【例文つき】面接で使えるSESからの転職理由を紹介。SES以外の企業に転職する際の例文を解説。
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この記事では、面接で使えるSESからの転職理由を紹介します。
SES企業で働くエンジニアの中に
SESから転職したいけど転職理由が思いつかない。
面接官を納得させる転職理由はある？
面接で使える転職理由の例文を知りたい
と悩んでいる人も多いはず。
この記事ではそんな方に向けに、SESから転職する際に使えるおすすめの転職理由を紹介します。
今回紹介する項目は下記の通り。
上記項目を見て、SESからの転職理由を知り、面接で役立てましょう。
SESから社内SEに転職した中堅エンジニアが解説。
転職時に話した転職理由など紹介します。
SESから転職したいエンジニアには、自社開発企業・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。SES企業の求人が排除されているから、確実にSESを回避でき安心です。
面接で使えるSESからの転職理由・退職理由
この章では面接で使えるSESからの転職理由・退職理由を紹介します。
SESからの転職を考えているエンジニアの中には、面接官を納得させられる転職理由を知りたい人も多いはず。面接で上手く転職理由を答えられず、落とされている人もいるでしょう。
ここではそんなSESから転職するエンジニア向けに、面接で使える転職理由と退職理由を紹介します。
- キャリアアップやステップアップのため
- 年収UPのため
- PMやPLの経験を積みたいため(マネジメントしたい)
- 派遣や客先常駐ではスキルが上達しないため
SESからの転職を考えているエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：転職エージェントはSESばかりです。【客先常駐のないIT企業に就職する方法】
転職エージェントはSESばかりなので注意して下さい。
という注意喚起も紹介しています。
キャリアアップやステップアップのため
SESからの転職理由として最もおすすめなのが、キャリアアップやステップアップのためです。
面接で転職理由を伝える時は、前向きな気持ちを理由にするのが一番良いでしょう。キャリアアップしたいから、を転職理由にすると、エンジニアとして成長したい向上心を面接官にアピールでき好印象。
キャリアアップは前向きな気持ちを伝えやすいため、SESからの転職理由として最も効果的でしょう。
☑転職理由の例文(キャリアアップ)
私は数年間SES企業でエンジニアとして、開発経験を積みました。エンジニアとしてシステム開発に従事する中で、データベースやSQLに強い興味を持ちました。日々案件先の企業のデータに触れる中で、企業が持つデータをどう活かすかの重要性を肌で感じました。
そのデータベースに関する業務を通じて、データベーススペシャリストにステップアップしたいと強く思いました。
御社はデータベース分析の分野に力を入れており、私の目指しているデータベーススペシャリストの仕事に近い業務を行っております。御社での業務を経験し、貢献することで、自分の目指すデータベーススペシャリストになれればと考えております。
SES企業からIT系の他の職種にキャリアアップする人は沢山います。実際に筆者が働いていたSES企業にも何人もいました。
キャリアアップを転職理由にするのは、違和感なく、面接官に好印象を与えられるためおすすめです。
年収UPのため
SESから転職する理由として、年収ＵＰもよくある理由です。
SES企業の案件は下流工程ばかりで、下請けになりやすく、SESエンジニアは年収が低くなりがち。そのような低年収から脱出するために、SESから転職するエンジニアも多いです。
そのSESの待遇の悪さを面接などで伝えられれば、転職理由として面接官を納得させられるでしょう。
☑転職理由の例文(年収UP)
SES企業で数年働き経験を積みました。様々な案件に参画し、経験を積みましたが、前の会社では昇給させてもらえませんでした。資格取得に励みIT資格をいくつか取得しましたが、資格手当も少なく、昇給の見込みがありませんでした。家族もいるため、家計を支える意味も込めて転職を決意しました。
御社に入社し、昇給に見合う仕事をするために、日々自己研鑽に励み、引き続き努力を継続していきたいと考えております。
年収を転職理由にする場合は、「家族のための年収UP」であることを伝えると、面接官に前向きな印象を与えられるはずです。年収UPのために行動し、改善していこうとする向上心をアピールできれば、自ずと内定は見えてくるでしょう。
PMやPLの経験を積みたいため(マネジメントしたい)
PMやPLの経験を積みたいという理由も、SESからの転職理由としておすすめです。
