下流工程のみやりたいエンジニアはどうすればいい?上流をやりたくない時の対処法とは?
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この記事では、下流工程のみやりたいエンジニアはどうすればいいのか?について解説します。
現在IT業界で勤めるエンジニアの中に
エンジニアだけど下流工程だけやりたい。
上流工程をやりたくない人はどうすればいい?
プログラミングのみの仕事はある?
と悩んでいる人も多いはず。
この記事ではそんな人向けに、エンジニアが下流工程だけやりたいときの対処法や転職先を紹介します。
今回紹介する項目は下記の通り。
上記項目について理解し、下流工程だけしたいときの対処法を知りましょう。
IT企業で働く中堅エンジニアが紹介。
上流工程を回避した実体験をもとに解説します。
上流工程をやりたくないエンジニアは、自社開発企業への転職がおすすめ。開発工程が多く、プログラミングの仕事がほとんどなので、下流工程がしたいSEにピッタリです。
下流工程だけやりたいエンジニアがすべきこと
この章では下流工程だけやりたいエンジニアがすべきことを紹介します。
IT企業で働くエンジニアの中には、「上流工程の仕事が嫌だ」「人と会話したくない」と悩んでいる人も多いはず。プログラミングの仕事だけして生きていきたい、と感じている人もいるでしょう。
そこでここではそんなエンジニア向けに、下流工程だけやりたいエンジニアがすべきことを紹介します。
- 上流工程の少ないIT企業に転職する
- ITスキルを磨きスペシャリスト職にステップアップする
- 上司や営業に相談しコーディング案件にアサインしてもらう
下流工程の仕事が好きなエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事:プログラミングだけしたいエンジニアにおすすめの仕事3選!【上流やりたくないSE向け】
プログラミングだけしたいSEにおすすめの仕事も紹介しています。
上流工程の少ないIT企業に転職する
下流工程のみやりたいエンジニアには、上流工程の案件が少ないIT企業に転職するのがおすすめです。
上流工程をやりたくない場合は、上流工程の案件が少ないIT企業に転職するようにして下さい。設計や要件定義などをしていない、開発メインのIT企業に就職すれば、上流工程の仕事から脱出できます。
☑上流工程の仕事が少ないIT企業
- SES企業
- ITアウトソーシング企業
- 自社開発企業
- 技術者派遣企業
下流工程の見やりたいエンジニアは、上記のIT企業に転職するようにして下さい。
逆に大手のIT企業やSIer、社内SEなどは、上流工程の業務が多いためおすすめできません。元請けに近ければ近いほど、人とのコミュニケーションが発生するため、辞めておいた方が良いでしょう。
上流工程をやりたくないエンジニアは、なるべく下請けのプログラミング案件の多いIT企業に転職して下さい。
ITスキルを磨きスペシャリスト職に出世する
下流工程のみやりたいエンジニアには、スペシャリスト職への出世がおすすめです。
キャリアを積み出世すると、どうしても上流工程の仕事も任されるようになります。プログラマーとして結果を出せば、プロジェクトマネージャやリーダーの話がきてしまう場合もあります。
そのようにして上流工程にステップアップしたくない人は、専門職やスペシャリスト職への出世がおすすめです。
☑スペシャリスト職への出世のメリット
上司に相談してスペシャリストコースを選択した。
部下の管理もする必要がないから楽。
自分のスキルだけ高めることに集中できる。
IT企業で働くエンジニアの出世ルートとして、管理職になるか、専門職になるか、の2択があると思います。その出世ルートの専門職(スペシャリスト)を選べば、下流工程ができる可能性が高まるでしょう。
マネジメント系の仕事から解放されるため、上流工程をやりたくないSEはスペシャリストへの出世がおすすめです。
上司や営業に相談しコーディング案件にアサインしてもらう
上司や営業に相談しコーディング案件にアサインしてもらうのもおすすめです。
どうしてもエンジニアとして実務経験を積むと、設計や要件定義に回されてしまいます。そのためどうしても上流工程をやりたくないエンジニアは、いっそのこと上司に「プログラミングだけしたい」旨を伝えるのも一つの手です。
☑上司や営業に相談する
上流工程をやりたくないので案件を変えさせてください。
プログラミング業務でこそ自分の実力を発揮できます。
自分は下流工程のスペシャリストになりたいです。
下流工程だけしたい場合は、しっかり上司に自分の意見を伝えることが大切です。
理解のある上司であれば、あなたの意見を聞き入れてくれ、プログラミング案件に回してくれるかも知れません。理解のある営業であれば、コーディング案件を積極的に獲得してくれるかも知れません。
事態が好転する可能性があるため、まずは上司や営業に相談してみると良いでしょう。
下流工程のみやりたいエンジニアにおすすめの転職先
この章では下流工程のみやりたいエンジニアにおすすめの転職先を紹介します。
エンジニアの中には「上流工程をやりたくない」「プログラミングだけしたい」と悩んでいる人も多いはず。下流工程だけやるために、転職を検討しているエンジニアもいるはずです。
