【C#】ラベルの追加と各種設定方法【コードと画像付き】

C#,プログラミング言語

この記事では、C#ラベルの各種設定方法をご紹介します。

ラベルはフォーム画面にテキストを表示する機能です。

上記のようにラベルをきれいに装飾し、ユーザビリティを高めましょう。

本記事をご覧頂くと下記内容が理解できます。

この記事で学べるラベルの設定
・ラベルの追加とテキストの変更方法
ラベルのフォント変更(サイズ・太字・カラー・背景色)
・ラベルの配置変更(改行・中央揃え(右揃え/左揃え))
・ラベルの表示非表示

上記ラベルの各項目について設定方法を解説します。

筆者

疑問点や質問には何でも答えようと思っています。
この記事の不明点はこちらからお問い合わせ下さい

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C# ラベルの追加とテキスト変更の方法

この項ではラベルの追加方法と表示テキストの変更方法を紹介します。

フォーム画面にラベルを追加する

まずはフォーム画面にラベルを追加していきましょう。

Visual Studioを開きフォーム画面を表示し、
画面左タブをクリックし「ツールボックス」を開きます。

画面左タブの「ツールボックス」を選択

フォーム画面上に「label」をドラッグ&ドロップします。

「label」をフォームに移動させる

Labelをフォーム画面に追加できます。

Labelがフォーム画面に表示される

Labelについての詳しい概要

ラベルの表示テキストを変更する

ラベルのテキスト(表示されている文字)を変更します。

プロパティ ⇒ Text
※Textが表示されない場合は画面右上に表示されているスパナマークをクリックしてください。

フォーム画面のラベルが変更される

上記Text欄の文字を書き換えるとラベルの文字が変更されます。

C#コードからラベルのテキストを変更する方法

label.Text = "文字数をカウントするアプリ"; //「label」の部分は、プロパティ→(Name)から確認

Label.Textプロパティの詳細

C#ラベルのフォント変更(サイズ・太字・カラー・背景色)

C#のラベルをフォーム画面に追加できたら、ラベルのフォントを変更しましょう。
デフォルトのラベルのままでは見えづらく、ユーザビリティがとても低いですから。

ラベルのサイズを変更する方法

ラベルのサイズを変更する方法を紹介します。

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ 表示 ⇒ Font ⇒ Size
※Sizeが表示されない場合は画面右上に表示されているスパナマークをクリックしてください。

「プロパティ ⇒ 表示 ⇒ Font ⇒ Size」からサイズを変更
Labelの文字が大きくなる

今回はサイズを9から40に変更しました。

注意
AutoSizeがFalseの状態でラベルのサイズを変更すると、文字が上手く表示されない場合があります。
(原因)Textの表示領域外まで、ラベルの文字が大きくなってしまうため。
※配置 ⇒ AutoSize

AutoSizeをFalseにする
AutoSizeがFalseの時に文字が消える場合がある。
ラベルの領域サイズを拡大すると文字が表示される

上記のようにラベルの文字が見えない場合は、ラベルの領域サイズを広げる必要があります。

Sizeプロパティの詳細はこちら

ラベルを太字にする方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ Font ⇒ Bold

プロパティ ⇒ Font ⇒ Boldでラベルの文字が太文字になる

ラベルの文字が太字になりました。

Boldプロパティの詳細はこちら

ラベルの色を変更する方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ ForeColor

プロパティ ⇒ ForeColorからラベルの色を変更。右のタブから色を選択する

右側のタブからラベルの文字色を指定しましょう。

C#のコードからラベルの色を変更する方法

label.ForeColor = System.Drawing.SystemColors.MenuHighlight; //System.Drawing.SystemColorsクラスから変更したい色を呼び出す

ForeColorの詳細はこちら

ラベルの背景色を変更する方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ BackColor

BackColorから色を指定する

C#のコードからラベルの背景色を変更する方法

label.BackColor = System.Drawing.SystemColors.MenuHighlight; //System.Drawing.SystemColorsクラスから変更したい色を呼び出す

BackColorの詳細

C#ラベルの配置変更(改行・中央揃え・余白)

C#Windowsフォームアプリケーションのラベル配置の設定方法を紹介します。

ラベルのテキストを改行する方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ 表示 ⇒ Text ⇒ 右のタブをクリック

テキストエディタが表示されます。
エディタの文章を改行するとラベルのテキストも改行されます。

C#のコードからラベルテキストを改行する方法

label.Text = "文字数をカウントする\nアプリ"; //改行したい場合は制御文字「\n」を使用する。

制御文字についての解説

ラベルを中央揃え(右揃え/左揃え)の設定方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ 表示 ⇒ TextAlign

タブに表示されるグリッドをクリックし揃えを変更する

グリッドが表示されるので、
左揃えにしたい場合は左側
中央揃えにしたい場合は中央
右揃えにしたい場合は右側

のグリッドを選択してください。

注意
AutoSize を False にしないとTextAlignが効かない場合があります。
ラベルを右寄せ、左寄せできない時は、AutoSizeをご確認ください。

C#のコードからラベルを中央揃え(右揃え/左揃え)する場合

label.TextAlign = ContentAlignment.TopLeft;//左上
label.TextAlign = ContentAlignment.MiddleLeft;//左中央
label.TextAlign = ContentAlignment.BottomLeft;//左下
label.TextAlign = ContentAlignment.MiddleCenter;//中央
label.TextAlign = ContentAlignment.MiddleRight;//右下

TextAlignの詳細はこちら

ラベルの余白を設定する方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ 配置 ⇒ Padding ⇒ Left(左)・Top(上)・Right(右)・Bottom(下)

枠線からの余白を設定する

上記の数値を変更すると、枠線からの余白を設定できます。

Paddingの詳細はこちら

C#ラベルの表示非表示を変更する

C#Windowsフォームアプリケーションのラベルの表示非表示の設定方法を紹介します。

ラベルを非表示にする方法

ラベルを選択した状態で、画面右部の「プロパティ」を選択。
プロパティ ⇒ Visible

コードをデバックしアプリを起動するとラベルが非表示になる

Visibleの値を「false」にするとラベルが非表示になります。※逆に「true」にするとラベルが表示されます。

label.Visible = false; //trueにすると表示される

Visibleの詳細はこちら

C#フォーム画面のラベルの追加と設定方法のまとめ

「ラベルの設定方法」についてのまとめです。

ラベルの設定方法のまとめ
・ラベルの追加は「ツールボックス」から
・ラベルの表示テキストの変更は「label.Text」
ラベルのフォント変更はプロパティから
(サイズ(Font→Size)・太字(Font→Bold)・カラー(ForeColor)・背景色(BackColor))
・ラベルを非表示にしたい時はVisibleをfalseに変更

以上でラベルの使い方の説明は終了です。

お疲れさまでした。

筆者

下記にVisual StudioにおけるC#を用いたアプリケーション開発の完全ガイドを掲載しています。
お時間のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

C#プログラミングを学んでみたい方向けの完全ガイドを下記に掲載します。
⇒Windowsフォームアプリ開発完全ガイド


Windowsアプリ開発完全ガイド

C#プログラミングを学んでいない方はまずは下記にチャレンジしよう!

プログラミングで稼ぐ方法も解説

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Posted by 9noike