IT運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法とは?【底辺保守から脱出】

転職

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この記事では運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法をご紹介します。

現在運用保守の案件に携わっているエンジニアの中に、

エンジニア

システム運用保守から脱出する方法はある?
保守運用はスキルが身につかないから転職したい。
運用保守は底辺だから脱出したい。

と悩んでいるエンジニアもいるはず。

この記事ではそんな方に向けに運用保守エンジニアからシステム構築・システム開発職に転職する方法をご紹介します。

今回紹介する項目は下記の通り。

上記項目について理解し、運用保守エンジニアから脱出する方法を知り、開発案件や設計職につけるように行動しましょう。

【記事の目標】運用保守エンジニアから脱出する方法を知り、転職に向けて動き出す。
筆者

現在IT業界に勤める現役のエンジニアが紹介。
運用保守案件に携わっていたこともあるので、その時の経験も合わせて解説します。

運用保守から開発に転職したい人は、自社開発特化の転職サイトがおすすめ。開発職の求人が豊富なので、確実に運予報種から脱出できるでしょう。

自社開発特化の転職サイト

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運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法

この章では保守運用エンジニア向けに「運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法」を解説します。

「運用保守が嫌で転職したけど、転職先でも運用保守をすることになった。」と、運用保守の負のスパイラルに陥らないように、システム開発職に転職する方法をご紹介します。

運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法
  1. まずは自分のスキルから適正年収を算出する。
  2. 転職先は大手のSIerがおすすめ。社内SEはNG
  3. IT業界専門の転職エージェントに相談。
  4. 「新規開発」「開発求人」求人を中心に応募する

失敗せずに構築・開発職に就職するにはコツが必要なので、その辺のことを詳しく解説していきます。

筆者

運用保守からの転職で失敗しないための方法を解説します。

まずは自分のスキルから適正年収を算出する。

出典「ミイダス
出典「転職ドラフト」

運用保守エンジニアからの転職を考えている人は、一度「自分の市場価値」を算出しておきましょう。自分のスキルや経験を客観的に把握しておかないと、年収の低い会社に就職してしまう可能性があるからです。

運用保守エンジニアは底辺と呼ばれることが多く、年収が低くなりがちです。新規の開発案件や設計に携われることが少なく、スキルが身に付きにくいからです。

自分のスキルを年収に置き換えるとどれくらいの年収になるのか?運用保守の経験は年収にするとどれくらいになるのか?を把握しておけば、自分のレベルにマッチしたIT企業を探せます。そのため転職前に必ず適正年収の算出をしておいてください。

適性年収をチェックできるサイト「ミイダス」や「転職ドラフト」で適正年収をチェックし、自身のITスキルを客観視してみて下さい。

筆者

上記画像はエンジニアの筆者が年収診断したもの
意外と高年収でびっくりしました。

適正年収を診断できるサイト

転職ドラフト
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 簡単30秒で年収診断できる!

ミイダス
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転職先は大手のSIerがおすすめ。社内SEはNG

開発や設計がしたいのであればSIerへの転職をお勧めします。逆に社内SEは辞めておきましょう。

SIerの仕事は他企業からシステム開発の依頼を受託し、システム開発をすること。新規での開発案件が来ることが多いので、開発案件の仕事が多く運用保守の仕事は少ないです。SIerに入社し開発ソリューション部門に配属されれば確実に開発・設計に携われるはず。

逆に社内SEなどは運用保守の業務がメインとなるので、辞めておきましょう

社内SEは自社システムの保守運用がメインとなり、同じプログラミング言語をずっと扱うことになるので、スキルアップできません。開発や設計をゴリゴリやっていきたい方は、社内SEを転職先候補から外しておきましょう。

参考記事:【転職】社内SEとSESどっちがいいねん。メリットやデメリットから違いを解説

開発ができるIT企業

  • 独立系SIer
  • SES企業(開発案件に携われた時)
  • ユーザー系SIer

上記のIT企業であれば開発業務が可能なので、転職先候補に入れておくのがおすすめです。

IT業界専門の転職エージェントに相談。

IT業界専門の転職エージェントに相談することも、運用保守からの転職におすすめです。

IT業界専門の転職エージェントの方に相談すれば、

運用保守の無いIT企業を教えます。
開発案件の多いIT企業の求人をご紹介します。
運用保守をしているIT企業を紹介します。

運用保守をしていないIT企業を紹介してくれます。

IT転職エージェントはIT業界について詳しいので、保守案件に入らないように配慮してくれます。開発案件の多いIT企業などを紹介してくれるので、確実に運用保守の無いIT企業に就職できます。年収アップやキャリアアップを目指せるIT転職エージェントもあるので、興味ある方は利用してください。

