【Windows版】Unityのインストール方法【初期設定あり】

C#,Unity,プログラミング言語

この記事では、Windows版のUnityインストール方法をご紹介します。

この記事を見れば、Unityがインストールでき、最終的にUnityのゲーム開発画面を起動できます

【最終目標】Unityの開発画面を表示する

Unity初心者の方やゲーム開発を体験したい方はご覧ください。

下記の手順でUnityのインストール方法を解説します。

Unityのインストール手順
➀Unity Hubのインストール
②Unityのインストール
③Unity IDの作成
④Visual Studioのインストール
⑤Unityの初期設定

※インストールに時間がかかる場合があるので、時間に余裕のある時にインストールしてください。PCの性能によっては5時間以上かかる場合もあるので注意。

筆者

疑問点や質問には何でも答えようと思っています。
この記事の不明点はこちらからお問い合わせ下さい

Unity初心者向けにゲーム開発の始め方を解説しています。興味ある方はご覧ください。
⇒【初心者向け】Unityゲーム開発の始め方【完全ガイド】

Unity Hubのインストール【Windows版】

まず初めに、Windows版の「Unity Hub」のダウンロードとインストールを行います。

「Unity Hub」とはUnityのプロジェクトやバージョンを一元管理するための管理ツール

下記のように、
・Unityのインストール
・追加コンテンツのダウンロード
・作成ファイルの管理
・プロジェクトの作成

などを行えます。

「Unity Hub」の画面。プロジェクトの管理や各種設定が可能

Unity Hubは「チームをまとめるリーダーのようなもの」という認識をしてください。

まずこのUnity Hubをインストールしていきましょう。

【Windows版】Unity Hubをダウンロードする

まずはWindows版Unity Hubを公式サイトからダウンロードします。

Webサイトで「unity download」と検索するか、
下記をクリックして、Unity Hubのダウンロードサイトにアクセスしてください。
Unity Hubダウンロードサイト

Unity Hubのダウンロード画面

ダウンロードサイトが表示されたら、「Download for Windows」ボタンを押下し、Unityセットアップファイルをダウンロードしましょう。

【Windows版】Unity Hubのインストール

画面左部にダウンロードしたUnity setupファイルが表示される

画面左下にダウンロードしたUnityHubsetupファイルが表示されますのでダブルクリックで起動しましょう。※サイト左下に表示されない場合は、エクスプローラーのダウンロードフォルダを確認してください。

「管理者モード」で実行

ユーザーアカウント制御画面が表示される場合があるので、その際は「はい」を押下し、管理者権限で起動します。

Unity Hub セットアップがスタート。「同意する」ボタンを押下する。

Unity Hubのライセンスの許可を求められたら、「同意する」ボタンを押下します。

インストール先を設定せひ、「インストール」ボタンを押下

上記画面が表示されたら、Unity Hubのインストール場所を選択し、「インストール」ボタンを押下します。
※インストール先はデフォルトで大丈夫です。

Unity Hubのインストールが開始される。

Unity Hubのインストールが開始されます。
お使いのPCの性能によっては数十分かかる場合があります。気長に待ちましょう。

インストールが終了すると、完了画面が表示される

インストールが完了すると上記の画面が表示されます。
「Unity Hubを実行」にチェック完了ボタンを押下します。

セキュリティソフトの設定で、アプリの機能がブロックされる

セキュリティソフトの影響で、アプリの機能がブロックされる可能性があります。
※筆者のWindows PCではウイルスバスターを導入しているので上記画面が表示されました

