【簡単】SES事業を起業する方法とは?起業する手順や必要な準備を解説【必要資金はいくら?】
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この記事ではSES事業を起業する方法や起業するのに必要な準備や資金を紹介します。
SES企業で働くエンジニアやIT起業家の中に

簡単にSES事業を起業する方法が知りたい。
SES事業のために必要な事前準備はある?
SES起業に必要な資金が知りたい。
と悩んでいる人も多いはず。
今回はそんな人に向けて、SES事業を起業する方法や必要な資金や準備物を解説します。
今回紹介する内容はこちら。
この記事を見て、簡単にSES事業を起業する方法を知り、SES企業の設立に向け動き始めましょう。


SES企業で働いていた中堅エンジニアが自身の経験を解説。
SES事業を起業した同期の話を基に紹介します。
SESの起業の方法が分からない人は、起業支援サポートを利用してみて下さい。起業の手順を分かりやすく教えてくれ、起業仲間とも出会えるため、SESを起業したい方におすすめです。
・起業の学校
【公式サイト】起業の学校
経営スキル学習と実際の事業立ち上げを通じて、3ヶ月で起業を達成できる。自分自身の目的・ゴールに合わせた事業計画を作り、事業の立ち上げをサポート。
【起業初心者向け】簡単にSES事業を起業する方法
この章では簡単にSES事業を起業する方法をご紹介します。
SES事業を起業したい人の中には、「ずっと会社員だったから起業のやり方が分からない」「エンジニアだから起業のノウハウがない」と、起業の方法が分からない人も多いはず。起業方法が分からず、立ち止まっている人もいるでしょう。
ここではそんなSESの立ち上げ方が分からない人向けに、SES事業を簡単に起業する方法を解説します。
- 起業支援サービスを利用する
- フリーランスから始めて徐々に事業を拡大する
SES起業を検討しているエンジニアは参考にしてみて下さい。

SES事業を起業する詳しい手順を知りたい方は
上記記事を参考にしてみて下さい。
起業支援サービスを利用する

SES事業を起業したいけど、何をしていいか分からない人は、起業支援サービスを利用するのが簡単でおすすめです。
SES事業を起業したい人の中には、サラリーマンや会社員などの起業初心者も一定数いるでしょう。会社員として働いているエンジニアの多くは、事業の立ち上げ方法が分からないはず。
そんな起業の方法が全く分からない初心者には、起業支援サービスがおすすめです。
☑起業支援サービスのメリット
- 企業の手順を一から詳しく教えてくれる。
- 書類の準備や資金調達のサポートが充実している。
- 起業仲間や経営者と出会え、ビジネスで助けてもらえる。
起業支援サービスを利用すれば、会社の立ち上げ方から資金調達、ビジネスのやり方まで、一から丁寧にサポートしてくれます。起業仲間や経営者とも出会えるため、ビジネス初心者には心強い味方になってくれるでしょう。
起業をしたことがない人に起業支援サービスはおすすめ。興味がある方は是非利用してみて下さい。
フリーランスから始めて徐々に事業を拡大する

SES事業を簡単に起業したい人は、まずはフリーランスエンジニアから始めて徐々に事業を拡大するのもおすすめです。
IT企業でエンジニアとして働いている人であれば、まずフリーランス独立がおすすめ。いきなりSES企業を立ち上げるのではなく、フリーランスから始めれば失敗しにくく、徐々に事業を拡大できるからです。
☑フリーランスから始めて徐々に事業を拡大する
- フリーランスに独立して案件を受注する。
- 案件で結果を出し、人員増員の話を頂く。
- 知り合いのエンジニアなどに声を掛け案件に入ってもらう。←ここでSES企業設立
- 会社の社員(エンジニア)を増やしながら、事業を拡大していく。
上記のような流れで、フリーランスから始めて、波に乗ればSES企業を設立。徐々にSES事業を拡大すれば、失敗しにくいでしょう。実際に筆者の知り合いのエンジニアも、最初はSES企業からフリーランス独立して、そこから事業を拡大していました。
最初からSES起業するよりもリスク少なく始められるので、エンジニアにはフリーランスからスタートするのが超おすすめです。
フリーランスに興味があるエンジニアは、下記のサイトからフリーランスを始めてみましょう。
・レバテックフリーランス
【公式サイト】レバテックフリーランス
IT業界最大手のフリーランス案件情報サイト。会社員エンジニアから独立までを徹底的にサポートしてくれるから安心。
・midworks
【公式サイト】midworks
福利厚生が充実しているフリーランスエンジニア専門のサイト。専属のキャリアアドバイザリーコンサルタントを今後のキャリア相談をできる。
SES事業のビジネスモデルを解説
この章ではSES事業のビジネスモデルをご紹介します。
SES事業の立ち上げを検討している人の中に、SES事業の詳しい成り立ちやビジネスモデルを知りたい人もいるはず。起業前にSESのビジネスモデルをしっかり理解しておきたい人も多いでしょう。
ここではそんな人向けに、SES事業の詳しいビジネスモデルを解説します。
- SESとは「システムエンジニアリングサービス」
- エンジニアをSES契約で派遣する人材派遣業
SESやIT業界のビジネスモデルを知りたい方は参考にしてみて下さい。
SESとは「システムエンジニアリングサービス」

