IT土方企業の見分け方とは？チェック項目を解説【未経験は注意】
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この記事ではITエンジニアを目指している方向けに「IT土方企業の見分け方」を解説します。
未経験からIT転職を目指している方やエンジニア志望の人の中に
IT土方になりたくないから、IT土方企業の見分け方を知りたい。
未経験からエンジニアになるとIT土方になってしまうって本当？
とIT土方の見分け方を知りたい人がいるはず。
この記事ではそんな人に向けて、入社するとIT土方になってしまうIT企業の見分け方をご紹介します。
今回解説する内容はこちら。
上記項目を見てIT土方企業の見分け方の見分け方を知り、IT土方企業を回避しましょう。
3次請け4次請け案件で働かされた筆者がご紹介。
IT土方として奴隷のように働いた経験から解説します。
是非最後までご覧ください。
IT土方企業を回避したいエンジニアは、自社開発・社内SE特化の転職サイトがおすすめ。IT土方求人が排除されているから、確実に社内SEや自社開発エンジニアに転職できるはずです。
IT土方企業の見分け方
この章ではIT土方企業の見分け方を解説します。
入社するとIT土方になってしまうIT企業には特徴があります。
求人票や会社の雰囲気、会社の所在地など、にIT土方企業の特徴が残っています。IT土方企業の特徴を解説していくので参考にしてみてください
- 自社システムや自社商品が無いIT企業
- 「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」の求人
- みなし残業がついている
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
上記4つのIT土方企業の見分け方について詳しく解説します。
参考記事：【底辺脱出】IT土方から簡単に転職する方法とは？【辞めたい人向け】
「IT土方企業に就職しない方法」も解説しています。
興味ある方はリンクをクリック。
自社システムや自社商品が無いIT企業
自社システムや自社商品が無いIT企業はIT土方企業の可能性が高いです。
自社の強みとなるシステムを持っているIT企業は、自社で雇用が生まれるので、エンジニアを派遣、常駐させる必要がありません。そのため自社システムのある企業はIT土方率が低いです。
逆に自社システムが無いIT企業は、
自社でシステムを開発できる技術力が無かったり。
社長のやる気が無かったり。
と自社システムがないIT企業は質が低いです。
自社システムが無い企業はIT企業としての技術力が低く、SESや派遣をさせるので、IT土方の可能性が高いでしょう。
「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」の求人
「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」と求人でIT未経験の人を募集している企業は、IT土方企業の可能性が高いです。
IT土方企業はIT未経験の人を騙して自社に入社させようとします。実際IT未経験の人に誰でもできる簡単な作業をさせるために。
- IT未経験から一人前のエンジニアになれます。
- 技術力を身に付けて年収を上げよう。
- 未経験大歓迎です。
など、IT未経験の人が喜ぶような美辞麗句を言い、IT未経験の人を入社させます。そして禄に教育もせずに、客先に派遣し、現場指揮者の指示による単純作業をやらせます。
「未経験OK」「初心者歓迎」という甘い言葉に騙されて、エンジニアになり後悔するIT土方が多いです。耳聞こえのいい求人には注意しましょう。
参考記事：【IT業界の闇】未経験からエンジニア転職の現実とは？【正直厳しい】
みなし残業がついている
みなし残業が付いているIT企業はIT土方率高めです。
みなし残業とは、最初から一定レベルの残業代を含めた給与を支給する制度です。残業をしていなくても残業代を付与してくれる、一見するとお得な制度です。
しかし、このみなし残業のおかげで客先常駐をしやすくなります。
残業代が固定。ということは言ってしまえば、残業を気にせずエンジニアを様々な案件に放りこめるということ。
「みなし残業のせいで残業が多い案件でもエンジニアを派遣できるようになる。」ので常駐先の候補を増やせます。そのためみなし残業を採用しているIT企業は客先常駐が多いです。
