【ゲーム開発に必須】UnityとC#の勉強方法を現役SEが解説！

2023年10月15日C#,Unity,プログラミング言語

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この記事ではUnityとC#の勉強方法をご紹介します。

ゲーム開発初心者の中に、

と悩んでいる方が多いはず。

そんな方に向けてUnityとC#の勉強方法についてご紹介します。

この記事で自分に合った勉強方法を見つけ、最終的にUnityとC#の勉強を始めてみましょう。

この記事で学べること
・UnityとC#の概要
・UnityとC#の具体的な勉強方法
・おすすめの勉強方法・やり方
・学習ロードマップ(具体的な勉強時間・勉強する順番・取得すべき資格など)

※上記リンクをクリックすると対象の項目にスキップします。

上記の手順でご紹介していきます。気になる方はご覧ください。

ではどうぞ。

Unity・C#とは？

この章ではUnityとC#の概要について解説します。

Unityとは統合ゲーム開発エンジン

Unityはゲームを作るための「総合ゲーム開発エンジン」です。

• ビジュアルプログラミング
• 物理エンジン
• プロジェクト管理ツール
• ビルド・デバックの実行環境
• ゲームの動作確認機能

など、ゲーム開発に必要な機能を含んだプラットフォームです。

上記のように、ゲームを開発するための機能が揃えられており、Unityだけでゲーム開発が完結できるように設計されています。
⇒Unityについての詳細はこちら

Unityを用いれば、スマホゲーム、テレビゲーム、Switch・PS4、ノベルゲーム、果てはクソゲーまで。様々なプラットフォームの様々なジャンルのゲームを開発することができます。

上記のように数多くの有名ゲームを世に輩出している開発エンジンで、とても高性能＆高機能です。

C#はプログラミング言語で、Unityと相性が良い

C＃はマイクロソフト社が開発したプログラミング言語。Windows・Mac・スマホアプリ・Webなど様々なアプリ開発ができるのが特徴です。

数ある利点の中でもC#の最も大きな利点が、Unityとの相性が非常に良いこと。Unityで制作されているゲームにC＃はほとんど使用されています。

そのためUnityでゲーム開発のスキルを習得するためには、C#プログラミングの習得も必須。Unityの勉強と同時にC#も勉強する必要があります。

C＃についてもっと深く知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
⇒C#とは？詳細について詳しく解説。

UnityとC#はどちらから勉強を始めるべき？

UnityとC#は、C#から勉強を始めるのがおすすめです。

理由はC#を学ぶと、ゲーム開発に必要な基本的な知識が身に付くからです。
C#を学ぶと下記のことが学べます。

C#にはプログラミング、ひいてはゲーム開発に大切なことが詰まっています。そのためまずはC#を学んで、ゲーム開発に必要な基礎知識を身につけましょう。

C#を学習することは英語で言う文法(文章構造)を勉強する。
みたいなものだと思ってください。

UnityとC#の具体的な勉強方法

この章ではUnityとC#を勉強する方法をご紹介します。

上記4つの勉強方法について詳しく解説します。

動画教材で勉強する

まず初めにご紹介するのは「動画教材で勉強する」方法です。

個人的にこれが一番おすすめの勉強方法です。

UnityとC#の勉強で一番大切なのは、
「書いたプログラムや作成したゲームがどのように動いているのかを確認する。」
こと。

実際に書いたプログラムが正しく動作しているか？
実装したゲームオブジェクトがおかしな挙動をしていないか？

を正しく確認することが大切です。

動画教材だと、動画教材の動作と自分の動作を比較しながら、プログラムの確認をしやすいです。そのため理解がスムーズに行え、挫折せず勉強を進めることができます。

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3ヵ月のサポート期間

プログラミングスクールで本格的に勉強する

挫折したくない方や本格的に勉強したい方におすすめなのが「プログラミングスクール」です。

プログラミングスクールはプログラミングを専門的に学べる塾のようなもの。「社会人で働きながら」「学生でバイトしながら」と忙しい方でも学習できます。

UnityやC#を始め、JavaやC言語などプログラミングを体系的に学べるから、幅広い知識を勉強できます。将来的にUnityエンジニアやC#プログラマになりたい方におすすめの勉強方法です。