SESとは「システムエンジニアリングサービス(System engineering services)」の頭文字を取った言葉です。
SESはシステム開発などに必要な人材を求めているクライアントに対し、その要求レベルを満たすエンジニアを提供するサービスのこと。そのエンジニアを提供した際に、対価として報酬が支払われるというビジネスモデルです。
SES企業・・・エンジニアを商品として提供
取引先・・・対価として報酬を支払う
SES企業はエンジニアを技術力として取引先に提供し、取引先はその対価として報酬を支払います。SES事業は言わばエンジニアを商品とした人売りビジネスです。
いかに優秀なエンジニアを集められるか。いかにエンジニアを優秀な人材に育てられるか。いかにエンジニアに長く働いてもらえるか。
SESビジネスを成功させるためには、このような優秀なエンジニアを見抜く力や社員をマネジメントするスキルなどが求められるでしょう。
SES契約でエンジニアを派遣する人材派遣業
SES事業はSES契約でエンジニアを派遣する人材派遣業です。
上記の図のように、取引先企業にエンジニアを労働力として提供するのがメイン事業です。システム開発を行う大手IT企業に、IT技術を持つエンジニアを派遣します。その労働力の対価として報酬を貰います。
☑SES事業の三角関係
- SES企業…クライアントにエンジニアを提供する。
- 取引先企業…技術力の提供を依頼。そのスキルに応じて報酬を支払う。
- エンジニア…社員として取引先の求める開発を行う。
SES企業はエンジニアを雇い、契約している取引先に派遣します。取引先はその対価として報酬を支払います。エンジニアは契約先の取引先で働き報酬を稼ぎます。
SESの収益としては、アサインしたエンジニアの契約が終了するまで報酬が支払われ続けます。そのため契約期間が長ければ長いほど、安定した収益を上げられるでしょう。
SES事業の起業に必要なもの・準備しておくもの
この章ではSES事業の起業に必要なもの・準備しておくものをご紹介します。
SES起業で失敗しないためには、事前準備が大切です。準備をせずに起業をすると必ず失敗するため、しっかり資金や書類などをしっかり用意しておきましょう。
ここではSES事業を起業する際に、必要なものや準備しておくべきものを解説します。
- 資本金は300万円くらいは最低限必要
- 必要書類を準備し提出
- 経営者仲間や起業仲間などのビジネス人脈
- 求人サイトにエンジニア募集の求人情報を掲載
SES事業を起業したい人は参考にしてみて下さい。
参考記事:【実体験】現役エンジニアの失敗談!やらかしたミスの数々を紹介

現役エンジニアの失敗談を紹介しています。
起業の参考にしてみて下さい。
資本金は300万円くらいは最低限必要

SES事業を起業する際は、ランニングコストとして、最低300万円は資本金として用意しておきましょう。
SES事業の立ち上げには、事業活動するための運転資金が必要です。具体的には下記用途の資金が必要となります。
☑SESの立ち上げに必要な資金
- 事業を宣伝する広告費
- 事務所の家賃
- 従業員への給与支払い
- 求人サイトの掲載料
SES事業を起業しても、すぐにはクライアントが付かず、売り上げが発生しません。そのため毎月かかる必要資金の6カ月分のランニングコストは用意しておきましょう。
事務所の賃貸料や広告費などを考慮すると、毎月50万円程度。その毎月50万円の半年分くらいの300万円を準備しておけば安心です。300万円用意しておけば、半年間売り上げが出なくても、ひとまずは事業を行うことができるでしょう。
起業のための資金が足りない方は、資金調達サイトを利用するのがおすすめです。
・ネクストワン
【公式サイト】ネクストワン
必要書類を準備し提出