客先常駐先で単純作業をやらされたり、派遣で雑務ばかり指示されたりと、スキルが身に付かない場合があるので気を付けましょう。
取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
取引先企業に大手SIerがズラリと並んでいる。企業はIT土方企業の可能性が高いです。
IT土方企業は基本的にエンジニアを派遣させたり、客先常駐させることで取引先の企業から仕事を受注します。その取引先の企業として一番多いのが独立系SIerです。
IT土方企業への仕事は下記の流れで到達します。
有名IT企業⇒有名SIer⇒独立系SIer⇒IT土方企業
有名IT企業がプロジェクトを立ち上げ、有名SIerに仕事をお願い(1次請け)。そして足りないエンジニアを独立系SIerから調達(2次請け)。そして独立系SIerがIT土方企業に低賃金で依頼する。
と言う流れでIT土方企業に仕事が回ってきます。
そのため取引先に独立系SIerの名前がずらっと並んでいます。
求人票や会社情報、パンフレットなどで取引先企業をチェックし、独立系Sierが掲載されていたら、IT土方企業を疑いましょう。
参考記事：【8割以上】Sierは客先常駐ばかりです。客先常駐なしのSierはある？
IT土方企業の特徴チェックリスト
この章では「IT土方企業の特徴チェックリスト」を紹介します。
IT土方企業の特徴を下記にまとめました。
- 年収が低い。250万円～300万円
- 自社システムや自社商品が無いIT企業。
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
- 低賃金・長時間労働を強いられている
- 客先常駐・SES・IT派遣を行っている。
- 単純作業をやらされている。
- 基本的に案件が3次請け以降。
- プログラミングを行っているが、設計は任されない。
- 簡単に入社できる。
IT土方企業には上記のような特徴があります。自分がIT土方になっていないか。転職・就職先の企業がIT土方企業の特徴に当てはまっていないか。チェックしてみて下さい。
参考記事：【悲惨な末路】IT土方あるある12選「土日は皆でデスマーチ」
IT土方あるあるも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
IT土方企業に就職しない方法
この章では「IT土方企業に就職しない方法」を解説します。
IT土方の人が転職して、再びIT土方に逆戻り。
という悲惨な末路を辿らないために、「IT土方企業に就職しない方法」をご紹介します。
- 絶対に「SES」「客先常駐」「IT派遣」企業を避ける
- 社内SE特化の転職サイトを利用する
- IT土方になるIT企業の見分け方を知る
- ITスキルを身に付け大手IT企業に就職する。
IT土方企業に就職しない方法は上記の4つです。その方法について詳しく解説します。
IT土方企業に就職したくない人はチェックしてください。
絶対に「SES」「客先常駐」「IT派遣」企業を避ける
IT土方企業に就職しないために「SES」や「客先常駐」「IT派遣」を行っている企業に就職しないようにしましょう。
SESにしろIT派遣にしろ、客先で開発する案件は基本的に多重請負をしていることが多いです。3次請け4次請けの案件が多く、IT土方として単純作業を強いられ使い捨てされます。
SESやIT派遣企業はIT土方になりやすいので絶対に避けるようにしましょう。
- 客先社員から残業を命じられる。
- 派遣先の企業で仕事を振られず永遠に待機させられる。
- 客先で単純作業を強制させられる。
とIT技術者とは思えない、IT土方扱いを受けるので注意です。
客先常駐企業の見分け方を解説しているので興味ある方はご確認ください。
参考記事：客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
筆者も実際にSES企業で働いていますが、IT土方だと感じています。
東京の会社なのに長野県の会社に派遣させられましたからね。
社内SE特化の転職サイトを利用する
社内SE特化の転職サイトで転職すれば、IT土方になる確率がグッと減ります。
IT土方の案件は4次請け5次請けの底辺案件が多く、基本的にSESや客先常駐、IT派遣が多いです。
IT土方から脱出するためには、客先常駐や派遣を避け、社内の開発案件に携わることが大切。
IT土方を脱出するには社内SEになることです。社内SEになれればプライム案件や1次請けの案件が多く、IT土方になる心配はありません。そのためIT土方を脱出したい方は社内SEへの転職を目指しましょう。
