地方にIT企業はない?エンジニアが地方に転職する方法を解説!【田舎でIT就職しよう】

転職

本ページはプロモーションが含まれています

この記事では地方にIT企業がない理由エンジニアが地方に転職する方法を紹介します。

IT業界で勤めるエンジニアやプログラマーの中に

地方にIT企業はないの?
地方にエンジニア求人はあるの?
エンジニアが地方に転職する方法ある?

と気になっている方も多いはず。

この記事ではそんなエンジニアに向けて、地方にIT企業がない理由エンジニアが地方に転職する方法を解説します。

今回紹介する内容はこちら。

上記項目を見て、田舎にIT企業がない理由を知り、地方への転職を検討しましょう。

【記事の目標】田舎にIT企業がない理由を知り、地方への転職を検討する
筆者

千葉の田舎に住む中堅エンジニアが実体験から解説。
エンジニアが地方に転職する方法を紹介します。

是非最後までご覧ください。

地方移住したいエンジニアには、リモートワークに特化した転職サイトがおすすめです。リモートできない企業の求人が排除されているため、田舎に移住しやすいでしょう。

リモートワークに強い転職サイト

クラウドリンク
【公式サイト】クラウドリンク
フルリモート求人200件以上!リモート&フレキシブル求人を豊富に保有。無料登録、30秒で転職スタートできます。

Remoful(リモフル)
【公式サイト】Remoful(リモフル)
フルリモートワーク求人を中心に、3万件以上の求人を保有。地方に居住しての勤務可能なポジションはもちろん、海外から勤務可能な求人もあるから安心。

地方や田舎にIT企業がない理由

この章では地方や田舎にIT企業がない理由を解説します。

地方のIT求人を探しているエンジニアなら、一度は「地方はIT企業の求人が少ないな」と感じたことがあるのではないでしょうか?実際に筆者も千葉の田舎の求人を探している時に、IT企業の少なさに絶望しました。

ここではなぜ地方や田舎にIT企業がないのか?田舎のIT企業で働いていた経験から解説します。

地方や田舎にIT企業がない理由
  1. 深刻なIT人材の不足
  2. ITを導入するメリットが少ない
  3. デジタル技術を必要としない業種が多い
  4. 中小企業が多く資金が少ない

地方への転職を検討しているエンジニアは参考にしてみて下さい。

参考記事:ITエンジニアが地方移住して、田舎の企業に転職した話。田舎暮らしは最高だった。

筆者

エンジニアが都会から地方移住した時の体験談も紹介しています。
是非参考にしてみて下さい。

深刻なIT人材の不足

地方にIT企業がない一番の原因として、深刻なIT人材の不足が挙げられます。

日本全体でエンジニアやプログラマーなどのIT人材が不足しており、地方にIT人材が流れてこない現状となっています。実際に公的機関の調査で「日本のIT人材が2030年に30万人不足する」という調査結果が出ています。下記の図をご覧ください。

画像出典:IT人材白書2020「独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター」

この図は「IT人材の今後の需要の伸び」を表したグラフ。上記のグラフでは「IT人材は2030年に30万人不足する」と予測されています。

このように日本全体でIT人材が不足しているため、必然、田舎でもIT人材が集まりにくい現状となっています。

☑IT人材が不足していて田舎にエンジニアが流れにくい

  • 田舎に限らずIT人材が不足していて、田舎にIT人材が回ってこない。
  • 地方は経済レベルが低く、IT産業が発展していない。
  • 都市部のIT企業が給料を高く設定し、エンジニアの確保に努めている。

田舎や地方にIT人材が集まりにくく、地方にエンジニアやプログラマーがいないため、田舎でIT企業を起業しにくいです。結果として田舎のIT企業がない状態に。日本全体のIT人材の不足が、田舎にIT企業がない根本的な原因と言えるでしょう

ITを導入するメリットが少ない

田舎や地方にITを導入するメリットが少ないことも、地方にIT企業がない原因の一つです。

都会の人と比べて地方に住む人々は、ITリテラシーが低い人が多く、ITシステムを導入しても使いこなせない場合がほとんど。田舎はITリテラシーの低い人が多いため、ITを導入しても活かしきれないため、IT企業が参入しにくいでしょう。

☑田舎でITを導入するメリットが少ない理由

  • 地方は高齢者が多く、ITを導入しても使いこなせない
  • ITを活用できる情報量やデータがない。
  • 田舎は中小企業が多く、

田舎は高齢者や第一次産業に従事する人が多く、IT機器をまともに扱ったことがない人も一定数います。そのような人々に向けてITを提供しても意味がありません。

もしIT企業が地方移転しても、田舎に住む人々がそのITを求めていないため、需要がなく直ぐに倒産してしまうでしょう。このように田舎でITを導入するメリットがほとんど無いため、地方にIT企業が少ない状態となっています。