起業する際には税務署などに書類を提出する必要があります。
起業を検討している人は必要書類や印鑑などを準備しておくようにしましょう。法人として設立登記するためには、税務署などに法人情報を登録する必要があるからです。
ここでは一例として、株式会社の場合の必要書類を紹介します。
☑株式会社の場合の提出書類
- 登記申請書
- 登録免許税の収入印紙貼付台紙
- 登記すべき事項
- 定款
- 取締役の就任承諾書
- 資本金の払い込みを証明する書面
- 印鑑届書
- 印鑑証明書
会社起業時の必要書類は個人事業と比べて多いため、前々から準備しておきましょう。詳しくは国税庁の公式ホームページを参考にしてみて下さい。
参考記事:個人事業の開業届出・廃業届出等手続
経営者仲間や起業仲間などのビジネス人脈

経営者や起業仲間などのビジネス人脈なども、SES起業時には集めておいた方が良いでしょう。
SES事業に関わらず、ビジネスをするのであれば何よりも人脈が大事です。特にSES立ち上げの初めの方は、信頼がなく仕事を取るのがかなり難しいため、仕事をくれる人脈があると安心です。
☑ビジネス人脈のメリット
- 仕事がない時代に仕事を回してもらえる。
- 仕事のアイデアやビジネスのコツなど、起業に役立つ知識を貰える。
- 資金援助を受けられる場合がある。
ビジネスの人脈を持っていれば、仕事の依頼に繋がりやすくなります。SES起業初期は仕事の受注がかなり難しいため、ビジネス仲間を持っていれば仕事に困りにくいでしょう。
勉強会や起業セミナーなどに積極的に参加し、ビジネスで頼りになる人脈を広めておいてください。会社員時代に起業系の人脈を作っておくとかなり有利になりますよ。
起業のための人脈を作っていきたい方は、下記の起業コミュニティに参加するのがおすすめです。興味があれば参考にしてみて下さい。
求人サイトにエンジニア募集の求人情報を掲載

SES企業の社員としてエンジニアを雇うために、求人サイトにエンジニア募集の求人を掲載しておくのも必要です。
SES事業を安定的に運用していくためには、優秀なエンジニアを雇う必要があります。SES事業は社員のエンジニアがいないと報酬を得られないため、求人サイトなどでエンジニアを募集しておきましょう。
☑求人サイトに掲載する情報
- 年収・月給
- 福利厚生
- 会社の基本情報(住所、ホームページなど)
- 必要スキル・資格
求人を掲載するタイミングは起業前の方が良いでしょう。設立直前のSES企業には応募が集まりにくいため、長期的にエンジニア求人を募集しなければならないからです。
会社が軌道に乗るまでは、求人サイトに求人を募集しておくのがベターですね。
会社の求人を掲載したい人は、下記の求人掲載サービスを利用して下さい。
・求人広告ドットコム
【公式サイト】求人広告ドットコム
リクナビNEXT、indeed、doda、engageなどにエンジニア求人を掲載できる。相談するだけで求人の広告を掲載できる。
SES事業を起業する簡単な手順・方法を紹介
この章ではSES事業を起業する簡単な手順・方法をご紹介します。
SES事業を起業する手順を1から順番に解説します。まず何から始めていいか分からない人は、この手順を参考にしてみて下さい。
- 会社を退職する
- 資本金を調達する(300万円程度)
- オフィス(事務所)を用意する
- 開業届を提出する
手順を知りSES企業のやり方を学びましょう。
会社を退職する

SES事業を立ち上げるために、まずは現在勤めている会社を退職しましょう。
会社を退職する際は、優秀な先輩や今後事業を手伝ってくれそうな後輩に起業することを伝えておくと良いでしょう。会社設立時は人手が足りず苦労することになるため、協力してくれそうな同僚に声をかけておくのがおすすめです。
優秀なエンジニア、気の合う営業、事務職など、幅広い職種に声を掛けておくと、困った時に頼れます。手を貸してくれそうな人材には、声を掛けておくようにしましょう。
資本金を調達する(300万円程度)

SES事業では、人件費+広告費(採用媒体利用時)+その他経費がかかるため、ある程度まとまった資金が必要になります。
事業の性質上、黒字倒産になる可能性も大いに考えられるので、資本金が多い少ない関係なく黒字倒産、赤字倒産を防ぐために資金を調達しておきましょう。
設立当初は実績がないため、銀行の融資は中々難しいです。日本金融公庫の新規開業資金や新創業融資などから資本金調達するようにしましょう。また、自治体で創業融資を行なっている場合もありますので、こちらも融資を受ける際は調べておくと良いですね。
オフィス(事務所)を用意する

