【意外と闇深】社内seあるある10選【勝ち組ではない】
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この記事では社内SEあるある10選をご紹介します。
社内SEは世間の評価では
「勝ち組」「天国」「楽」
というイメージがあります。
しかし、その実態は本当でしょうか?
今回はSESで勤務経験がある
今回は天国と言われている「社内SE」について、現役SEの筆者が「社内SEあるある」を基にその実態をご紹介します。
SESで勤務経験のあるエンジニアの筆者が紹介。
社内SEで働く友人や同期の話を基に解説していきます。
社内SEで働く友人やお世話になっている先輩の話を基にあるあるを厳選しました。
関連記事として「情シスあるある13選」「SESあるある13選」も掲載していますので興味ある方はどうぞ。
⇒【意外と闇深?】情シスあるある13選
⇒【実体験】SESあるある13選【客先常駐はやばい】
社内SEあるある10選
この章から社内SEあるある10選をご紹介します。
今回紹介する社内SEあるあるを下記の表にまとめました。※リンクを押下すると対象の項目にスキップします。
上記10個について詳しく解説します。
SES経験者の筆者がご紹介します。
信頼性についてはご安心ください。
①倍率が高く就職できたら上級国民
社内SEあるある1つ目は「倍率が高く就職できたら上級国民」です。
社内SEは他のエンジニア職と比べて求人が少ない。
さらにその上人気が高いので、転職はとても難しいです。
dodaの「転職求人倍率レポート」によると、技術系(IT・通信系)の職種は9.68倍となっており他の職種に比べて高い倍率になっています。※2021年7月の調査
高い倍率の中、社内SEに無事就職できれば上級国民。
SESなどの他のエンジニア職と比べて、社内でのんびり仕事でき、顧客に煩わされることが無いので、仕事内容はとても気が楽です。仕事内容でもSESやSeirと比べて楽で、勝ち組といえるでしょう。
②SESやSIerに比べて「楽すぎる」
社内SEあるある2つ目は「SESやSIerに比べて「楽すぎる」」です。
SESやSIerなどのお客様からシステム開発を受託するエンジニア職はしんどいです。
システムの納期に遅れるとお客様からクレームが来る。残業しなきゃ。
お客様からシステムの問い合わせが多すぎてストレス。
客先常駐のSESだから知り合いがいなくて肩身が狭い。
お客様から「無能」「頭悪い」と罵詈雑言を言われる。
などお客様とシステム開発の板挟みにあい、ストレスが溜まります。
ですが社内SEは社内システムの開発がメインなので、お客様が自社の社員です。そのため納期が多少遅れても文句は少ないですし、コミュニケーションも円滑です。
そのためSESやSIerに比べて結構「楽」です。
筆者実体験の「SESあるある」もまとめています。SESと社内SEの違いを見比べてみてください。
⇒【実体験】SESあるある13選【客先常駐はやばい】
③業務範囲が広く「IT雑用になる」
社内SEあるある3つ目は「業務範囲が広くIT雑用になる」です。
社内SEのメインの仕事は社内システムの管理・開発。ですが実際の社内SEの仕事内容は「社内のIT雑用」になりがちです。
- ITに関する電話対応
- パソコンの初期化・クリーン作業
- システムのユーザー情報、パスワード管理
- 社内パソコンの用意・準備・貸出
上記のような社内の「IT雑用」が主な仕事になります。
社内から必要とされますし、コミュニケーションのほとんどが社内の社員ので、気楽ではありますが、ITスキルが身に付きにくいのがデメリットです。
④社内システムしか携われず技術が石化する。
社内SEあるある4つ目は「社内システムしか携われず技術が石化する。」です。
社内SEの人は社内システムの開発がメインになるので、携われるプロジェクトが少なくなります。
その結果
最近COBOLでしか開発していない。最新技術に触れられない。
社内システム開発ばかりでクラウドやAIなどの知識が不足している。
と言ったようにIT知識・プログラミングスキルに偏りが出てしまいます。
技術が専門的になるのは良いですが、その技術が下火になれば、需要が減り将来転職などに不利になってしまいます。触れられるIT技術が少ない分スキルが石化してしまいます。
またシンプルに「同じシステムを開発し続けるのはつまらない。」のも社内SEの辛いところです。
⑤自分のスキルが不安になり一度市場価値を診断してみる。
社内SEあるある5つ目は「自分のITスキルが心配になり、一度自分の市場価値を調べる。」です。
先ほども述べたように社内SEはスキルが石化しやすいです。
そのため
俺、C言語しか使ってないけど将来大丈夫なのかな?
Pythonを学ばなくても大丈夫かな?
このまま社内SEとして働いていてスキルアップできるのか?