デジタル技術を必要としない業種が多い

デジタル技術を必要としない業種が多いことも、地方にIT企業がない原因の一つです。

都会の仕事に比べて地方の仕事は、農業や漁業などの第一次産業がほとんどです。都会にあるようなコンサルやAIなどの最先端な業種がないため、田舎の業種はデジタル技術を必要としない場合が多いです。

☑デジタル技術を必要としない田舎の業種

  • 農業
  • 漁業
  • 板金屋
  • 加工工場

基本的に田舎は第一次産業や第二次産業の割合が高いです。第一次産業などの業種はデジタル技術を導入しても、恩恵を受けにくいです。

このように田舎はデジタル技術を必要としない業種が多いため、地方にIT企業がない現状となっています。

中小企業が多く資金が少ない

中小企業が多く資金が少ないことも、地方にIT企業がない原因の一つです。

一般的にITシステムを会社に導入しようとすると、一つのシステムだけで何百万~何千万円もの資金が必要。そのため資金に余裕のない中小企業がITシステムを導入するのは、リスクがかなり高いです。

何百万円もかけてITシステムを導入するメリットがない。
そもそも社員がITを使いこなせない。
何千万のシステムは資金繰りに苦労する

ITシステムを導入すれば、田舎の中小企業のオーナーは資金が足りず頭を抱えることになるでしょう。

IT機器の導入は初期費用が大きく、リスクがかなり高いです。上手くITを活かさないと大きな損失となるため、ITの導入に消極的な地方中小企業が多いです。

結果としてITを導入する田舎の企業が現れず需要がないため、地方にIT企業がない現状となってしまっています。

地方にある数少ないIT企業に転職する方法

この章では地方にある数少ないIT企業に転職する方法を解説します。

都会で働くエンジニアの中には「都会の生活に疲れた」「田舎で自然を楽しみながら働きたい」と地方移住を検討している人も一定数いるはず。ですが地方にIT企業がないせいで、田舎に移住できないエンジニアもいるでしょう。

ここではそんな地方移住したいエンジニア向けに、地方にある数少ないIT企業に転職する方法を紹介します。※筆者は実際に千葉の田舎にある企業でエンジニアしています。

地方にある数少ないIT企業に転職する方法
  1. 求人数の多いサイトで転職先を探す
  2. フルリモートOKのIT企業に就職する
  3. 地域密着型の転職サイトを利用する
  4. 田舎の企業のエンジニア採用枠を利用する

都会から田舎への移住を検討しているエンジニアは参考にしてみて下さい。

参考記事:【とにかく多くの求人が見たい】求人数が豊富な転職サイト

筆者

地方のIT企業に転職したい方向けに
リモート特化・求人数に特化した
転職サイトを紹介しています。

求人数の多いサイトで転職先を探す

地方のIT企業に転職したいエンジニアは、求人数の多い転職サイトで転職先を探すようにしましょう。

地方にIT企業はほとんどないため、自力で田舎のITエンジニア求人を探すのはほぼ不可能です。そのためなるべく求人が多いIT転職サイトを利用して、数少ない地方エンジニア求人を見逃さないようにしましょう

☑求人数の多い転職サイトは田舎求人を見つけやすい

  • 求人の母数が多いから、穴場のIT企業が見つかりやすい。
  • IT企業以外の田舎の優良企業が見つかる場合がある。
  • IT企業以外の社内SE求人が豊富。

求人が多い転職サイトを利用すれば掲載されている求人の母数が多いため、数少ない地方のエンジニア求人を探せるはずです。電車の沿線や田舎の地域で絞って、求人を探せば数少ないエンジニア求人が見つけられるでしょう。

下記業界最大手の求人数が多い転職サイトです。田舎のIT企業に転職したい方は利用するようにしましょう

求人数が豊富な転職サイト

レバテックキャリア
【公式サイト】レバテックキャリア
20,000件以上のIT業界求人が取り揃えられている。登録者45万人以上だから安心して利用できる。

doda
【公式サイト】doda
20万件以上と豊富な求人がある転職サイト。国内最大規模なので登録しておいて損はなし。

キャリアインデックス
【公式サイト】キャリアインデックス
国内の主要転職サイト・人材紹介会社・ハローワーク、それぞれが保有する求人を一か所に集めた転職サイト。約250万件の求人を網羅的にチェックでき便利。