その際は「プライベートネットワーク」にチェックを入れ、「アクセスを許可する」を押下してください。

Unity Hubが実行できる

上記画面が表示されると「Unity Hub」のインストールは完了です。

Unityのインストール

続いてUnityのインストールを行います。

先ほどインストールしたUnityプロジェクト管理ソフト「Unity Hub」からUnityをインストールして行きましょう。

Unityをインストールする

Unity Hubインストール後に「Unityエディターをインストール」画面が表示されます。

最新のLTSを選択し「Unityエディターをインストール」を押下

「最新のバージョン(LTS)」を選択し、保存場所はデフォルト「Unityエディターをインストール」を押下します。

Unityのインストールが始まる

するとUnityのインストールがスタートします。

■注意「Unityエディターをインストール」画面が表示されない場合

PCの設定によって「Unityエディターをインストール」画面が表示されない場合があります。
その場合はUnity Hubを再度起動。

左タブ「インストール」を選択後、画面右上の「エディタをインストール」を押下する

画面左部の「インストール」を選択しインストール画面を開いたら「エディタをインストール」を押下します。

最新のLTSをインストールする

Unity エディターのインストール画面が開くので、最新のLTSをインストールしてください。

Unityのインストールが始まる

Unityのインストールがスタートします。
Unityのインストールに数時間かかる場合があります。シークバーの進捗を確認しながら気ままに待ちましょう。

※Unityのインストールが遅すぎる場合はPCのスペックが低すぎる可能性があります。下記サイトでスペックを確認してください。
https://youmanavisions.com/unity/post-31816/

インストールに時間がかかります。しばらく待ちましょう。

Unityのインストールが終了すると「インストールが完了しました」と表示されます。

「インストールが完了しました」と表示されるとOKです。

これでUnityのインストールが完了です。
この後はUnityIDの登録・Unityプロジェクトの作成を行っていきます。

Unityアカウントの登録

インストールしたUnity HubにUnity IDを登録します。

Unity IDでできること

Unityアセットストアでの購入
3Dモデル、アニメーション、オーディオなどのゲーム素材を購入できる。

ゲーム内広告サービスUnityAdsの利用
自作ゲームに広告を設定できる。

・その他Unityの各種サービスの利用

今後Unityでゲーム開発し、収益化を考えている方は登録しておきましょう。

Unity IDをUnity Hubに登録します。

画面左上の「歯車マーク」をクリックします。

画面左上の「歯車マーク」を押下します。

環境設定から「ライセンス」、「サインイン」を押下しサインインを行います。

Unity IDをお持ちの方

Unity IDをお持ちの方はサインイン画面に遷移したら、「メールアドレス」「パスワード」を入力し、サインインしてください。

メールアドレスとパスワードを入力し「サインイン」を押下する

Unity IDをお持ちでない方

Unity IDを持っていない方はUnity IDを作成する必要があります。
メールアドレスとパスワードをご用意ください。
※Unity IDの作成は無料です。

「IDを作成」をクリック

「IDを作成」をクリックします。

各種入力項目を記入し「Unity IDを作成」をクリック

「メールアドレス」「パスワード」「ユーザーネーム」「フルネーム」を入力し「Unity IDを作成」を押下します。

Unity Personalを選択。※無料

ライセンス契約の選択画面に遷移します。
個人開発になりますので「Unity Personal」を選択してください。
Unity Personalではお金は発生しません。
詳しくはUnityプランと価格を確認

作成したUnity IDでUnity Hubにサインインできました。

Unity Hubにサインインできる

Unity Hubにサインインできると、上記のようにライセンスが表示されます。

Unity Hubを日本語表記にする

Unity Hubの表記を日本語に設定します。※既に日本語表記の方は設定しなくてもOK。

Unity Hubの環境設定 「表示」⇒「日本語」に設定する

環境設定画面から「表示」⇒「言語」を日本語に設定します。
この設定でUnity Hubが日本語で表示されます。

Unityのプランを変更する

Unityをインストールできたら、自分が使用するUnityライセンス(プラン)を選択しましょう。
Unityのプランは全部で3つあります。

Unityのプラン

・Personal(無料):初心者の方向け
・Plus(年額48,394円):ゲーム開発を本格的に頑張りたい方向け
・Pro(年額217,800円):ゲーム開発で収益を上げている人向け

自分の状況・やりたいことに合わせて上記プランを選択しましょう。

Personal以外のプランを希望される方はライセンスを更新する必要があります。
下記サイトを参考にUnityのアクティベーション(ライセンスの有効化)を行ってください。
⇒「写真付き」Unity ProもしくはUnity Plusにライセンスを変更する方法