ここではそんなエンジニア向けに、下流工程のみやりたいエンジニアにおすすめの転職先を3つ紹介します
- 下流工程の多いSESエンジニア
- 開発案件を自由に選べるフリーランス
- システム開発に携わりやすい自社開発エンジニア
転職を検討しているエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事:【始め方】フリーランスエンジニアへの独立ロードマップ【なり方解説】
フリーランスのなり方を解説しています。
プログラミングの仕事だけしたい人は参考にして下さい。
下流工程の多いSESエンジニア
下流工程のみやりたいエンジニアには、下流工程の案件が多いSES企業がおすすめです。
SES企業は基本的に、2次請け、3次請けの開発案件がメイン業務になります。大手Sierが設計した設計書を見ながらプログラミングする業務がほとんどです。
そのためプログラミングだけしたいエンジニアには、SES企業への転職がおすすめです。
☑SESエンジニアは下流工程が多くおすすめ
- SESは開発やテストの案件が多く、上流の案件がほとんどない
- 自分で案件を選べるため、プログラミング案件にアサインされやすい。
- 下請け案件が多く、プログラミング業務が多い
SESは開発などの下流工程の案件が多く、プログラミング業務がほとんどです。上流工程がしたいエンジニアにはきついですが、プログラミングだけしたい人にとっては天国でしょう。
SESは下請けばかりですが、その分開発の仕事が多くなりやすいです。そのためプログラミングだけやりたい人にはピッタリでしょう。ぜひプログラミングがしたいエンジニアは、SES企業への転職を検討してみて下さい。
SES企業の求人が多い転職サイトは下記の通りです。開発案件が多いため、プログラミングだけしたいエンジニアにおすすめです。
開発案件を自由に選べるフリーランス
下流工程のみやりたいエンジニアには、仕事を自由に選べるフリーランスエンジニアがおすすめです。
フリーランスエンジニアは案件サイトから、自分の好きな仕事を選べます。そのためプログラミングのみの仕事だけできるでしょう。
☑フリーランスエンジニアは仕事を自由に選べる
自分の好きな案件を選べるから、プログラミングだけできる。
上流工程はやりたくないから避けよう。
システムを開発する案件だけで月収100万円達成した!
フリーランスエンジニアは会社員エンジニアとは違い、仕事を自由に選べます。案件サイトから自分の興味のあるプログラミング案件だけを選択できるでしょう。
そのためプログラミングだけしたいエンジニアは、フリーランスエンジニアがかなりおすすめ。プログラミングだけやって月収100万円稼げるのも魅力の一つです。
フリーランスエンジニアに興味がある人は、下記のフリーランス案件サイトに登録してみて下さい。フリーランス転身の相談もできるためおすすめです。
・レバテックフリーランス
【公式サイト】レバテックフリーランス
IT業界最大手のフリーランス案件情報サイト。会社員エンジニアから独立までを徹底的にサポートしてくれるから安心。
・midworks
【公式サイト】midworks
福利厚生が充実しているフリーランスエンジニア専門のサイト。専属のキャリアアドバイザリーコンサルタントを今後のキャリア相談をできる。
・エンジニアデータバンク
【公式サイト】エンジニアデータバンク
登録料・仲介手数料が一切かからず、クライアントと直接契約できる案件サイト。週1日OKの案件もあるから副業から始めることもができる。
システム開発に携わりやすい自社開発エンジニア
下流工程のみやりたい人には、システム開発に携わりやすい自社開発エンジニアがおすすめです。
プログラミングや開発などの業務をしたいエンジニアは、自社開発企業が良いでしょう。自社開発企業であれば、自社のパッケージ開発や自社サービスの開発に携わりやすく、下流工程の仕事が豊富だからです。
☑開発業務が多い自社開発エンジニア
- SIerや元請けIT企業ほど、要件定義やコンサル業務がない。
- 自社システムのフレームワークに携われると、開発業務が多くなる。
自社システムのメインフレームの開発エンジニアになれれば、プログラミング業務をメインにできます。自社開発企業はパッケージ開発が多いため、SESなどと比べても仕事を覚えやすいのも魅力。
下流工程のみやっていきたいエンジニアは、自社開発企業への転職を検討してみて下さい。
自社開発企業に転職したいエンジニアには、自社開発特化の転職サイトがおすすめ。自社開発に特化している分、自社開発の求人が多く、確実に転職できるでしょう
上流工程をやりたくないエンジニアは結構多い
この章では上流工程をやりたくないエンジニアは結構多いという話をします。
一般的には上流工程へのキャリアアップは、年収が上がりめでたいことだとされています。ですが周りのエンジニアを見ていると、上流工程は栄転という訳ではなさそうです。
実際に筆者が勤めるIT企業でも、上流工程を嫌がっているエンジニアは沢山います。
そこでここではIT企業で働いた経験から、「上流工程をやりたくないエンジニアは結構いた」という話を紹介します。
