【底辺脱出】IT土方から簡単に転職する方法とは?【辞めたい人向け】
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この記事ではITの底辺職で働く方向けに「IT土方から転職(脱出)する方法」を解説します。
現在、IT土方として勤務している人や底辺エンジニアの中に
IT土方がしんどいから辞めたい。
SESの3次請け4次請けで働いているけど辛すぎて転職したい。
とIT土方から脱出したいと考えている人がいるはず。
この記事ではそんなIT土方に向けて、IT土方から転職(脱出)する方法をご紹介します。
今回解説する内容はこちら。
上記項目を見てIT土方から転職する方法を知り、IT土方から脱出しましょう。
3次請け4次請け案件で働かされた筆者がご紹介。
客先常駐で奴隷のように働いた経験から解説します。
是非最後までご覧ください。
IT土方から脱出したいエンジニアは、社内SE・自社開発特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、元請けIT企業の求人が多く、安全にIT土方から脱出できるでしょう。
IT土方から転職(脱出)する方法
この章では「IT土方から転職(脱出)する方法」を解説します。
現在IT土方の方が転職して、再びIT土方に逆戻り。という悲惨な末路を辿らないために、「IT土方に逆戻りしない脱出方法」をご紹介します。もう二度とIT土方になりたくない人は参考にしてください。
- 絶対に「SES」「客先常駐」「IT派遣」企業を避ける
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- ITスキルを身に付け大手IT企業に就職する。
- IT土方になるIT企業の見分け方を知る
- IT業界から去る
IT土方から転職(脱出)する方法は上記の5つです。その方法について詳しく解説します。
絶対に「SES」「客先常駐」「IT派遣」企業を避ける
IT土方から脱出したい人は「SES」や「客先常駐」「IT派遣」を行っている企業に転職しないようにしましょう。
SESにしろIT派遣にしろ、客先で開発する案件は基本的に多重請負をしていることが多いです。3次請け4次請けの案件は残業や単純作業が多くIT土方要素が強いです。
一人で客先常駐させられたり。
派遣契約で田舎に出張させられたり。
単純作業をやらされたり。
SES企業やIT派遣をしている企業に就職すると、上記のようなIT土方的扱いを受けるので注意が必要。絶対に避けるようにしましょう。
IT土方企業の見分け方を解説しているので、興味ある方はご確認ください。
参考記事:IT土方企業の見分け方とは?チェック項目を解説【未経験は注意】
筆者も実際にSES企業で働いていますが、IT土方だと感じています。
東京の会社なのに長野県の会社に派遣させられましたからね。
社内SE特化の転職サイトを利用する
社内SE特化の転職サイトを利用すれば、IT土方になる確率がグッと下がります。
SESや客先常駐、IT派遣が受注する案件は3次請け4次請け案件です。基本的に多重請負であればあるほど、客先で仕事をすることが多く、IT土方率が高まります。
IT土方から脱出するためには、客先常駐や派遣を避け、社内の開発案件に携わることが大切。
社内の開発案件に携わるには、社内SEになる必要があります。社内SEになればプライム案件や1次請けの案件が多く、IT土方になる心配はありません。そのためIT土方を脱出したい方は社内SEへの転職を目指しましょう。
参考記事:自社開発企業の探し方|見分け方とは?【エンジニア転職】
社内SE特化の転職サイトに登録して、まずは求人から探してみましょう。
IT土方は基本的に3次請け4次請けで客先に派遣させられることが多いです。
それを避けるためには社内SEに転職することが大切です。
ITスキルを身に付け大手IT企業に就職する。
大手IT企業に就職することでIT土方から脱出することができます。
超巨大IT企業に転職できれば、IT土方率はグッと下がります。
大企業であれば、自社システムを開発できたり、プライム案件、1次請け2次請け案件が多いです。そのため、残業前提のスケジュールを組まれることが無いため、無茶な業務をさせられることはありません。
大企業なので人員にも余裕があるため、工数にも余裕を持ちながら仕事ができます。
ただ大手企業に入社するためには、かなり高度なITスキルがあるのが大前提。専門的なITスキルが無い人を大企業はわざわざ採用しませんから。そのためIT土方を脱出したい方は、ITスキルをしっかりと磨きましょう。
参考記事:優良なホワイトIT企業の見分け方|選び方とは?【ブラック企業の特徴を解説】
「IT土方」IT企業の見分け方を知る
入社したらIT土方になってしまうIT企業の見分け方を知ることも、IT土方を脱出するうえで大切です。
IT土方になってしまうIT企業には、隠し切れないきな臭い特徴があります。
働いている社員全員煙草を吸っていたり。
社内のゴミ箱にコーヒー缶が転がっていたり。
求人に「やる気がある人募集」「未経験大歓迎」と怪しい言葉が並んでいたり。
隠しきれないブラックIT企業臭が漂っています。
そういうIT土方企業の特徴を知り回避できるようになればIT土方から脱出できます。しっかりIT土方企業の見分け方を学び、IT土方企業に転職しないようにしましょう。
IT土方企業の見分け方を解説しているので、是非合わせてご確認ください。
