エンジニア1年目を振り返り!勉強量とITレベルについて【辛かったです。】
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この記事では未経験からエンジニアになった筆者の「エンジニア1年目の振り返り」のお話します。
新卒1年目のエンジニアや転職1年目のエンジニアの中に
エンジニアになって1年になるけど辛い。
皆こんなに辛いのだろうか?
エンジニア一年ってどれくらい勉強するの?
とエンジニア1年目の過ごし方について気になっている人がいるはず。
この記事ではそんな方に向けて、エンジニア1年目の勉強時間やスキルアップなどの振り返りをご紹介します。
今回紹介する1年間の振り返りはこちら。
実際に1年間エンジニアをやってみた体験談を見て、エンジニア1年目のリアルな振り返りを知りましょう。
未経験からシステムエンジニアになって1年経ちました。
勉強量やスキルアップなど、一年間を振り返ろうと思います。
是非最後までご覧ください。
他にも「エンジニア3年目の体験談」も書いているので、合わせて確認するとよりエンジニア業務が理解できます。
未経験からエンジニアに転職した
この章では「IT未経験からエンジニア転職するまでの流れ」を解説します。
筆者は25歳の時に未経験(接客業)からエンジニアになりました。その時の苦労や楽しさなどの転職体験談をお話ししたいと思います。
- 大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
- 20社くらい面接を受けて3社から内定
- 従業員数百人の中規模SES企業に内定し転職
上記エンジニア転職までの流れをご紹介します。IT未経験からのエンジニアを目指している人は参考にしてみて下さい。
参考記事:【つらい】新人エンジニアあるある13選【悩み/失敗など】
実体験の新人エンジニアあるあるも解説しているので参考にどうぞ。
大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
未経験からのエンジニア転職だったので、とにかく求人に応募しまくりました。数うちゃ当たる戦法、エンジニア求人のIT企業に応募しまくりました。
CMなどで有名な「doda」「レバテックキャリア」「マイナビ」を利用した記憶があります。
転職サイトから、大量の求人に応募し、履歴書に通過したIT企業の情報を調べる。調べていく中で、IT企業ごとの違いや、IT業界の働き方について学ぶ。面接でも社員の雰囲気や働き方を聞く。
といった感じで、求人に応募しまくり面接を受けまくることで、IT業界について未経験ながら学んでいきました。
20社くらい面接を受けて3社から内定
IT企業への転職のために20社くらい面接を受けて3社から内定を頂きました。※内定率は15%
エンジニア転職当時の筆者は
- 25歳
- 接客業
- 国立大学理系卒
- IT資格なし
- YouTubeで動画を投稿していた
- いつでも入社OK
というスペックでした。
このスペックで15%(3/20)で内定を取れたので、未経験でもIT企業に入りやすいと思います。理系の国立大学を卒業しているとは言え、接客業をしている25歳の未経験を採用してくれるIT企業が3社もあったので、未経験からでもIT企業に就職は可能だと感じました。
また面接の時に、YouTubeで動画を投稿しているという話をした時の、面接官の食いつきが良かったので、何かにチャレンジしていること。が採用に大きく関わってくるのかな。とも感じました。IT業界は変化が激しいので、常に勉強、常に学ぶ。をしないと仕事ができなくなるので、そういうチャレンジ精神が評価されたのだと思います。
転職決意から就職まで大体4ヶ月間くらいでした。
転職先は従業員数百人の中規模SES企業
転職先は従業員数百人程度の中規模SES企業でした。
SES企業は客先常駐やIT派遣をさせられるので、嫌だったのですがSES企業しか内定がもらえませんでした。そのため嫌々ながらSES企業に入社しました。「未経験からのエンジニア転職だと、客先への出向がメインになるSES企業やエンジニアを派遣するIT派遣企業しか入社できないな。」と感じました。
参考記事:【IT業界の闇】未経験から転職してもSES企業しかないという話
未経験から社内SEや自社開発企業、大手企業に就職するのはかなり難しいです。そのため未経験からIT企業への転職を考えている人は、SES企業を視野に入れて転職活動をすると内定がもらえるかもしれません。