SES企業で働くと、テストや開発などの下流工程の業務ばかりになりがち。要件定義やITコンサルなどの上流工程の案件に携わりにくいです。
このようなSESの上流工程案件の少なさを理由にして、マネージャーとして活躍したい旨を面接官に伝えるのが良いでしょう。
☑転職理由の例文(マネジメント職)
私はSES企業で数年間働きましたが、中々上流工程の案件に携わることができませんでした。会社の規模が小さく、上流工程の案件が少なかったためです。上司に相談しても上流工程の案件に携われなかったため、転職を決意しました。
マネジメントスキルを高めて、将来的にプロジェクトマネージャやプロジェクトリーダーとして活躍したいたいと考えております。SES企業で培った開発経験を活かして、設計や要件定義に携わり、マネジメントスキルを磨きたいと考えています。
SES企業によっては開発やテストばかりの案件しかないです。そのような下請けメインのレベルの低いSES企業にいると、マネジメント経験を積めないでしょう。
そのようなマネジメント経験を積めないSESにいるエンジニアは、下流工程ばかりの現状を転職理由にするのがおすすめです。実際に筆者も上流工程の少なさを理由に、社内SEへ転職をしました。
派遣や客先常駐ではスキルが上達しないため
SES企業で働くと客先常駐や派遣が多く、スキルが身に付きにくいです。そのSES企業のデメリットを転職理由にしても良いでしょう。
SESの現場依存のスキルから脱出するために、SES企業から転職したい人は沢山いるはず。そのようなSESの客先常駐の辛さを転職理由にすのもおすすめです。
☑SESからの転職理由(客先常駐が辛い)
SES企業で○○年ほど働きITスキルを磨いてきました。しかし数ヶ月置きに現場が変わるため、強みになるスキルが身に付けられませんでした。Pythonのスキルを高めたかったのですが、数ヶ月置きに現場が変わり、その度にC#やCOBOLなど、扱うプログラミング言語が変わりました。
扱うITスキルがコロコロ変わり、器用貧乏なエンジニアになってしまうと感じ、転職を決意しました。今後は自分の興味のあるプログラミング言語に特化したエンジニアになりたいと考えております。
SES企業で派遣や客先常駐をしていると、現場がコロコロ変わり、強みになるITスキルを身に付けられません。そのデメリットを転職理由にして、面接などで話せると良いでしょう。
筆者も客先常駐が嫌で社内SEに転職しました。客先常駐が嫌で転職するエンジニアも多いため、気持ちを理解してくれる面接官も多いでしょう。
転職先別のSESからの転職理由の例文を紹介
この章では転職先別のSESからの転職理由の例文を紹介します。
転職先ごとに転職理由を用意しておくと、面接通過率がUPします。
社内SEへの転職理由、異業種への転職理由、ITコンサルへの転職理由。などのように、志望する職種ごとに転職理由を用意しておくと面接官を納得させやすいでしょう。
ここでは4つの職種ごとに、SESからの転職理由の例文を紹介します。
- 社内SE
- 自社開発企業
- 上流工程・ITコンサル
- 異業種への転職
転職先別に転職理由を知りたいSESエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：【脱出】SES企業からの転職におすすめの異業種5選！【SEからの転職】
SES企業からの転職におすすめの異業種を紹介しています。
参考にしてみて下さい。
社内SE
ここではSESから社内SEに転職したいエンジニア向けに、社内SEへの転職理由を紹介します。
☑SESから社内SEへの転職理由
私は数年間、SES企業で働いてきました。SESでは現場が変わる度に、勤務場所が変わるため、中々家族との時間が取れませんでした。通勤に1時間以上かかる現場に配属されたこともあり、SESの働き方はプライベートとの両立が難しかったです。職場を固定しプライベートも充実させたいため、SESから社内SEへの転職を決意しました。
社内SEに転職することで、勤務場所を固定させ、家族との時間を増やしたり、社内のメンバーと密にコミュニケーションを取っていきたいと考えております。
社内SEへの転職理由を考える際は、なぜ社内SEへの転職でなければならないのか？を明確にするようにしましょう。
医療業界の社内SEや流通業界の社内SEなど、業界によっても業務は大きく異なるため、それを転職理由に活かすのも良いかも知れませんね。
SESから社内SEに転職したいエンジニアは、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから、確実に社内SEになれるでしょう。
・社内SE転職ナビ
【公式サイト】社内SE転職ナビ
SEGAやDeNAなどの大手企業の社内SE求人も多数。※土曜祝日の面談もOK
自社開発企業
ここではSESから自社開発企業に転職したいエンジニア向けに、自社開発への転職理由を紹介します。
☑SESから自社開発企業への転職理由