⇒IT土方企業の見分け方
IT業界から去る。
IT土方から脱出したい人は、IT業界から足を洗うのもおすすめです。
IT土方から脱出(転職)でよくあるのが、別のIT企業に転職してもIT土方になってしまうこと。転職を繰り返しても底辺のIT企業にしか就職できず、何度もIT土方になる人がいます。
IT土方を脱出できない人の特徴
- ITスキルの低い人
- IT業界歴が浅い人
- 学歴が無い人
上記の特徴を持つ人はIT土方から抜け出せない可能性が高いので、いっそのことIT業界から去ることをお勧めします。
IT業界から抜け出さないと、永遠に低賃金のIT土方として働くことになるので。「自分はIT業界で活躍できないな」と感じているIT土方は別の業界に視野を向けましょう。
参考記事:【異業種への転職】IT業界から足を洗う人におすすめの職業7選
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IT土方企業の見分け方
この章ではIT土方企業の見分け方を解説します。
入社するとIT土方になってしまうIT企業には特徴があります。求人票や会社の雰囲気、会社の所在地などにIT土方企業の特徴が残っています。IT土方企業の特徴を解説していくので参考にしてみてください。
- 自社システムや自社商品が無いIT企業
- 「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」の求人
- みなし残業がついている
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
上記4つのIT土方企業の見分け方について詳しく解説します。
参考記事:IT土方企業の見分け方とは?チェック項目を解説【未経験は注意】
上記の記事で、IT土方企業の見分け方を詳しく解説しています。
自社システムや自社商品が無いIT企業
自社システムや自社商品が無いIT企業はIT土方企業の可能性が高いです。
自社の強みとなるシステムを持っているIT企業は、自社で雇用が生まれるので、エンジニアを派遣、常駐させる必要がありません。そのためIT土方率が低いです。
逆に自社システムが無いIT企業は、自社でシステムを開発できる技術力が無かったり、社長のやる気が無かったり、と自社システムがあるか無いかがIT企業の質に大きく関わってきます。
自社システムが無い企業はSESや派遣の可能性も高いので、IT土方の可能性が高いでしょう。
参考記事:自社開発企業の探し方|見分け方とは?【エンジニア転職】
「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」の求人
「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」とIT未経験の人を募集している企業はIT土方企業の可能性が高いです。
IT土方企業はIT未経験の人を騙して自社に入社させようとします。実際IT未経験の人でもできる簡単な作業をさせるために。
- IT未経験から一人前のエンジニアになれます。
- 技術力を身に付けて年収を上げよう。
- 未経験大歓迎です。
など、IT土方企業はIT未経験の人が喜ぶような美辞麗句を言い、IT未経験の人を入社させます。そして禄に教育もせずに、客先に派遣し、現場指揮者の指示による単純作業をやらせます。
騙されてエンジニアになって後悔するIT土方が多いので、聞こえのいい求人には注意しましょう。
参考記事:【IT業界の闇】未経験から転職してもSES企業しかないという話
みなし残業がついている
みなし残業が付いているIT企業はIT土方率高めです。
みなし残業とは、最初から一定レベルの残業代を含めた給与を支給する制度です。残業をしていなくても残業代を付与してくれる、一見するとお得な制度です。
しかし、このみなし残業のおかげで客先常駐をしやすくなります。
残業代が固定。ということは言ってしまえば、残業を気にせずエンジニアを様々な案件に放りこめるということ。
「みなし残業のせいで残業が多い案件でもエンジニアを派遣できる」ので常駐先の候補を増やせます。そのためみなし残業を採用しているIT企業は客先常駐が多いです。
みなし残業で給料をかさましし、ボーナスや手取りを少なくしているので注意が必要です。
取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
取引先企業に大手SIerがズラリと並んでいる。企業はIT土方企業の可能性が高いです。
IT土方企業は基本的にエンジニアを派遣させたり、客先常駐させることで取引先の企業から仕事を受注します。その取引先の企業として一番多いのが独立系SIerです。
IT土方企業への仕事は下記の流れで到達します。
有名IT企業⇒有名SIer⇒独立系SIer⇒IT土方企業
有名IT企業がプロジェクトを立ち上げ、有名SIerに仕事をお願い(1次請け)。そして足りないエンジニアを独立系SIerから調達(2次請け)。そして独立系SIerがIT土方企業に低賃金で依頼する。
と言うのがIT土方企業の仕事です。そのため取引先に独立系SIerの名前がずらっと並んでいます。
求人票や会社情報、パンフレットなどで取引先企業をチェックし、独立系Sierが掲載されていたら、IT土方企業を疑いましょう。
参考記事:【8割以上】Sierは客先常駐ばかりです。客先常駐なしのSierはある?