中には社内SE専門の転職サイトもあるので、客先常駐やIT派遣をしたくない人は、下記の転職エージェントを利用してください。
今思えばSESエンジニアになるよりも、社内SEや自社開発エンジニアになったほうが良かったと感じています。
参考記事:客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
エンジニア1年目の経験振り返り
この章ではエンジニアを1年経験しての振り返りをお話しします。
実際に未経験からエンジニアになって1年間。エンジニアの酸いも甘いも経験しました。そんな体験を振り返ってご紹介したいと思います。
- 最初の1ヶ月は何もできなかった。
- 半年くらいはずっと辛かった。
- できることは勉強することだけだった。
- 勉強し始めてから仕事が徐々にできるように。半年以降
上記の4つの体験について詳しく解説します。
参考記事:【年収診断】実務経験1年のエンジニアの市場価値は500万円以上。【転職はできる?】
経験1年目のときに年収診断しました。
その時の適正年収を紹介しているので興味ある方はどうぞ。
最初の1ヶ月は何もできなかった。
未経験からエンジニアになって、1年間は苦労しかありませんでした。特に最初の1カ月間は何もできませんでした。給料泥棒していました。
会議に出席しても周りのエンジニアが何を言っているか理解できなかった。
ソースの修正をお願いされるもエラーを解決できず、3日間足踏み。
先輩エンジニアに質問しすぎて、先輩の時間も奪ってしまう。
とにかく何もできず、辛かった記憶しかありません。
特にシステム開発で何もできなかったです。プログラムの修正をお願いされても、何から手を付けていいか分からず、「私は何もできないんだ。」という無力感に苛まれ続けた1カ月間でした。ネット上で「エンジニア辞めとけ」と言われる理由が何となくわかりましたね。
最初の1カ月間は何もできず、ただの給料泥棒でした。
辛かった記憶しかありません。
半年くらいはずっと辛かった。
未経験からエンジニアになって半年間はずっと辛かった記憶があります。
- 半年間ずっと開発の納期を守れなかった。
- 先輩エンジニアを頼りっぱなし。
- プログラミングでバグを出してしまった。
など1カ月目と比べて仕事ができるようになってきたものの、できることが少なく辛い日々が続いていました。
家に帰っても明日の業務のことを考え、ずっと憂鬱。同じ時期に入社した同期のエンジニアも何人かいたのですが、2,3人辞めてしまったので、みんな辛かったのだろうなと思います。
皆さんの中にもエンジニアやプログラマーに向いていないと感じている人もいるのではないでしょうか?
参考記事:【辞めたい人向け】辛い新卒エンジニアが辞めていい理由
同期のエンジニアが辞めてしまったときはとても辛かった。
皆エンジニア1年目は辛いと思います。
できることは勉強することだけだった
エンジニアになって1年間。できることは勉強だけだったなと今振り返って思います。
- 会議で飛び交うIT用語を先輩に聞く。
- プログラミングのエラーをネットで調べて解決する。
- 社内の勉強会に参加する。
経験する業務すべてが勉強だったな。と振り返って思います。
先輩エンジニアにも
エンジニアになって3年間は勉強だよ。
恩を返すのは4年目からでいいから
と慰められました。その言葉のおかげで、業務で失敗してもこれは勉強なんだ。と自分に言い聞かせて1年間頑張ることできました。
周りのエンジニアに追いつくために、プライベートでも勉強していました。大体週10時間程度です。その時の体験談も語っているので、興味ある方は下記をご確認ください。
勉強し始めてから仕事が徐々にできるように~。半年以降
エンジニアは無理だ。と絶望し、そこから一念発起して勉強し始めてから、徐々に業務をこなせるようになってきました。
最初はIT業界に転職さえしてしまえば、エンジニアになれるだろうと甘い考えでした。実際違いました。勉強して業務ができるようになって初めてエンジニアになれるのだ。と理解しました。
元々勉強嫌いでしたが、勉強しないといつまで経っても、無能エンジニアのままだ。と考え勉強し始めました。勉強を始めてからは業務とプライベートでもIT技術を勉強でき、一気に物事の理解が早まりました。徐々に仕事ができるようになりました。
1人前のエンジニアになるには最低1年間は必要。
