大切です。

そのようなプログラムの動作確認に動画教材は最適。

動画教材の動作と自分の動作を比較しながら、プログラムの確認をしやすいです。理解がスムーズに行え、挫折せずC#の勉強を進めることができます。

プログラミングスクールで本格的に学習する

挫折したくない方や本格的に学習したい方におすすめなのが「プログラミングスクール」です。

プログラミングスクールはプログラミングを専門的に学べる塾のようなもの。「社会人で働きながら」「学生でバイトしながら」と忙しい方でも学習できます。

C#やUnityを始め、JavaやC言語などプログラミングを体系的に学べるから、幅広い知識を勉強できます。
将来的にC#プログラマやエンジニアになりたい方におすすめです。

「エンジニアのなり方」や「C#を活かした職業」などを相談できるので、勉強面以外のサポートを得られるのもプログラミングスクールのメリットの一つです。

どのプログラミングスクールを選べば分からない方は、下記の記事を参考にしてみてください。
⇒C#が学べるおすすめプログラミングスクール＆オンライン講座11選
⇒自分の状況・個性に合ったプログラミングスクールの選ぶ

本で学習する(独学)

個人的にあまりお勧めできませんが、本による独学でも学習可能です。

著者が専門家で、出版社の校閲が入っているため、本に掲載されている情報は正確で専門性が高いです。入門書なら、C#について始めるための手順をまとめているので、一つ一つ章を読んでいけば勉強を進めることができます。

しかし一方で本だと、テキストと画像のみの解説になっており、実際にプログラムが動いている状況が確認できず、分かりにくく挫折しやすいです。

C#のおすすめ入門書を下記に掲載しておきますので興味ある方はご確認ください。
⇒C#開発者が選ぶおすすめC#入門書

・C#のおすすめ入門書

上記入門書は挫折しないように、一から図解付きで順を追って解説しているから、初心者でも理解しやすいです。

プログラミング入門書の選び方についても解説しているので、下記を参考にしてみてください。
⇒挫折しないプログラミング入門書の選び方

ブログを参考に学習する

「学習方法をまとめているブログ」で勉強することも可能。

ブログは実際に現場で働くC#開発者やC#エンジニアが書いているから、現場で使える知見や、現場で役立つノウハウが多く、実践向けの情報が多いです。

無料で始められ、本や動画などよりも参考にできるサイトが多いので、自分に合ったブログで勉強ができます。

ブログ記事だとテキスト、画像、動画を組み合わせて情報をまとめられているから、分かりやすいのも魅力の一つですね。

本ブログでもC#の学習方法を掲載していますので参考にしてみてください。

・C#プログラミングを学ぶ手順をまとめています。
⇒C#プログラミング始め方完全ガイド

おすすめの学習方法・やり方

この章では、挫折せずに効率よく学習できる方法をご紹介します。

業務でC#開発経験のある筆者が、実際に試して効果のあった学習方法をご紹介します。

プログラミングの学習方法は大切

プログラミングに関して、

60%の人間はプログラミングの素養がない

https://cpplover.blogspot.com/2012/05/60.html

という説があります。

60%の人は素質がない分、挫折しないために学習方法を工夫する必要があります。

挫折しないためには「勉強方法を組み合わせる」

プログラミング学習で挫折しないためには、勉強方法を組み合わせることが大切です。

どの勉強方法にもメリットとデメリットがあります。

各学習方法のデメリット
・本 ⇒ テキストと画像だけの説明になり、プログラムの動作を確認できない。
・動画 ⇒ 動画で情報が流れてしまうため、深い専門的な知識が得られにくい。
・プログラミングスクール ⇒ 時間の制約があり、自由に勉強を進められない。
・ブログ ⇒ 個人で書いているから、情報が誤って掲載されている場合がある。