- 資料作成や調整業務ばかりでつまらない
- 管理業務が増え、人とのコミュニケーションが増える。
- 下流工程よりも責任が増える
上流工程したくないエンジニアは参考にしてみて下さい。
参考記事:エンジニアが管理職になりたくない時の4つの対処法!管理職以外のキャリアやフリーランスの選択肢
管理職になりたくないエンジニア向けにおすすめ転職先を紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。
資料作成や調整業務ばかりでつまらない
下流工程をやりたいエンジニアにとって、上流工程は資料作成や調整業務ばかりでつまらないでしょう。
上流工程にステップアップすると、プログラミング業務が激減し、資料作成業務が増えます。プロジェクト資料や要件定義書などの作成が多くなってしまうため、辛いと感じるエンジニアが一定数います。
☑上流工程は資料作成や調整業務ばかり
最近、設計書しか書いていない。
プログラミングしたいけど、リーダーだからできない。
上流工程を辞めたい。
上流工程にキャリアアップし、資料作成ばかりで嫌気が差しているエンジニアもいるでしょう。もともとはプログラミングが好きでエンジニアになったのに、出世すればするほどプログラミングができなくなってしまいます。
上流工程に上がると、つまらない資料作成の業務ばかりになるため、下流工程のみやりたいSEにとってかなり辛いです。
管理業務が増え、人とのコミュニケーションが増える
管理業務がばかりになり、人とのコミュニケーションが増えるため、上流工程をやりたくないエンジニアは多いです。
コーディングやテストなどの下流工程の仕事は、1人で黙々と作業でき気楽です。ですが、上流工程にキャリアアップすると、仕事のほとんどがコミュニケーション業務となってしまいます。
☑上流工程は人とのコミュニケーションが増える
- 要件定義を詰めるために取引先企業と会議しなければならない。
- スケジュール管理、メンバー管理、書類作成などの調整業務がほとんど。
- プロジェクトメンバーのモチベーション管理も必要
上流工程はプログラミング業務に比べて、コミュニケーションの機会が増えます。人と話すのが苦手なエンジニアにとってはかなりの苦痛になるでしょう。
上流工程は人との関りが多くなりストレスが増えるため、上流工程をしたくないのは無理はありません。
年収は低いけど下流工程のほうが気楽
年収は低いですが下流工程のほうが気楽なため、下流工程だけをやりたいエンジニアは多いです。
エンジニアが年収を上げるためには、上流工程にキャリアアップする必要があります。ですが、コミュニケーションが嫌であるが故に、下流工程に留まり続けるエンジニアが一定数います。
実際に筆者が勤めるIT企業でも、上流工程をやりたくないがために出世しないエンジニアが沢山いました。
☑上流工程をやりたくないから下流に留まる
人と話したくないから一生下流工程でいい。
上流工程は資料作成ばかりでつまらない。
筆者の周りにも黙々とプログラミングだけやりたいが故に、転職を決意するエンジニアがいました。中には下流工程の仕事だけするために、独立しフリーランスになる人も。
実際に筆者の友達SEもプログラミングだけやりたくて、フリーランスに転身するか検討中らしいです。
まとめ:下流工程のみやりたいエンジニア。上流をやりたくない時の対処法
以上で、「下流工程のみやりたいエンジニアがすべきこと」の解説を終了します。
以下、この記事のまとめです。
☑下流工程だけやりたいエンジニアがすべきこと
- 上流工程の少ないIT企業に転職する
- ITスキルを磨きスペシャリスト職にステップアップする
- 出世を諦め下流工程のみの仕事をし続ける
下流工程のみやりたいのであれば、上流工程の少ないIT企業に転職したり、スペシャリスト職に出世する必要があります。もしどうしても上流工程をやりたくないのであれば、出世を諦め、上流の仕事を断り続けるのも一つの手です。
☑下流工程のみやりたいエンジニアにおすすめの転職先
- 下流工程の多いSESエンジニア
- 開発案件を自由に選べるフリーランス
- システム開発に携わりやすい自社開発エンジニア
下流工程のみやりたいエンジニアにおすすめなのは、フリーランスや自社開発エンジニアです。
フリーランスエンジニアに転身すれば、自分の好きな案件を選べるため、下流工程しやすいです。フリーランスに独立したいエンジニアは、下記のおすすめフリーランスサイトを利用して下さい。
また上流工程をやりたくないエンジニアは、自社開発企業がおすすめです。自社開発特化の転職サイトを利用して、SIerなどを回避するようにして下さい。
☑上流工程をやりたくないエンジニアは結構多い
- 資料作成や調整業務ばかりでつまらない
- 管理業務が増え、人とのコミュニケーションが増える。
- 年収は低いけど下流工程のほうが気楽
上流工程をやりたくないエンジニアは結構多いです。実際に筆者が勤めていたIT企業でも、上流工程を避けているエンジニアが沢山いました。
IT企業で働いていた経験から
「プログラミングできないから辞めたいときの対処法」
も紹介しています。
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