未経験からエンジニアになることの難しさや辛さを実感しました。
エンジニア1年間での勉強内容
この章ではエンジニア1年間での勉強についてお話しします。
辛かったエンジニア1年間。勉強漬けの1年間でした。
未経験から1人前のエンジニアになるために、どんな勉強をしたのか?どんな工夫をしたのか?を解説したいと思います。
- 勉強時間は1週間10時間程度。土日に5時間。
- プログラミング副業で知識をアウトプット
- 取得した資格は1つだけ「基本情報技術者試験」
- IT知識定着のために技術ブログを運営
今回のトピックは上記4つです。詳しく解説していきますね。
未経験からエンジニアになって、1年間の勉強記録です。
新米エンジニアの方は参考にしてみて下さい。
勉強時間は1週間10時間程度。土日に5時間
未経験からエンジニアになって1年間、他のエンジニアにスキルで追いつくために、毎日のように勉強していました。
平日会社から帰宅して1時間。土日はトータルで10時間。勉強時間を確保して、プログラミングの勉強をしたり、資格(基本情報技術者試験)を取得したり、ゲーム開発にチャレンジしてみたり。
とにかくIT業界で恥をかかないように毎日のようにITスキルを勉強していました。
勉強時間を表にまとめると下記のような感じ。
項目 | 勉強時間 |
---|---|
平日の勉強時間 | 1日1時間 |
土日の勉強時間 | トータル10時間 |
プライベートの合計勉強時間 | 1週間15時間程度 |
プライベートの勉強時間は上記の通り「1週間15時間」程度です。
元々勉強嫌いでしたが、IT業界についていくために必死でIT技術を勉強していました
参考記事:【勉強8時間】エンジニアの休日の過ごし方【一般企業勤め】
プログラミング副業で知識をアウトプット
システムエンジニアは業務でプログラミングを使いますが、そのプログラミングで本当に挫折しかけました。
- エラーが永遠に解決できない。
- プログラミングができなさ過ぎて常に残業。
- 分からないことが多すぎて何から質問していいか分からない。
- 先輩エンジニアのプログラミング技術に絶望
と業務のプログラミングで挫折し、死ぬほど絶望しました。
「何とかプログラミングができるようになれば」と考え、プログラミング副業を始めました。習うより慣れよという言葉を信じて、実践でプログラミング副業をしながら同時に勉強。という攻めたプログラミング学習を行いました。
副業をしながらプログラミングの経験を積み、知識をアウトプットできたので、普通に勉強するより格段にプログラミングの定着が早くなったのかな。と思います。
参考記事:【やってみた】エンジニアが副業でいくら稼げるのか【おすすめは?】
取得した資格は1つだけ「基本情報技術者試験」
エンジニアに転職してから1年で取得した資格は「基本情報技術者試験」だけです。
そもそも業務が忙しすぎて資格取得のための勉強をできなかったのもありますが、先輩エンジニアに
どの資格を差し置いても絶対に「基本情報技術者試験」は合格しろ。
と言われてました。
そのため、資格に関しては基本情報技術者試験の勉強しかしませんでした。ちなみに筆者の会社では「基本情報技術者試験」の資格を取らないと昇格できないので、IT業界で働くためには必須の資格なのだと思います。
2年目以降は「統計検定3級、2級」など自分の進みたいデータ分析エンジニアに必要な資格を取得していました。
1年目で基本情報技術者の資格を取らされるのは、新人エンジニアあるあるかもしれませんね。
参考記事:【つらい】新人エンジニアあるある13選【悩み/失敗など】
IT知識定着のために技術ブログを運営
ただ漠然と業務をこなしていても、永遠にIT用語を覚えられないと感じ、技術ブログを運営しIT技術のアウトプットを始めました。
会社やプライベートでIT用語を知る⇒技術ブログで発信⇒IT知識が定着
エンジニア業務や勉強して得たIT知識を、できるだけ技術ブログでアウトプットしました。そうすることで、インプット⇒アウトプットの流れを創り出し、効率的な知識の定着を図りました。
今ではこの技術ブログも200記事を超えました。辛かったですが、自身の糧になっているのかな。と思います。技術ブログの運営記録も掲載しているので興味ある方はご確認ください。
参考記事:【収入公開】企業エンジニアが技術ブログ副業をしてみた結果【転職に有利?】
技術ブログを始めたい人向けに「技術ブログの始め方」を解説しています!