おすすめの転職エージェント

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「新規開発」「開発求人」を中心に応募する

出典「doda(デューダ)

転職サイトに登録したら、「新規開発」や「開発求人」を中心に募集しましょう。上記「doda(デューダ)」のような転職サイトを利用すれば開発エンジニアの求人を探せます。

  • 新規開発、メンバー募集
  • 開発案件多数
  • 自社の新規ソリューションの開発メンバ募集

求人票に上記の記載があれば、開発や構築メンバとして採用されやすいです。

運用保守の経験しかなくても、社会全体でエンジニアの数自体が不足しているので、採用されないことは無いので安心してください。

応募して面接にこぎつけたら面接官に、開発を任せてもらえるのか?受注案件の特徴はあるのか?を確認しておきましょう。

運用保守から脱出する方法

この章では運用保守から脱出する方法をご紹介します。

運用保守を辞めたいと感じているエンジニアは、運用保守から脱出する方法を知り運用保守から脱出しましょう

運用保守から脱出する方法
  1. 会社の上司に案件異動を相談する。
  2. 部門異動届を出す。
  3. 自分でスキルを身に付け、会社にアピール。
  4. スキルを身に付けても異動できない場合は転職する

上記4つの方法について詳しく解説します。

筆者

運用保守はスキルが身に付きにくく、スキルアップが難しいです。
脱出したい方は脱出に向けて動き出しましょう。

会社の上司に案件異動を相談する。

運用保守案件から逃げたいと思ったら、まず最初に会社の上司に案件異動を相談しましょう

もし上司が理解ある人で、案件的に人が抜けても問題なければ、運用保守案件から抜け出せる可能性があります。案件異動ができるのであれば、会社を辞める必要も、転職する必要もありません。案件異動が叶えば安全に確実に運用保守から脱出できます

もしあなたの上司が理解の無い人だったり、案件が人が抜け出せない状態、

案件を変えるのはダメだ。
お前はずっと運用保守をやってろ。

このプロジェクトは今人を変えられない。

上司から案件異動を断られてしまった場合は、転職や退職を検討しましょう

運用保守から永遠に抜け出せないので。。。

部門異動届を出す。

運用保守から脱出するために、部門異動届を出すのもおすすめです。

辞めたい案件があり「案件を変更したい」と言っても、会社側は中々案件を変更してくれません。筆者も実際、運用保守の案件から脱出したい時に、上司にお願いしても聞き入れてもらえませんでした。

そのような運用保守から脱出できない場合は、部門ごと異動するのがおすすめです。人事や部長などに部門異動を届や部門異動願を出せば、部ごと移動でき、運用保守案件から脱出できます。

部門ごと移動してしまえば、運用保守案件から脱出できますし、異動先の部署が新規開発事業を扱っていれば、開発案件に携われます。開発案件に携わるためにも、部門異動届の提出を視野に入れておきましょう

自分でスキルを身に付け、会社にアピール。

自分で勉強しスキルを身に付けて会社にアピールすることで、開発案件に参画できることもあります。

筆者自身がそうなのですが、携わりたい案件があった時に、その案件で使っている技術やプログラミング言語を勉強して、上司にアピールすることで案件を変更することができました。

実際に後輩にも勉強をしてその案件に参画できた後輩もいるので、是非運用保守から脱出したい人はスキルを勉強しアピールしてみて下さい。

スキルを身に付けても異動できない場合は転職する

スキルを身に付けても異動できない。あるいは上司に頼んでも聞き入れてもらえない場合は転職を視野に入れましょう

会社側があなたを運用保守の案件に縛り付け、開発・構築案件に携われないのであれば、辞めた方が良いです。会社側があなたをただの駒としか扱っていませんし、スキルアップできないのでキャリアに傷がつくからです。

運用保守エンジニアとして1年2年働く期間がもったいないので、転職を視野に入れてください。転職で年収が上がる可能性があり、新しいスキルを身に付けられるかもしれないので。

運用保守エンジニアから転職する方法についても解説しているので、転職を考えているエンジニアは参考にしてください。

運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法

運用保守エンジニアは辞めとけ。その理由

この章では運用保守エンジニアは辞めとけ。その理由を解説します。

筆者は運用保守エンジニアを経験したことがありますが、とても辛くしんどかったので、「運用保守エンジニアは辞めとけ」と言いたいです。なぜ運用保守エンジニアを辞めておいた方がいいのか解説します。

運用保守エンジニア「辞めとけ」の理由
  • 修正依頼が無いと暇すぎてつまらない
  • システム保守運用はスキルが身に付かない。
  • 運用保守からのキャリアアップが難しい。
  • 開発エンジニアから「底辺」と馬鹿にされる

上記について詳しくお話ししていきます。

参考記事:【つまらない】SESの運用保守・監視はやめとけ。開発職へ脱出する方法とは?