と悩みを抱きやすいです。
自分の将来が心配になり、自分がエンジニアとしてどれくらいの市場価値なのかを診断します。
上記画像の「ミイダス 」や「転職ドラフト 」などの年収を診断できるサイトにこっそり登録し、自分のスキルがどの程度の評価なのか調べます。
Pythonやjavascriptなどの将来性や需要が高い言語が専門なら市場価値が高くなりますが、COBOLやC言語のような下火の言語が専門なら市場価値は低くなります。
皆さんも一度自分の市場価値を調べてみてはいかがでしょうか?
上記画像「ミイダス」の表示年収は筆者の診断結果です。
意外と高収入だったのでびっくりしました。
⑥こっそり転職エージェントに相談する
社内SEあるある6つ目は「こっそり転職エージェントに相談する。」です。
社内SEの人は自身が「IT雑用であること」に不安を覚え、こっそり転職エージェントに相談しがちです。
筆者の社内SE勤務の友人もそうでした。
精力的に社内SEとして仕事をしていましたが、ある日思い切って転職エージェントに相談。
そして退職。
後日ご飯に行った時に退職した理由を聞くと「成長・キャリアップできる企業に転職したかったから」と打ち明けてくれました。
社内SEで勤務していると自分のスキル不足が気になり転職したくなるそう。
働きながら「こっそり転職エージェントに相談する」のが社内SEあるあるのようです。
⇒無料でエージェントに相談してみる
社内SEの友人も転職してしまいました。
自身のスキル不足が不安になるようです。
⑦レベルが低い、頭悪いと思われがち。
社内SEあるある7つ目は「レベルが低い、頭悪いと思われがち。」です。
社内SEは自社のシステム以外にIT技術に触れる機会がほとんどありません。そのため、AIやクラウドと言った最新技術を知らない場合が多いです。
そのためたまに来る外部のシステムエンジニアに「レベルが低い」「頭悪い」と思われがちです。
実際に筆者の先輩も客先の社内SEに「全然IT技術を知らないレベルの低い人たち」と悪態をついていました。
社内SEの方は「エンジニア」と言うほど様々なシステム開発に携わっている訳ではありませんし、「プログラマー」と言うほどゴリゴリプログラムを書いている訳ではありません。
幅広い開発経験が無いことが、他のエンジニアから見て「レベルが低い」「頭悪い」と見える原因になっています。
⑧客先常駐・Sierに比べて休暇が取りやすい。
社内SEあるある8つ目は「客先常駐・Sierに比べて休暇が取りやすい。」です。
社内SEは社内システムの開発がメインなので、お客様の納期に合わせる必要が無かったり、自分たちで開発スケジュールを立てられるからです。
プロジェクトの遅延が発生しても他社から賠償金請求される訳でもないですし、会社の評判が悪くなるわけでもありません。
そういった他社との軋轢、約束事が無いから、後ろめたさを感じることなく存分に有給休暇を取る事ができます。
⑨大きなアップデートがあると残業が急激に増える。
社内SEあるある9つ目は「大きなアップデートがあると残業が急激に増える。」です。
社内SEは社内システムの変更があると仕事量が急激に増え残業も多くなります。
例えば、社内のメールを「MicrosoftのOutlook」から「GoogleのGmail」に移行する。
という社内システムの大幅な変更があった時に、情報システム部が中心となって移行処理をします。
その際に、メールが使えなくなった。動かなくなったんだけどどうしよう。という問い合わせが後を絶たず、それの対応で残業が増えます。
社内システムを変更すると、質問や問い合わせが爆発的に増え業務が多くなる。結果残業もそれに比例して増えてしまいます。
⑩本格的なシステム開発をしたくて転職する。
社内SEあるある6つ目は「本格的なシステム開発をしたくて転職する。」です。
社内システムしか開発しないので、面白みに欠け、
「本格的なシステム開発をしたくて転職する。」
という人が意外と多いです。
将来性の高いAIの開発を経験してみたい!
スマホアプリを開発してみたい!
ゲーム開発にチャレンジしてみたい。
社内SEの中で意識の高い人や将来に危機感を持っている方はこう考え転職します。
エンジニアとして生き残っていくために。
SESの筆者の会社にも元社内SEの社員がいます。
「社内SEの楽さ」よりも「本格的な開発」を重視したそうです。
まとめ:社内SEあるある
社内SEあるある13選は以上です。
下記今回紹介したまとめになります。
・倍率が高く就職できたら上級国民
・SESやSIerに比べて「楽すぎる」
・業務範囲が広く「IT雑用になる」
・社内システムしか携われず技術が石化する。
・自分のスキルが不安になり一度市場価値を診断してみる。
・こっそり転職エージェントに相談する。
・レベルが低い、頭悪いと言われがち
・客先常駐・Sierに比べて休暇が取りやすい。
・大きなアップデートがあると残業が急激に増える。
・本格的にシステム開発したくて転職する。
以上です。ご閲覧ありがとうございました。
下記に無能エンジニアの筆者実体験の
「無能エンジニアあるある12選」を掲載しています。
筆者実体験の「無能エンジニアあるある12選」。
興味がある方は是非ご覧ください。
案件が暇な時にできる「社内でできる暇つぶし」も掲載中。
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