【C#】int/double型の使い方とその違い

C#,プログラミング言語

C# intとdoubleの使い方レクチャー

この記事では、intとdouble型の使い方について解説します。

intとdouble足し算や掛け算などの四則演算や、合計値や平均値などを求めるために利用されます。
プログラミングにおいて超使う型になりますので、気合を入れて覚えましょう!

本記事をご覧頂くと下記内容が理解できます。

この記事で学べること
C#のint/double型の概念

int/double型の使い方
int/doubleでよく発生するエラー

筆者

疑問点や質問には何でも答えようと思っています。
この記事の不明点はこちらからお問い合わせ下さい

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①C#のint/double型とは?そもそも「データ型」って何

この項ではそもそも型とは何か?intとdouble型とは何か?を解説します。

データ型とは何か?

プログラミングでは値や文字列を使用する際にデータ型というものを利用します。

データ型は、データの種類をそれぞれ分類したもので、データの用途を明確にするために用いられます。

データ型の種類(一部)

上記のようにデータの型を分類しておくことで、例えば、
整数の四則演算をしたい時は「Int型」
小数点の計算をしたい時は「Double型」
文字列を使用したい時は「Stirng型」
と用途に応じて使い分けることが可能になります。

このように用途を定義すると、「扱える値を制限する代わりにできる事を明確にする」というメリットがあります。例えば整数型ならば四則計算が可能なことが保障されていますし、文字列型ならば文字列操作が可能なことが保障されています。

もしデータ型を保証せずにデータを無暗に使用すると

object obj1 = 123;
object obj2 = 456;

//エラー
int num = obj1 + obj2;
データ型を正しく定義しないとエラーとなってしまう。

上図のようにエラーが発生してしまうため、データ型は正しく定義する必要があります。

C#で定義されている値型と参照型のデータ型一覧

C#のデータ型は10種類程あります。

型名型の説明使用例
sbyte8ビット整数(符号付き)sbyte test = 123;
byte8ビット整数(符号無し)byte test = 123;
short16ビット整数(符号付き)short test = 123;
ushort16ビット整数(符号無し)ushort test = 123;
int32ビット整数(符号付き)int test = 123;
uint32ビット整数(符号無し)int test = 123;
long64ビット整数(符号付き)long test =123;
ulong64ビット整数(符号無し)ulong test = 123;
float32ビット浮動小数float test = 123.45F;
floatは値の末尾に"F"が必要
double64ビット浮動小数double test = 123.45;
String文字列string test = “abcde";
stringはダブルクォートで囲う
char文字char test = 'a’;
charはシングルクォートで囲う。
複数文字入れたい時は配列にする
bool論理値 (true/falseのみ)bool test = true(or false);
decimal高精度 10進数浮動小数decimal test = 123.45m;
decimalは末尾に"m"が必要
object全ての型の基底となる型
C#で使用できるデータ型一覧
筆者

頻繁に使用するのはint, bool, string, double型!
上記4つのデータ型はしっかり覚えましょう。

intとdouble型のデータの役割は下記の通りになります。

int型…整数を格納するためのデータ型
double型…浮動小数点数を格納するためのデータ型

プログラミングで足し算や掛け算などの四則演算を行う際に使用します。
※浮動小数点数…小数点以下の値を含む数値の表現法※詳しくはこちら

実際にプログラムを見て正しい使い方や動作を確認してみましょう。

C#のint/double型を用いたプログラムの実装

下記のプログラムを記載して、実際に実行してみましょう!
プログラムの作成方法はこちら(左記サイトの①プロジェクトの作成をご確認ください) 

intとdouble型を用いたプログラムの表示画面(visual studio)

プログラムのコピペは下記から

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;

namespace LecturerBeginner
{
    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //①変数の宣言
            int a, b, c, d; //int型変数の宣言
            double v, x, y, z; //double型変数の宣言

            //②宣言した変数に計算結果を代入する
            a = 3; 
            b = 4;
            c = a + b; //足し算の結果をcに代入する
            d = a * b;//掛け算の結果をdに代入する
            v = 3.3; //変数に浮動小数点数を代入する
            x = 4.4; //変数に浮動小数点数を代入する
            y = v + x; //足し算の結果をyに代入する
            z = v * x;//掛け算の結果をzに代入する

            //③計算結果を表示する
            Console.WriteLine("aに格納されている値は、" + a); //変数の中の値を出力する
            Console.WriteLine("bに格納されている値は、" + b);
            Console.WriteLine("a+bの結果は、" + c);
            Console.WriteLine("a×bの結果は、" + d);