Unityプロジェクトを作成する

Unityのインストールが完了したら、いよいよUnityプロジェクトを作成します。
今回は3Dゲームプロジェクトを作成します。

Unity Hubのプロジェクトから「新しいプロジェクト」をクリック

まずはUnity Hubを起動し、プロジェクト画面から「新しいプロジェクト」を押下します。

今回は3Dゲームを作成するので、3Dコアを選択

プロジェクト作成画面に遷移します。
3D(コア)を選択し、プロジェクト名を入力プロジェクトを作成を押下します。

Unityプロジェクトの作成が始まる。

Unityプロジェクトの作成が始まります。
※Windows PCのスペックによっては数十分かかる場合があります。

初期プロジェクトの作成が完了し、Unity開発画面が表示される

プロジェクトの作成が完了したらプロジェクトが起動されます。

Unityプロジェクトの設定

Unityの開発をスムーズにするための設定を行います。

Visual Studioをエディターとして設定する

Unityでゲーム開発をするためには、Visual Studioをコードエディタとして設定する必要があります。

Unityでは裏の処理を実装するプログラムをC#で記述するからです。
C#の開発環境として広く普及しているVisual Studioをエディタとして採用しましょう。

C#について詳しく知りたい方はこちらを参照ください。
https://youmanavisions.com/programming/post-2481/

Visual Studioをエディターとして設定するためにまず、画面左上タブの「Edit」をクリック。

Unityの画面左上タブ「Edit」を選択
「Preferences」を選択します。

表示された項目タブの下に遷移し「Preferences」を選択します。

左タブ「External Tools」を選択しMicrosoft Visual Studioを選択

左タブ「External Tools」をクリックしMicrosoft Visual Studioを選択します。

Visual StudioをPCにインストールしていない方は「Visual Studio」を選択できません。
下記サイトを参考にVisual Studioをインストールしてください。
⇒「画像付き」Visual Studioをインストールする方法

以上でUnityのコードエディタとしてVisual Studioを設定できました。

Unity編集画面のレイアウト変更

Unityの開発を効率化するために画面レイアウトを変更します。
※この操作は必須ではないので飛ばして頂いても構いません。

デフォルトの画面配置

上記はUnityインストール直後のデフォルトの画面レイアウトです。
この画面レイアウトではゲーム開発しづらいため、画面の配置を変更します。

各画面項目の他部の部分をドラックし

上記のように各タブをクリックしそのままドラッグすると、画面の位置を移動できます。

任意の場所でドラッグ&ドロップすることで画面の配置を変更できる。

配置したい位置でタブを離すと配置が変更されます。

ゲーム開発におすすめの画面配置

最終的に上記のような画面レイアウトに設定してください。

Unityゲーム開発におすすめ画面レイアウト
・Game(ゲーム実行中に表示される画面)…画面左上
・Console(実行中に出力されるログ)…画面左下
・Scene(コンテンツを扱う場所)…画面中央
・Project(データの格納場所)…画面中央下
・Hierarchy(オブジェクト間の従属関係)…中央右
・Inspector(オブジェクトの機能)…画面右

Unity画面レイアウトを保存する

先ほど設定した画面レイアウトを保存します。

画面右上のタブを選択

画面右上のタブを選択すると、画面配置の各種設定が表示されます。
「Save Layout…」をクリックします。

レイアウト名を設定し「Save」ボタンを押下する

レイアウト名を入力し「Save」ボタンを押下します。

設定した画面レイアウトが保存される

画面レイアウトが保存されます。

以上でUnityのインストール及び初期設定は完了です。
お疲れさまでした。

Windows版 Unityのインストール方法とめ

「Windows版 Unityのインストール方法」のまとめです。

Unityのインストール方法まとめ
➀Unityプロジェクトの管理ツール「Unity Hub」のインストール
②Unityのインストール
③Unityの各種サービスを利用できるUnity IDの作成とサインイン
④Unity HubとUnityの各種初期設定
⑤Visual Studioのインストールと設定

以上でUnityのインストールの方法の説明は終了です。

下記にUnityのゲーム開発の始め方についてもまとめています。
是非ゲーム開発にチャレンジしてみてください。

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Posted by 9noike