【C#】ボタンが押された時の処理実装【メソッド呼び出し】

C#,プログラミング言語

この記事では、C#ボタン押下時の処理の実装方法をご紹介します。

ボタン押下時の処理はどのシステムでも実装されるもの。

システム開発で頻繁に見かけるボタン押下時の処理

そんな超重要なボタン処理の実装方法を解説します。

本記事をご覧頂くと下記内容が理解できます。

この記事で学べるボタンの処理
・ボタン押下時の処理作成方法
・ボタン処理の実装方法

上記をコードと画像付きで解説していきます。

筆者

疑問点や質問には何でも答えようと思っています。
この記事の不明点はこちらからお問い合わせ下さい。

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C# ボタン押下時の処理を生成する

この項ではボタンが押された時の処理メソッドを生成します。

フォーム画面にボタンを追加する

まずはフォーム画面にボタンを追加します。

画面左タブの「ツールボックス」をクリックし、フォーム画面にボタンを追加してください。
ツールボックス→button→フォーム画面にドラッグ

ボタンをフォーム画面にドラッグする

ボタンをクリックし、フォーム画面上にドラッグ＆ドロップするとbuttonが追加されます。

フォーム画面にbuttonが生成される。

ボタンのデザインや各種設定については下記をご覧ください。

ボタンが押された時のメソッドを生成する

ボタンが押された時に呼び出されるメソッドを生成します。
フォーム画面に作成したボタンを選択しプロパティの雷マークを押下してください。

ボタン選択⇒プロパティ⇒雷マーク⇒Click

ボタン選択⇒プロパティ⇒雷マーク⇒Clickの順序で選択する

雷マークは各操作のメソッドを実装するプロパティです。
今回はClickした時のメソッドを実装します。

下記画像のようにClickの右にメソッド名を設定してください。※メソッド名は任意。

クリック操作した時に処理されるメソッドを作成

メソッド名を入力し「Click」を押下するとメソッドが新たに生成されます。

クリックイベントが生成される

新しく生成されたこのメソッドにボタン押下時の処理を追加していきます。

private void button2_click_event(object sender, EventArgs e)
{
    //ここにボタンクリック時の処理を記載する。
}

メソッドについての詳細な説明は下記をクリック。

C# ボタン押下時のメソッドを実装する

この項ではボタンが押された時の処理を実装します。
今回は「ボタンを押下したらテキストボックスの文字数を表示する」イベントを作成します。

テキストボックスとラベルを設定する

処理を実行するための準備を行います。

下記のサイトを参考にテキストボックスとラベルを設定してください。
設定はデフォルトで大丈夫です。

ラベルを画面上に追加する

「label2」という名称のラベルをフォーム画面に設定しました。

テキストボックスの文字数を表示するラベルを設定

使用するテキストボックスを準備する

「textBox1」という名称のテキストボックスをフォーム画面に設定します。

文字数をカウントするためのテキストボックスを追加

ボタンの押下時の処理を実装する

ボタン押下時に実行されるメソッドを追加します。
今回は「button2を押したときにlabel2にテキストボックスの文字数を出力する」という処理。

private void button2_click_event(object sender, EventArgs e)
{
    int textlength = textBox1.TextLength;//テキストボックスに入力された文字を取得
    label2.Text = textlength.ToString();//取得した文字数をラベルに設定。
}

int型変数「textLength」にテキストボックスの長さを格納。
その「textLength」をラベルのテキストに設定しています。

実際にボタンを押してみる。

ボタンを実際にクリックして、ボタン押下時の処理を確認してみましょう。
プログラムを実行します。

上部タブ「ビルド」⇒「ソリューションのビルド」
でプログラムのビルドを行い、
上部タブ「デバック」⇒「デバックの開始」
でアプリを実行してださい。

Windows フォームアプリの実行方法は下記を参照してください。

※「Windowsフォームアプリケーションの使い方」項を参考に。


デバックの開始をするとアプリが実行されます。

テキストボックスに文字を入力する

テキストボックスに文字を入力し「文字数カウント」ボタンを押下すると文字数がカウントされます。

ボタンを押下するとラベルに文字数が表示される

C#ボタン押下時の処理実装のまとめ

「ボタンのクリックイベントの実装方法」まとめです。

ボタン押下時の処理実装まとめ
・ボタンの処理を実装するには「フォーム画面から雷マークを選択し、Clickメソッドを作成する」
・生成されたメソッドの中身に処理を追加する。

ボタン押下時のメソッド実装の説明は終了です。

以上で「アプリケーション開発初心者向け完全ガイド【中級編】」は終了です。
紹介したWindowsアプリ以外にも、皆さん自身で工夫して様々なアプリを開発してみてください。

この「アプリケーション開発初心者完全ガイド」の他にもゲーム開発完全ガイドも作成しています。
ぜひチャレンジしてみてください。

お疲れさまでした。

【Unity】ゲーム開発初心者への完全ガイド【導入～応用まで】

下記を読んで、皆さんもゲーム開発してみよう！！！

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Posted by 9noike