SES企業で○○年ほど働きITスキルを磨いてきました。しかし数ヶ月置きに現場が変わるため、強みになるスキルが身に付けられませんでした。Pythonのスキルを高めたかったのですが、数ヶ月置きに現場が変わり、その度にC#やCOBOLなど、扱うプログラミング言語が変わりました。自分が使いたい技術の現場に配属させて貰えなかったため、SESからの転職を決意しました。
自社開発のエンジニアとなることで、一つのスキルに特化して経験を積み、市場価値の高いエンジニアになれればと考えています。
自社開発企業に転職する際は、自社開発で何をしたいのか？を明確にしておくと良いでしょう。SES企業と自社開発企業の違いを明確にして、自社開発でなければならない理由を考えておけると、内定がグッと近づくはずです。
SESから自社開発に転職したいエンジニアは、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから、確実に自社開発エンジニアになれるでしょう。
上流工程・ITコンサル
ここではSESからITコンサルに転職したいエンジニア向けに、ITコンサルへの転職理由を紹介します。
☑SESからITコンサルへの転職理由
元々私はITコンサルになりたかったのですが、ITコンサルになるには幅広いIT知識と開発経験が必要だと感じました。そのため直接ITコンサルになるのではなく、エンジニアとしてSES企業で修行を積むことにしました。
数年間SES企業でエンジニアとして働き、システム開発を一通り経験できました。ITコンサルとして活躍するためのIT知識と開発経験を積めたため、このタイミングでコンサルに転職することを決意しました。エンジニア目線と経営者目線を持ち合わせるITコンサルに成長できればと考えております。
SESからITコンサルなどの上流工程にステップアップするエンジニアは多いです。システム開発で得た実務経験を上流工程で活かせれば、優秀なITコンサルになれるからです。
興味があるSESエンジニアはITコンサルを目指しても良いかも知れませんね。年収も高いですし。
SESからITコンサルに転職したいエンジニアは、ITコンサル特化の転職サイトがおすすめです。SES企業の求人が排除されているから、確実にITコンサルになれるでしょう。
・MyVision
【公式サイト】MyVision
IT系人材のコンサル転職に強い転職サイト。要件定義や設計などの上流工程を行うIT企業の求人が豊富。
・アクシスコンサルティング
【公式サイト】アクシスコンサルティング
未経験からのコンサルタント転職を徹底サポート。大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数第1位と実績十分。
異業種への転職
SES企業から異業種への転職の場合は、転職理由が大きく変わります。
異業種への転職はIT業界内での転職とは違います。
何故エンジニアを辞めたいと感じたのか？何故IT業界から足を洗いたいと感じたのか？何故その異業種を選んだのか？
とエンジニアから足を洗いたいと感じた理由をしっかり考えないと、内定を獲得できないでしょう。転職理由を深堀し、面接に臨むようにして下さい。
☑SESから異業種への転職理由
私はIT企業に就職し○○年間、エンジニアとして働いてきました。システム開発や設計の仕事に携わってきました。しかしエンジニアの仕事に馴染むことができず、プログラミングなどを日々勉強していましたが、中々スキルが上達しませんでした。努力ではどうにもならない仕事もあるんだなと理解し、向いていなかったため転職を決意しました。
ITエンジニアに向いていませんでしたが、働いた数年間で得たパソコンスキルやITスキルは御社に入社しても活かせると思います。
この業種を選んだ理由は、自分の得意な領域を活かせると感じたから。プログラミングなどの論理的思考能力は苦手ですが、コミュニケーションは得意なのでこの業種で活かせると考えております。
異業種への転職は、「IT業界を辞めた理由」と「その異業種を選んだ理由」を深堀りしておくと、面接官を納得させやすいです。エンジニアを辞めたい理由をしっかり考えておいて下さい。
SESからの転職理由を考えるおすすめの方法(面接用)
この章ではSESからの転職理由を考えるおすすめの方法(面接用)を解説します。
SES企業からの転職を検討しているエンジニアの中には、転職理由が思いつかない人もいるはず。納得のいく転職理由がなく、面接で苦労している人も多いでしょう。
そこでここでは、楽に転職理由を考えられるおすすめの方法を紹介します。
- 転職サイトの履歴書・職務経歴書の自動生成を使う
- エージェントと一緒に考えてもらう
- 自分の職業体験を書き経験を思い出す
SESからの転職理由が思いつかないエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事：【年収UP】SESからSESに転職する際の4つの注意点。成功させるための秘策を解説！