C#とUnityを学べるプログラミングスクールを比較したい方はこちらをご覧ください。
⇒ゲーム開発学べるおすすめプログラミングスクール＆オンライン講座11選

「Unityエンジニアのなり方」や「エンジニア就職の方法」などを相談できるので、勉強面以外のサポートを得られるのもメリットの一つです。

どのプログラミングスクールを選べば分からない方は、下記の記事を参考にしてみてください。
⇒自分の状況・個性に合ったプログラミングスクールの選ぶ

本で勉強する(独学)

個人的にあまりお勧めできませんが、本による独学でも勉強可能です。

著者が専門家で、出版社の校閲が入っているため、本に掲載されている情報は情報が正確で専門性が高いですUnityやC#について始めるための手順をまとめている入門書なら、一つ一つ章を読んでいけば勉強を進めることができます。

しかし一方で本だと、テキストと画像のみの解説になっており、実際にプログラムが動いている状況が確認できず、分かりにくく挫折しやすいです。そのため勉強の苦手な人には少し難しいかもしれません。

UnityとC#のおすすめ入門書を下記に掲載しておきますので、興味ある方はご確認ください。
⇒C#のおすすめ入門書3選

・C#のおすすめ入門書

・Unityのおすすめ入門書

上記入門書は挫折しないように、図解付きで一から順を追って解説しているから、初心者でも理解しやすいです。

おすすめのプログラミング入門書をまとめているので興味ある方はご確認下さい。
⇒C#のおすすめ入門書3選
⇒プログラミング初心者向け、厳選の3冊

ブログを参考に勉強する

「学習方法をまとめているブログ」で勉強することも可能。

無料で始められ、本や動画などよりも参考にできるサイトが多いので、自分に合ったブログで勉強ができます。

ブログは実際に現場で働くUnity開発者やC#プログラマが書いているから、現場で使える知見や、現場で役立つノウハウが多く、実践向けの情報が多いです。

ブログ記事だとテキスト、画像、動画を組み合わせて情報をまとめられているから、分かりやすいのも魅力の一つ。

UnityとC#の学習方法を掲載していますので参考にしてみてください。

・C#プログラミングを学ぶ手順をまとめています。
⇒C#プログラミング始め方完全ガイド

・Unityでのゲーム開発の方法をまとめています。
⇒Unityでゲーム開発する完全ガイド

おすすめの勉強方法・やり方

この章では、挫折せずに効率よく学習できるおすすめの勉強方法をご紹介します。

C#とUnityを実際の業務で開発経験のある筆者が実際に試して効果のあった勉強方法をご紹介します。

挫折しないためには「勉強方法を組み合わせる」

プログラミング学習で挫折しないためには、勉強方法を組み合わせることが大切です。

どの勉強方法にもメリットとデメリットがあります。

各勉強方法のデメリット
・本 ⇒ テキストと画像だけの説明になり、プログラムの動作を確認できない。
・動画 ⇒ 動画で情報が流れてしまうため、深い専門的な知識が得られにくい。
・プログラミングスクール ⇒ 時間の制約があり、自由に勉強を進められない。
・ブログ ⇒ 個人で書いているから、情報が誤って掲載されている場合がある。

これらのデメリットを解消するためには、それぞれの勉強一つだけするのではなく複数の勉強法を組み合わせて勉強する必要があります。

おすすめは「本＋動画教材」で勉強すること

個人的におすすめする勉強方法が、本と動画教材を組み合わせることです。

本だけで勉強すると、実際にプログラムを動作している所を確認できない。
動画だけで勉強すると、専門的な詳しい情報をGETできない。

という本と動画のお互いのデメリットを解消できるからです。

動画で動きを確認しざっくり流れとやり方を把握。そして本で詳しい専門的な知識を理解する。

筆者はこの勉強方法で、Unityをある程度開発できるレベルまで習得することが出来ました。※C#は会社の社内研修で習得したため、この勉強法は実践していません。

また、動画教材と本は値段が安く、コスパ良く勉強できるところもおすすめポイントです。

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3ヵ月のサポート期間

安く本格的に学習したい方は「サブスク型プログラミングスクール」

安くお得にC#とUnityを学習したい方には「サブスク型プログラミングスクール」もおすすめです。

通常のプログラミングスクールでは、本格的に学習できる分、「284,688円」もの大金がかかってしまいます。

しかしサブスク型プログラミングスクールに通えば「月額1万円程度」で通えます。
しかも「高品質な動画教材」や「現役エンジニア講師のサポート」「プログラミング仲間」付き。