筆者

SES企業で運用保守を体験した話も紹介しています。
リアルな体験談を知りたい方は参考にしてみて下さい。

修正依頼が無いと暇すぎてつまらない

運用保守エンジニアは修正依頼が無いと暇すぎて辛いです。

基本的に運用保守は新規の開発や修正依頼が無いとやることがありません。作られたシステムを眺めて運用をチェックすることくらいしか業務がありません。そのため暇になりがちです。

暇な時間は設計書を眺めたり。
社内のEラーニングで時間を潰したり。

暇で業務も少ないためつまらないです。また、スキルアップも見込めないので悶々とした日々を過ごすことになります。筆者も実際に暇すぎて辛かった。。

筆者が運用保守案件でやっていた暇つぶしを紹介しているので、興味がある方はご確認ください。

参考記事:【バレない】社内でできるエンジニア向け暇つぶし方法6選【仕事中OK】

筆者

暇はうつ病の原因。
考え事をし過ぎないように、暇つぶしでストレスを発散しておきましょう。

保守運用はスキルが身に付かない。

運用保守は新規開発に比べて、スキルが身に付きにくいです。

運用保守は既存のシステムの改修を行うだけなので、大規模な設計や開発に携われないからです。

新規開発の案件を経験すれば

  • 機能要件
  • 要件定義
  • 設計書作成
  • システム開発
  • 単体テスト
  • 結合テスト
  • 受入テスト

など多くの工程に参加でき、多くのスキルが身に付きます。

しかしシステム運用保守だと

  • 機能修正

と軽微な修正しか仕事が無いため、スキルが身に付きにくいです。システムの改修は元々あるシステムをコピペして少し修正。と言うのが多いので、開発案件程スキルが身に付きません。

参考記事:【つまらない】システム運用保守ばかりやらされたエンジニアの体験談【スキルつかない】

キャリアアップが難しい。

システム運用保守を長くやっていると、IT業界でのキャリアアップが難しくなります

運用保守の案件は大規模な設計や開発に携われず、システム開発を上流から下流まで一連の流れで体験できないからです。新規開発を一から体験していないと、システム開発の流れを把握できず、プロジェクトマネージャーなどの業務が理解できません。

運用保守だけやっているエンジニアと新規開発をしているエンジニアとでは、経験している工程の幅が全然違います。スキルの幅に影響しますし、そうなればキャリアにも影響してきます。

結果キャリアアップが難しくなります。

開発エンジニアから「底辺」と馬鹿にされる

運用保守エンジニアは新規開発をしているエンジニアから「底辺」と馬鹿にされがちです。

筆者の会社では運用保守の案件に配属されることを左遷と呼ばれています。

あいつは運用保守案件に飛ばされた。
会社から期待されていないな。
あいつのキャリアは終わりだ。

と運用保守案件に配属された人を裏でこき下ろされています。

筆者の会社では期待されていないエンジニアが運用保守案件に配属されているので、裏では「底辺」「可哀そう」「終わった」と揶揄されています。底辺扱いされるので運用保守エンジニアは辞めとけ。と感じます。

まとめ:運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法【底辺脱出】

以上で、運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法の解説は以上です。

下記この記事のまとめです。

運用保守エンジニアから構築・開発職に転職する方法

  1. まずは自分のスキルから適正年収を算出する。
  2. 転職先は大手のSIerがおすすめ。社内SEはNG
  3. IT業界専門の転職エージェントに相談。
  4. 「新規開発」求人を中心に応募する

運用保守から転職したい方は転職エージェントがおすすめです。転職エージェントに運用保守の無い求人を紹介してもらいましょう。

運用保守から脱出する方法

  1. 会社の上司に案件異動を相談する。
  2. 部門異動届を出す。
  3. 自分でスキルを身に付け、会社にアピール。
  4. スキルを身に付けても異動できない場合は転職する

運用保守から脱出したいエンジニアは、会社では上司に案件異動を相談したり、部門異動届を出したりしましょう。会社で運用保守から脱出できない人は、自社開発企業や社内SEなどに転職するようにして下さい。

筆者

「客先常駐の運用保守はやめとけ」
掲載しているので興味ある方はご覧ください。

参考記事:【やめとけ】客先常駐の運用保守・運用監視のやばい実態。

転職転職,運用保守エンジニア

Posted by 9noike