            Console.WriteLine("vに格納されている値は、" + v);
            Console.WriteLine("xに格納されている値は、" + x);
            Console.WriteLine("v+xの結果は、" + y);
            Console.WriteLine("v×xの結果は、" + z);

        }
    }
}

上記のプログラムを実行すると下記の結果が得られます。

プログラムの実行方法
プログラムの実行結果

※プログラムの実行方法はこちら(左記サイトの③プロジェクトの実行をご確認ください) 

C#のint/double型のプログラムの解説

この項では②で紹介したプログラムの解説をします。

int/double型変数の宣言

//①変数の宣言
int a, b, c, d; //int型変数の宣言
double v, x, y, z; //double型変数の宣言

intとdouble型などのデータ型を使用するためにはまず「変数」を宣言しなければなりません。
「変数」とは、そのデータ型を使うための名前付きの箱」になります。

intとdouble型の変数の宣言イメージ

上記がイメージ図です。箱(変数)を最初に作成します。
Int型で宣言された変数は整数のみ代入でき、
Double型で宣言された変数は整数と浮動小数点数を代入できます。

int/double型変数に値と計算結果を格納する

//②宣言した変数に計算結果を代入する
a = 3; 
b = 4;
c = a + b; //足し算の結果をcに代入する
d = a * b;//掛け算の結果をdに代入する
v = 3.3; //変数に浮動小数点数を代入する
x = 4.4; //変数に浮動小数点数を代入する
y = v + x; //足し算の結果をyに代入する
z = v * x;//掛け算の結果をzに代入する

①で宣言した変数に数値と計算結果を代入します。

aとbには整数を代入
cとdには変数aとbの計算結果を代入しています。

vとxには小数点数を代入
yとzには変数vとxの計算結果を代入しています。

変数と値の流れ

上図のように変数に代入した値は他の変数の計算にも使用できます

int/double型変数の計算結果を画面上に表示する

//③計算結果を表示する
Console.WriteLine("aに格納されている値は、" + a); //変数の中の値を出力する
Console.WriteLine("bに格納されている値は、" + b);
Console.WriteLine("a+bの結果は、" + c);
Console.WriteLine("a×bの結果は、" + d);

Console.WriteLine("vに格納されている値は、" + v);
Console.WriteLine("xに格納されている値は、" + x);
Console.WriteLine("v+xの結果は、" + y);
Console.WriteLine("v×xの結果は、" + z);

変数に代入した計算結果をConsole.WriteLineで出力しています。
変数の値を表示させるときは文字列とは違い""は必要ありません。

プログラムの実行結果

表示された計算結果を確認すると適切に計算されていることが分かります。

以上の結果から、intとdouble型を使用するとプログラム上で四則演算などの計算ができることが分かります。

C#のint/double型をちょっと応用

先ほどのプログラムでは足し算と掛け算でしたが、割り算の商や余りも求めることができます。
※計算の処理順序は基本的に演算子の優先順位と同様です。一部例外あり

・割り算の商と余りの計算
割り算のを導出したい時は「/(スラッシュ)」
割り算の余りを導出したい時は「%(パーセント)」

・式の優先度は計算ルールと同じ
計算の処理順序は基本的に演算子の優先順位と同様です。
https://xn--spi-m54e217p7lcis9d.com/priority/

intとdouble型の応用例
//①変数の宣言
int a, b, c, d,e,f; //int型変数の宣言

//②宣言した変数に計算結果を格納する
a = 14;
b = 5;
c = a / b; //割り算の商をcに格納する
d = a % b;//割り算の余りをdに格納する
e = a + b * b;
f = (a + b) * b;

//③宣言した変数に計算結果を格納する
Console.WriteLine("a÷bの商は、" + c);
Console.WriteLine("a÷bの余りは、" + d);
Console.WriteLine("a + b × bは、" + e);
Console.WriteLine("(a + b) × bは、" + f);
プログラムの実行結果
筆者

自分でプログラムを変更して、様々な計算式の結果を確認してみましょう

⑤int/double型のよくあるエラーと解決策

プログラムのエラー

上記のポップアップが表示され、上手く実行できない場合は下記をご確認ください。

考えられる原因1
Int型の変数に小数点数を代入している。
「int a = 3.3;」←これはNGです。
正しくは 「double a = 3.3;」です。

int double型を使ったときにエラーが出たら確認すること

考えられる原因2
計算結果が小数点数になる。

//エラー
int b = 3 / 4;

計算結果が小数点の値をint型変数に格納しようとするとエラーになってしまいます。
注意しましょう。

int/double型の課題にチャレンジ

(1) 「1+2×3+4+5×6+(8 / 7) % 9」を計算してみよう

正解

(2) 6!(6の階乗)を計算してみよう※階乗とは?

正解
筆者

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Posted by 9noike