参考記事:【エンジニア向け】個人技術ブログの始め方【初心者OK】
エンジニア1年間でどれだけスキルアップしたか。
最後に未経験の状態から1年間働いて「どれだけスキルアップしたか」というお話をします。
実際にエンジニアとして働いている人の中に、
他の1年目のエンジニアがどれくらい働けるようになるのか。
1年でどれくらいITスキルが上達するのか。
気になっている人もいるはず。
そんな方向けに未経験⇒1年エンジニアをやってみて、どの程度スキルアップしたのかを解説したいと思います。
- プログラミングを一人でできるようになった
- IT系の副業で月5万円稼げるようになった。
- 設計書の修正を徐々に任されるようになった。
- 自作ゲームをアプリストアに投稿できた。
身に付いたスキルは上記のようなもの。詳しく解説していきますね。
参考記事:3年目で仕事できないエンジニアは危険。【何もできないSEへ】
1年間エンジニアをやってみて、どれだけ業務ができるようになったのか紹介。
身に付いたスキルを解説したいと思います。
プログラミングを一人でできるようになった
1年間エンジニアを経験して、プログラミング業務をある程度一人でこなせるようになりました。
最初は本当にポンコツで、先輩エンジニアがいないと何もできなかったのですが、今では質問しなくてもソースコードをガンガンかけるようになっています。
- システム開発を納期までに完了させられるようになった。
- エラーが出ても自分で調査、解決ができる。
- ソースのレビュー指摘がめっちゃ減った。
最初は辛すぎて、エンジニアから逃げたくて逃げたくて仕方ありませんでしたが、今ではプログラムコードを見ても気楽な気持ちで作業できています。
IT系の副業で月5万円稼げるようになった。
エンジニア1年目から勉強のために副業を始め、月5万円程度稼げるようになったのは良かったです。
勉強しながら副業を兼ねてエンジニアとしてのスキルを高められたらと考えていました。
そこでエンジニア1年目から色々な副業に手を出しました。
- プログラミング副業
- 技術ブログ運営
- 動画編集
- ゲーム開発
など薄く広く手あたり次第、エンジニアの業務に役立つ副業をしました。※動画編集はエンジニアの業務に役立つかは不明。
エンジニアの1年間では月1万円程度しか稼げませんでしたが、今では月5万円程度は毎月の収入として出ています。※副業収入を合わせると月収は35万円程度。
副業の振り返りは下記の記事に書いているので興味ある方は参考にしてみてください。
参考記事:【やってみた】エンジニアが副業でいくら稼げるのか【おすすめは?】
設計書の修正を徐々に任されるようになった
システム開発をこなすことで徐々にプロジェクトリーダーに認められ、設計書の修正や作成を依頼されるようになりました。大体8カ月目くらいだったと思います。
基本的にエンジニアの業務は
プログラム開発⇒設計書作成⇒要件定義⇒プロジェクト管理
とステップアップします。
全てのエンジニアはプログラム開発を経験して、スキルが身に付けば設計書作成などの上流工程の業務を任されるようになります。
エンジニア1年で設計書作成の常駐工程の作業を振られた時はとても嬉しかったです。エンジニアとしてのキャリアを着実に登っている感覚があったので。
自作ゲームをアプリストアに投稿できた。
自作のスマホゲームをアプリストアに投稿できたのも、大きなスキルアップだと思います。
筆者は元々ゲーム好きで、いつか自分のゲームを作ってみたい。と考えていました。未経験からエンジニアに転身した時にその思いがこみ上げてきて、折角エンジニアになったのだからゲーム作ってみるか。とゲーム開発をやり始めました。
会社に動画教材・Eラーニングがあり、その中に「ゲーム開発の始め方」についての教材がありました。動画を見ながら勉強して、1ヶ月ほどでスマホゲームをGoogle Playに投稿できました。
その時に、1年間エンジニアとして働いて、1年前の自分と比べてかなりスキルアップしたな。と感じました。※ちなみにダウンロード数はトータル1桁なので、マジで誰からも見向きもされていません。
筆者の作ったスマホゲーム。
まとめ:エンジニア1年間の振り返り【未経験からの勉強】
以上で「エンジニア1年間の振り返り」の解説を終了します。
以下、この記事のまとめです。
筆者が未経験からエンジニアに転職するまでの流れは以下の通り。
- 大手の転職サイトに登録、求人に応募しまくった。
- 20社くらい面接を受けて3社から内定
- 転職先は従業員数百人の中規模SES企業
未経験からのエンジニア転職を目指す方は参考にしてください。筆者が使用していた転職サイトは大手の「doda」「レバテックキャリア」「マイナビ」などでした。
エンジニアを1年経験しての振り返り
- 最初の1ヶ月は何もできなかった。
- 半年くらいはずっと辛かった。
- できることは勉強することだけだった。
- 勉強し始めてから仕事が徐々にできるように。半年以降
エンジニア1年間での勉強内容
- 勉強時間は1週間10時間程度。土日に5時間。
- プログラミング副業で知識をアウトプット
- 取得した資格は1つだけ「基本情報技術者試験」
- IT知識定着のために技術ブログを運営
1年間でどれだけスキルアップしたか
- プログラミングを一人でできるようになった
- IT系の副業で月5万円稼げるようになった。
- 設計書の修正を徐々に任されるようになった。
- 自作ゲームをアプリストアに投稿できた。
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