挫折しにくく、コスパ良く学べるので「サブスク型プログラミングスクール」もおすすめの学習方法です。

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無料で勉強したい方は「ブログ+YouTube」

この記事を読んでいる方の中には、

「始める時はどうしても無料がいい。」

と考えている方もいらっしゃるはず。

そんな方には「ブログとYouTube」がおすすめです。

現在数多くの方がブログやYouTubeなどの無料媒体でプログラミングに関する情報を発信しています。
無料でも分かりやすく専門的な情報が簡単に手に入ります。

ブログとYouTubeは無料なので、挫折をしたり楽しくなければ直ぐにやめることも可能。

という方は「ブログ+YouTube」で勉強を始めましょう。

UnityとC#学習ロードマップ

最後にUnityとC#の勉強のロードマップをご紹介します。

などの情報を掲載しています。

まずはUnity開発できるスペックのPCを用意

Unityを動かすために、PCのスペックが重要です。

性能の悪いPCを使用していると、「動作がカクカクして作ったプログラムが動かない。」「処理が止まってデータを保存できない。」といった問題が発生します。そうなると勉強どころではありません。

Unityを勉強するためにはUnityがしっかり動作するPCを選びましょう。

Unityがストレスなく動くPCのスペック
・CPU⇒Core i7以上
・GPU⇒Geforce系
・メモリ⇒16GB以上
・ストレージ⇒512GB以上

Unityを勉強するためにはPCが必須。Unity開発に必要な推奨スペックは下記をご確認ください。
⇒Unityの推奨スペックを満たすおすすめPC
⇒【Unity開発者厳選】ゲーム開発がサクサク進むおすすめPCを紹介

UnityとC#の勉強ロードマップ

筆者が実際にUnityとC#を勉強した時のロードマップを掲載しますのでご参考にしてください。

1.動画教材でC#を学習する。(動画でプログラミングの知識をざっくり勉強、動画で実際の動きを確認)
2.C#の入門書を買い、動画教材を見ながら専門的な知識を肉付けする。
3.動画教材でUnityの勉強を行う。
4.Unityの入門書を読み、ざっくりとした知識を専門的な知識を肉付けする。
5.Unityで実際にゲームを開発してみる。

「C#⇒Unity」という順番で勉強を行いましょう。その方が理解の順序的に、効率がいいです。

具体的な勉強時間

UnityとC#を習得するための具体的な勉強時間は下記の通りです。あくまで自身の体験を基にした目安ですのでご注意ください。

C#の勉強時間の目安

C#は数あるプログラミング言語の中でも習得難易度が高いです。理解が難しい概念や実装が多く、習得に時間がかかります。

そのためプログラミング初心者の方はこれくらいの時間を確保した方が良いと思います。

Unityの勉強時間の目安

人にもよりますが、大体この程度勉強するとある程度Unityの使い方は習得できます。筆者ですら、この勉強時間でUnityで開発したスマホゲームをアップできたので、これくらいの時間でOKだと思います。

最終的なゴールは「Unity認定資格」の取得

Unity習得の具体的なゴールは「Unity認定資格」の取得です。

「Unity認定資格」はゲームエンジンのUnityを提供するUnity Technologiesが実施する、Unityに関する知識や技術を問う試験。「Unity認定資格」は履歴書の資格欄にも記載でき、自身のUnity開発スキルの証明にもなります。

Unityのゲーム開発を開始する方に勉強のゴールにしていただきたい資格です。

⇒Unity認定資格について詳細はこちら

UnityとC#勉強方法まとめ

以上でUnityとC#の勉強方法の解説を終わります。

重要な点をまとめると

具体的な勉強方法はこちら。

UnityとC#の学習ロードマップ。

最後までお読みいただきありがとうございました。