フルリモートOKのIT企業に就職する

地方に移住したいけど地方にIT企業がないと悩んでいるエンジニアは、フルリモートOKのIT企業に転職するのもおすすめです。

フルリモートができるIT企業に転職すれば、地方に移住しても問題ないでしょう。在宅勤務で家でのんびり仕事ができるため、フルリモートIT企業は田舎に移住が可能です。

もしフルリモートのできるIT企業に転職できれば、

満員電車から解放されて完全在宅。
フルリモートだから田舎に移住できた。
地方移住しても、東京都同じ給料水準で年収が高い。

と地方移住してもITエンジニアとして勤務できるでしょう。

田舎にIT企業はほとんどないです。しかしフルリモートのIT企業に転職できれば、地方移住してもエンジニアとして働くことは可能です。

そのため、もしあなたが田舎でエンジニアとして働きたいのであれば、フルリモートOKのIT企業を探すようにしましょう。

フルリモート企業特化の転職サイトもあるため、田舎に移住したいエンジニアは是非利用してみて下さい。

リモートワークに強い転職サイト

クラウドリンク
【公式サイト】クラウドリンク
フルリモート求人200件以上!リモート&フレキシブル求人を豊富に保有。無料登録、30秒で転職スタートできます。

Remoful(リモフル)
【公式サイト】Remoful(リモフル)
フルリモートワーク求人を中心に、3万件以上の求人を保有。地方に居住しての勤務可能なポジションはもちろん、海外から勤務可能な求人もあるから安心。

地域密着型の転職サイトを利用する

出典「求人ジャーナルネット」

地方のIT企業がないと悩んでいるエンジニアは一度、地域密着型の転職サイトを利用してみて下さい。

地域密着型の転職サイトを利用すれば、その地域限定のレアな求人が見つかることがあります。数少ない田舎のエンジニア求人を見逃さないように、地域限定の転職サイトを利用して下さい。

☑地域密着型の転職サイトのメリット

  • その転職サイトしか掲載されていない地方のお宝求人がある。
  • 特定の地域に特化した転職に強い
  • その地域の転職事情に詳しく、掲載されていないIT企業の求人を教えてくれる。

東北や北陸、九州から沖縄まで各地域に密着した求人サイトがあるため是非利用してみましょう。その地域にしかないレアな求人が見つかり、地方の優良IT企業に転職するために。

各地域に特化した転職サイトは以下のものがあります。興味があるエンジニアは、一度求人をチェックしてみて下さい。

地域密着型の転職サイト

求人ジャーナルネット
【公式サイト求人ジャーナルネット
全国の求人が215,316件も掲載。自分の地元のIT企業の求人が見つかりやすい。

田舎の企業のエンジニア採用枠を利用する

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: engineer-Experiences-5.jpg

地方にIT企業がないと悩んでいるエンジニアは、地方のエンジニア採用枠を利用しましょう。

地方でエンジニアとして就職したい方は、地方のエンジニア採用枠を利用するのがおすすめ。地方公務員や公共団体などにはIT人材の採用枠が存在します。そのようなIT人材枠を利用すれば、地方でもエンジニアとして転職できるでしょう。

☑地方のエンジニア採用枠

  • 地方公務員のエンジニア採用
  • 地方の大手企業の社内SE
  • 公共団体のIT人材採用枠

数は少ないですが、探せばエンジニア採用をしている企業はあります。上記のようなエンジニア採用枠を活用してエンジニアになれれば、IT企業に就職しなくてもエンジニアとして働けます。

「IT企業に就職する」と言う考えを捨て、別業界、他企業のエンジニア採用枠を利用する。のも地方でエンジニアになるうえで大切な考え方になるでしょう。

田舎や地方にIT企業はないわけではない。

この章では田舎や地方にIT企業はないわけではないという話をします。

田舎にIT企業は少ないですが、田舎にIT企業がない訳ではありません。実際に地方移転を目指すIT企業や町おこしのために田舎で設立されるIT企業も増えています

そこでこの項では、田舎にある優良IT企業や地方移転を目指す企業の事例を紹介します。

田舎や地方にIT企業はないわけではない
  1. 地方移転を目指すIT企業は増えている
  2. 田舎の優良企業の例
  3. 都会を離れてエンジニアになれば最強

地方や田舎への移住に興味のあるエンジニアは参考にしてみて下さい。

地方移転を目指すIT企業は増えている

今は地方にIT企業がないですが、地方移転を目指すIT企業は増えています

国や地方自治体から補助金が出るケース、AI・IoT・ビッグデータなどと第一次産業と掛け合わせたIT技術を進めるケースなど、地方×ITのメリットを活かそうとするIT企業も多いです。

☑IT企業が地方移転を目指すメリット

  • ITが導入されていないためライバルが少なくブルーオーシャン
  • 地方のIT遅れを解消し、地域貢献ができる
  • 地方移住を希望する優秀なIT人材が集まりやすい。