資本金を調達するのと並行して、会社のオフィス(事務所)も探しておきましょう。
起業時に提出する登記申請書や印鑑証明書などの書類には、会社の住所を記載する必要があります。会社を起業すると、契約時などに会社の住所を記入する機会が増えるため、事務所を用意しておく必要があるでしょう。
☑会社のオフィスの例
- 賃貸オフィス
- バーチャルオフィス
- 自宅
会社のオフィスを構えることで、商談や面接の場にできるためかなり便利です。そのためオフィスは用意しておくと良いでしょう。自宅をオフィスにすることもできるため、資金が足りない人は自宅を事業所にするのがおすすめです。
事務所を安く借りたい人はバーチャルオフィスや貸しオフィスを検討しましょう。興味がある人は下記のサイトを参考にしてみて下さい。
・バーチャルオフィス1
【公式サイト】バーチャルオフィス1
月額880円~で利用できるバーチャルオフィス。住所の契約と法人の登記が同時にでき便利。
・レゾナンス
【公式サイト】レゾナンス
渋谷、新宿区、横浜駅などに事務所を構えられるバーチャルオフィス。転送電話、電話秘書、フリーダイヤルなど追加サービスの利用も可能。
開業届を提出する
オフィスの準備と資本金の用意ができたら、開業届などの必要書類を提出しましょう。
開業届を提出できれば法人としての設立登記は完了です。下記の資料を用意して、税務署に提出して下さい。
☑株式会社の場合の提出書類
- 登記申請書
- 登録免許税の収入印紙貼付台紙
- 登記すべき事項
- 定款
- 取締役の就任承諾書
- 資本金の払い込みを証明する書面
- 印鑑届書
- 印鑑証明書
各申請書の詳しい書き方やダウンロード方法については下記を参考にしてみて下さい。
参考記事:個人事業の開業届出・廃業届出等手続
まとめ:SES事業を起業する方法とは?簡単に起業する手順や準備物を解説

以上で、SES事業を起業する方法や簡単に起業する手順や準備物の解説を終了します。
下記この記事のまとめです。
☑簡単にSES事業を起業する方法
- 起業支援サービスを利用する
- フリーランスから始めて徐々に事業を拡大する
SES事業はフリーランスから始めると、失敗せずに事業を拡大できおすすめです。今現在エンジニアの人はまずは個人フリーランスとして案件を受注しながら、従業員のエンジニアを増やせればSES事業を起業できるはず。
エンジニアの人はまずはフリーランスから始めるのがおすすめです。フリーランスになりたい方は下記のフリーランスサイトから案件受注をするようにしましょう。
現在SESエンジニアで起業をしたことがない人には、起業支援サービスがおすすめです。企業で失敗したくない方は是非利用してみて下さい。
☑SES事業のビジネスモデル
- SESとは「システムエンジニアリングサービス」
- エンジニアをSES契約で派遣する人材派遣業
- 単価の一部をマージンとして中抜きする
SES事業のビジネスモデルは、システムエンジニアリングサービスと呼ばれる人売りビジネスです。
SES企業は取引先に自社エンジニアを派遣する。取引先は派遣されたエンジニアの契約単価に応じて報酬を支払う。エンジニアは取引先に常駐し業務を行う。
という3者間の契約の基にSESビジネスは成り立っています。
☑SES事業の起業に必要なもの・準備しておくもの
- 資本金は300万円くらいは最低限必要
- 必要書類を準備し提出
- 経営者仲間や起業仲間などのビジネス人脈
SES事業を起業する際には、資本金を300万円くらい用意しておきましょう。オフィス費用や社員への給与、広告費用などのランニングコストを準備しておくと失敗しないはずです。
また経営者仲間などのビジネス人脈を集めておくのも大切です。SES立ち上げ当初は、信頼がなく仕事を取ってくるのがかなり難しいため、仕事をくれる人脈があると安心。
起業のための人脈を作っていきたい方は、下記の起業コミュニティに参加するのがおすすめです。起業で失敗したくない方は参考にしてみて下さい。
☑SES事業を起業する簡単な手順・方法を紹介
- 会社を退職する
- 資本金を調達する(300万円程度)
- オフィス(事務所)を用意する
- 開業届を提出する
SES事業を起業したい方は上記の手順で事業を始めるようにしましょう。

SES企業での勤務経験から
「SESで案件が決まらないとどうなるのか?」
なども解説しています。
興味がある方は是非ご覧ください。
参考記事:SES事業について