IT土方が「辞めたい」と感じる理由
この章ではIT土方が「辞めたい」と感じる理由をご紹介します。
現在IT土方で辛い方やしんどい方が共感するようなあるあるをまとめました。
- 給料が安すぎる。年収が低い。
- 残業前提でスケジュールを組まれている。
- なんjや2chなどのネットで見下される。馬鹿にされる。
- 基本的にデスマーチ
上記4つの辞めたい理由を解説します。
関連記事として筆者実体験の「IT土方あるある」を紹介しているので興味ある方はご確認ください。
参考記事:【悲惨な末路】IT土方あるある12選「土日は皆でデスマーチ」
給料が安すぎる。年収が低い。
IT土方の年収は大体250~350万円ほど言われています。
普通のプログラマーの年収が400万円~500万円なので、普通のIT技術者に比べて100万円~200万円ほど年収が低いです。
・IT土方…年収250~350万円
・プログラマー…年収400万円~500万円
・エンジニア…年収500~600万円
IT土方は他のエンジニアとやっている業務は変わらないのに年収が低く、休日出勤や深夜出勤も多いです。ですが、普通のIT技術者よりも年収が低いので、「辞めたい」と考えるIT土方は多いです。
残業前提でスケジュールを組まれている。
IT土方は残業前提でスケジュールを組まれているので辞めたくなります。
IT土方の開発案件は基本的に3次請け4次請けが多いです。IT業界は請負が重なる度にスケジュールに遅れが発生します。
そのため多重請負の案件に入りやすいIT土方は、スケジュールに遅れが出ている状態から参画することが多いです。そのため残業前提の仕事をさせられます。
なんjや2chなどのネットで見下される。馬鹿にされる。
IT土方はなんjや2chなどの掲示板やネット上で馬鹿にされたり、見下されがちです。
実際に「it土方 なんj」でGoogle検索すると
IT土方だけど会社ヤバすぎワロタwwwwwwww
手取り13.7万円のIT土方だけど質問ある?
【悲報】IT土方、マジで闇が深い
とたくさんのスレッドを建てられています。
実際にネット上で煽られるくらいヤバいのがIT土方。ネット上でも現実世界でも煽られ、見下されるのでIT土方を辞めたくなります。
基本的にデスマーチ
IT土方が入る案件はデスマーチ案件が多いです。
デスマーチとは
デスマーチとは、不適切なプロジェクト管理や進行により、メンバーの物理的・精神的負荷が高まり、チームが疲弊・混乱し、プロジェクトが破綻寸前にある状況、過酷な労働環境を指します。日本語では「死の行進」、または略して「デスマ」とも呼ばれます。
のこと。
IT土方はプロジェクト管理が十分になされていないデスマーチ案件に入ることが多いです。
そのため
- 残業は当たり前
- 休日出勤・深夜出勤を要求される。
- 3次請け、4次請けは当たり前。
とプロジェクトが基本的に炎上しているため激務になることがほとんどです。
激務の割に年収も低いので、「IT土方辞めたい」と感じる人が多いです。
まとめ:【底辺脱出】IT土方から簡単に転職する方法とは?【辞めたい人向け】
以上でIT土方向けに「IT土方から転職(脱出)する方法」の解説を終わります。
以下この記事のまとめです。
IT土方から転職(脱出)する方法
- 絶対に「SES」「客先常駐」「IT派遣」企業を避ける
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- ITスキルを身に付け大手IT企業に就職する。
- IT土方になるIT企業の見分け方を知る
- IT業界から去る
IT土方にならないためには社内SEや自社開発企業のエンジニアになることがおすすめ。
社内SEや自社開発企業に就職できる転職エージェントもあるので、SESに転職したくない人は下記を利用しましょう。
IT土方企業の見分け方
- 自社システムや自社商品が無いIT企業
- 従業員数の割にオフィスが狭い。
- みなし残業がついている
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
- 社員の平均給与が350万以下
転職後に再びIT土方にならないよう、IT土方企業を見分けらるように見分け方を押さえておきましょう。
「客先常駐の無いIT企業の見分け方」も解説しています。
SES企業に転職したくない人向けに「客先常駐なし企業の見分け方」を解説中。
客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
ホワイトIT企業の見分け方も解説しています。