都市部でIT企業を設立するメリットが多いですが、地方でIT企業を設立するメリットも増えています。

地域の自治体から企業向けに補助金が出ているケースもあり、市町村がIT企業の誘致を積極的に行っています。今後この地方移転を推進する動きが国全体で活発になれば、地方のIT企業はどんどん増える可能性があるでしょう。

参考記事:IT・ベンチャー企業の地方移転メリットは(特集記事)

田舎の優良企業の例

出典『株式会社田舎でIT

田舎にIT企業がない訳でありません。数は少ないですが地方にもIT企業は存在します。

一例ですが優良な田舎のIT企業をご紹介します。

会社名事業内容従業員数
株式会社田舎でITウェブサイト制作
ITコンサルティング
27名
株式会社BSNアイネットシステム
インテグレーション
470名
電算システム(DSK)Googleソリューション717名
田舎にある優良なIT企業

ITコンサルやウェブ制作、システムソリューションに至るまで幅広い分野のIT企業が地方に存在しています。調べてみれば関西や関東圏以外の地方でも、意外とIT企業が多いことが分かるでしょう。

特に富山や新潟などの北陸地域はIT企業が多い印象です。IT企業の誘致も積極的に行っていて、ITの導入にも力を入れているため、今後の成長にも期待ですね。今後地方のIT企業の転職を検討しているエンジニアは、北陸地域に絞ってみるのも良いでしょう。

都会を離れてエンジニアになれば最強

都会のIT企業を離れて地方でエンジニアになれば最強なのではないか?と思います。

もしエンジニアが地方に移住し働くことができれば、

田舎は家賃が安くてお金がかなり溜まる。
フルリモートだから通勤のストレスも無い。
地方のエンジニアはSESが少なく嬉しい。

と都会のストレスから解放され楽しく働けるでしょう。

IT企業は他の企業に比べてリモートワークが浸透しているため、比較的田舎に移住しやすいです。フルリモート勤務や地方のIT企業就職などで田舎でエンジニアをするのが最強でしょう。

東北や北陸、四国・中国地方などの田舎のIT企業に興味がある方は、webサイトなどで探してみて下さい。あなたに合った地方の優良IT企業がきっと見つかるはずですから。

まとめ:地方にIT企業はない?エンジニアが地方に転職する方法を解説!【田舎でIT就職しよう】

以上で地方にIT企業はない?エンジニアが地方に転職する方法の解説を終了します。

以下この記事のまとめです。

☑地方や田舎にIT企業がない理由

  1. 深刻なIT人材の不足
  2. ITを導入するメリットが少ない
  3. デジタル技術を必要としない業種が多い
  4. 中小企業が多く資金が少ない

地方や田舎にはIT企業がないと言われています。その理由として田舎でITを導入するメリットが少ないこと、IT技術を必要としない業種が多いこと、地方中小企業の資金がないこと、などが挙げられます。

地方にIT企業を作るメリットが余りにも少ないため、田舎にIT企業がない現状となっています。

☑地方にある数少ないIT企業に転職する方法

  1. 求人数の多いサイトで求人を探す
  2. フルリモートOKのIT企業に就職する
  3. 地域密着型の転職サイトを利用する
  4. 田舎の企業のエンジニア採用枠を利用する

地方にある数少ないIT企業に転職するためには、求人数の多い転職サイトを使ったり、フルリモートOKのIT企業に就職したり、など工夫をするのがおすすめです。

フルリモートのIT企業に転職して、地方移住したいエンジニアはリモート特化の転職サイトを利用して下さい。

フルリモート特化の転職サイトはこちら

地方にある優良なIT企業を見つけたいエンジニアは、求人数の多い転職サイトを利用して下さい。

求人数が多い転職サイトはこちら

☑田舎や地方にIT企業はないわけではない

  1. 地方転移を目指すIT企業は増えていえる
  2. 田舎の優良企業の例
  3. 都会を離れてエンジニアになれば最強

地方にIT企業がないと言われていますが、完全に0という訳ではありません。探せば優良なIT企業は見つかります。特に北陸に優良なIT企業が多いため、興味のある方はウェブサイトなどでチェックしてみて下さい。

個人的にエンジニアが地方移住すれば最強ではないかと考えています。都会から離れられれば満員電車から解放され、のんびり野菜でも育てながら働けるため、多くのストレスから解放されるでしょう。

筆者

今回紹介した参考のサイトは下記の通り。

ぜひ参考にしてみて下さい。

参考記事:【厚生労働省】ITの力で活力ある地域社会の実現に向けて

転職転職

Posted by 9noike