これらのデメリットを解消するためには、それぞれの勉強一つだけするのではなく複数の勉強法を組み合わせて勉強する必要があります。

おすすめは「本＋動画教材」で学習すること

個人的におすすめの勉強方法が、本と動画教材を組み合わせることです。

本だけで勉強すると、実際にプログラムを動作している所を確認できない。
動画だけで勉強すると、専門的な詳しい情報をGETできない。

という本と動画のお互いのデメリットを解消できるからです。

動画で動きを確認しざっくり流れとやり方を把握。
そして本で詳しい専門的な知識を理解する。

この繰り返しで筆者はUnityをある程度開発できるレベルまで習得できました。
※C#は会社の社内研修で習得したため、この勉強法は実践していない。

また、動画教材と本は値段が安く、コスパ良く勉強できるところもおすすめポイントです。

安く本格的に学習したい方は「サブスク型プログラミングスクール」

安くお得にC#を学習したい方には「サブスク型プログラミングスクール」もおすすめです。

通常のプログラミングスクールでは、本格的に学習できる分、「284,688円」もの大金がかかってしまいます。

しかしサブスク型プログラミングスクールに通えば「月額1万円程度」で通えます。しかも「高品質な動画教材」や「現役エンジニア講師のサポート」「プログラミング仲間」付き。

挫折しにくく、コスパ良く学べるので「サブスク型プログラミングスクール」もおすすめのC#学習方法です。

＼無料で始められる／

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無料で勉強したい方は「ブログ+YouTube」

この記事を読んでいる方の中には、

「始める時はどうしても無料がいい。」

と考えている方もいらっしゃるはず。

そんな方には「ブログとYouTube」がおすすめです。現在数多くの方がブログやYouTubeなどの無料媒体でプログラミングに関する情報を発信しています。そのため無料でも分かりやすく専門的な情報が簡単に手に入ります。

無料なので、挫折をしたり楽しくなければ直ぐにやめることも可能。

という方におすすめの勉強方法です。

C#学習ロードマップ

最後にC#の学習ロードマップをご紹介します。

などの情報を掲載しています。

C#学習のおすすめ順番

おすすめのC#の順番は下記の通りです。

1. 基礎文法
2. コーディングルール，各種作法
3. オブジェクト指向
4. アプリ開発
5. スマホアプリ開発
6. ゲーム開発

上記の順番で基礎文法を学ぶことが大切。

「基礎文法」「コーディングルール」「オブジェクト指向」で基本的なC#プログラミングを学びます。

その後「アプリ開発」⇒「スマホアプリ開発」⇒「ゲーム開発」と開発の難易度を高めていくと、挫折せずに学習できます。

C#の学習ロードマップ

筆者が実際にC#を学習した時のロードマップを掲載します。
皆さんの勉強のご参考にしてください。

• 動画教材でC#を学習する。(動画でプログラミングの知識をざっくり勉強、動かすことで実際の動きを確認)
• C#の入門書を買い、動画教材で得たざっくりとした知識に専門的な知識を肉付けする。
• Visual Studio(C#アプリケーションの開発環境)でアプリを開発する。
• C#の資格「Microsoft認定資格プログラム」取得にチャレンジする。

具体的な勉強時間

C#を習得するための具体的な勉強時間は下記の通りです。

C#プログラミングは数あるプログラミング言語の中でも習得難易度が高いです。
理解が難しい概念や実装が多く、習得に時間がかかります。

そのためプログラミング初心者の方はこれくらいの時間を確保した方が良いと思います。

最終的なゴールは「Microsoft認定資格プログラム」資格の取得

C#学習のゴールは「Microsoft認定資格プログラム」の取得。

「Microsoft認定資格プログラム」はマイクロソフトが実施する、Microsoftソフト関連の技術を問う試験。履歴書の資格欄にも記載でき、自身のC#開発スキルの証明にもなります

C#の学習を開始する方に勉強のゴールにしていただきたい資格です。

C#学習方法のまとめ

以上でC#の学習方法の解説を終わります。

重要な点をまとめると

最後までお読みいただきありがとうございました。
⇒C#の学習を始める方向けの完全ガイド