SESからの安全な退職理由を紹介しています。
退職メールなどの例文を知りたい方は参考にしてみて下さい。
転職サイトの履歴書・職務経歴書の自動生成を使う
簡単に転職理由を考えたい人は、転職サイトの職務経歴書の自動生成機能を利用しましょう。
dodaやマイナビなどの大手転職サイトの職務経歴書作成サービスを利用すれば、簡単に転職理由を作成できます。ボタン一つ押すだけで6割くらい転職理由を作成してくれるので、あとは少し手直しするだけ。
興味のあるエンジニアは、下記サイトの経歴書フォーマットから転職理由を作成してみましょう。
☑転職サイトの志望動機自動生成機能
ただ自動生成機能で転職理由を作成すると、具体的なエピソードが混ぜられないため、面接官に説得力を感じさせにくいです。そこは注意して下さい。
エージェントと一緒に考えてもらう
簡単に転職理由を考えたい人は、転職エージェントに一緒に考えてもらうのもおすすめです。
転職エージェントなどの転職サポートを利用すれば、転職理由を簡単に考えることができます。面談のヒアリングで志望動機や退職理由などを深堀りしてくれ、一緒に考えてくれるためかなりおすすめです。
☑転職エージェントを利用するメリット
- 転職理由をヒアリングしてくれるため、自分で考えるよりも楽。
- 面談から自分に最適な転職先を提案してくれる。
- 退職理由なども一緒に考えてくれる。
転職エージェントを利用すれば、面接やヒアリングなどを実施してくれるため、転職理由を言語化しやすいです。
転職理由を一緒に考えらえるため、1人で考えるよりも良い転職理由を思いつけるでしょう。
転職エージェントに興味がある方は、下記のエンジニアにおすすめの転職エージェントをチェックしてみて下さい。
参考記事：【エンジニア向け】自分に合った転職サイトを選ぼう！用途に合わせたおすすめ転職サイトを紹介！
https://youmanavisions.com/career-change/post-160683/自分の職業体験を書き経験を思い出す
転職理由を考えたい人は、自分の職業体験を書きだすのもおすすめです。
転職したいという気持ちは自分の勤務経験から沸き起こります。SESの客先常駐での孤独感、単純作業ばかりやらされた経験など、会社での嫌な気持ちを書き出しましょう。そうすれば転職理由が次第に見つかるはずです。
自分の実体験から転職理由を考えると、転職理由に説得力が増すためおすすめです。一度自分の仕事の体験を紙に書き出し、なぜ転職したいと感じたのか？を深堀りしておくと、納得感のある転職理由を考えられるでしょう。
まとめ：面接で使えるSESからの転職理由。SES以外の企業に転職する際の例文を解説。
以上で、面接で使えるSESからの転職理由、SES以外の企業に転職する際の例文の紹介を終了します。
以下、この記事のまとめです。
☑面接で使えるSESからの転職理由・退職理由
- キャリアアップやステップアップのため
- 年収UPのため
- PMやPLの経験を積みたいため(マネジメントしたい)
- 派遣や客先常駐ではスキルが上達しないため
面接で採用担当に好印象を与えるためには、前向きな転職理由を考えておくのが大切です。キャリアアップなどの今後の将来を見据えた転職理由を伝えると、面接でも好印象を与えられるでしょう。
☑転職先別のSESからの転職理由の例文
- 社内SE
- 自社開発企業
- 上流工程・ITコンサル
- 異業種への転職
SES企業から転職するさいは、転職先別に転職理由を考えておくのが大切です。社内SEや自社開発など、転職先によって志望する理由は違うからです。内定率をUPさせるために転職先ごとに志望理由を考えておきましょう。
SESから社内SEに転職したいエンジニアは、社内SE特化の転職サイトがおすすめです。
SESから自社開発企業に転職したいエンジニアは、自社開発特化の転職サイトがおすすめです。
SESから上流工程に転職したいエンジニアは、ITコンサル特化の転職サイトがおすすめです。
☑SESからの転職理由を考えるおすすめの方法
- 転職サイトの履歴書・職務経歴書の自動生成を使う
- エージェントと一緒に考えてもらう
- 自分の職業体験を書き経験を思い出す
SESからの転職理由を考える際は、転職サイトやエージェントを利用するのがおすすめです。dodaやマイナビなどの職務経歴書自動作成サービスを利用すると、楽に転職理由を考えられるでしょう。
また転職エージェントと一緒に転職理由を考えるのもおすすめです。ヒアリングや面談などを通じて、転職理由を言語化してもらえば、楽に転職理由を作成できるでしょう。
SES企業で働いていた経験から
「30代でSEを辞めたい人が転職する方法」
も紹介しています。
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