社内SE特化の転職サイトがあるので、登録してまずは求人を探してみましょう。
IT土方は基本的に3次請け4次請けで客先に派遣させられることが多いです。
それを避けるためには社内SEに転職することが大切です。
「IT土方」企業の見分け方を知る
入社したらIT土方になってしまうIT企業の見分け方を知ることも、IT土方を回避するうえで大切です。
IT土方になってしまうIT企業にはきな臭い特徴があります。
働いている社員全員煙草を吸っていたり。
社内のゴミ箱にコーヒー缶が転がっていたり。
求人に「やる気がある人募集」「未経験大歓迎」と怪しい言葉が並んでいたり。
隠しきれないブラックIT企業臭が漂っています。
そういうIT土方企業の特徴を見分け回避できるようになればIT土方から転職できます。しっかりIT土方企業の見分け方を学び、IT土方企業に転職しないようにしましょう。
IT土方企業の見分け方を解説しているので、是非合わせてご確認ください。
⇒IT土方企業の見分け方
ITスキルを身に付け大手IT企業に就職する。
大手IT企業に就職することでIT土方から脱出することができます。
超巨大IT企業に転職できれば、IT土方率はグッと下がります。大企業は自社システムを開発できたり、プライム案件、1次請け案件が多いから。
- 残業前提のスケジュールを組まれたり
- 理不尽な業務をお願いされたり
- 客先常駐が無かったり
と無茶な業務をさせられることはありません。
大企業なので人員にも余裕があるため、工数にも余裕を持ちながら仕事ができます。IT土方のような底辺の仕事は確実にありあません。
ただ大手企業に入社するためには、かなり高度なITスキルがあるのが大前提。専門的なITスキルが無い人を大企業はわざわざ採用しませんから。IT土方を脱出したい方はITスキルをしっかりと磨きましょう。
参考記事：優良なホワイトIT企業の見分け方｜選び方とは？【ブラック企業の特徴を解説】
未経験からエンジニア転職する時はIT土方企業に注意
この章では未経験からエンジニア転職する時はIT土方企業に注意というお話をします。
未経験からIT転職しようとすると、失敗することが多いです。
IT土方企業に騙されて就職してしまった。
という悲惨な末路を辿らないように注意が必要です。
- IT土方企業は自分たちを優良企業のように振る舞う
- IT未経験の人はIT土方になりやすい
- エンジニア転職する時はITスキルを身に付けてから。
未経験の人がエンジニア転職するときに注意して欲しい項目を上記3つにまとめました。
関連記事として筆者実体験の「IT土方あるある」を紹介しているので興味ある方はご確認ください。
参考記事：【悲惨な末路】IT土方あるある12選「土日は皆でデスマーチ」
IT土方企業は自分たちを優良企業のように振る舞う
IT土方企業は自分たちを優良企業に振る舞うので注意が必要です。
IT土方企業の面接や求人などで
私たちは技術力が強みの企業です。
我々の会社に就職すればエンジニアとして成長できますよ。
と自分たちを優良IT企業のように騙してきます。
IT未経験の人はその嘘を見抜けず、レベルの低い・技術力も全くないIT土方企業に就職してしまいがち。素人が贋作の壺を買わされるように。
IT業界未経験の人は自分が志望しているIT企業が、優良ホワイトIT企業なのか、IT土方企業なのか、見極める力が無いため、騙されてIT土方企業に転職してしまうことが多いです。注意してください。
参考記事：優良なホワイトIT企業の見分け方｜選び方とは？【ブラック企業の特徴を解説】
IT土方企業に騙されて就職して後悔する人がめちゃくちゃ多い印象。
騙してくるので注意が必要です。
IT未経験の人はIT土方になりやすい
IT未経験の人はIT土方になりやすいので注意が必要です。
未経験の人材を騙して就職させ、何のITスキルの身に付かない単純作業をさせるIT土方企業が後を絶ちません。
- Excelのコピペ作業しか指示されない。
- エンジニアとは思えないような単純作業を命じられる。
- 社内待機の期間が長く、ITスキルを磨けない。
エンジニアとは程遠い労働をさせられ、エンジニアとしてのキャリアが失敗します。
エンジニアとしてのキャリアをIT土方企業で無駄にしてしまうIT未経験の人が圧倒的に多いの注意してください。
エンジニア転職する時はITスキルを身に付けてから。
未経験からエンジニアになりたい場合は、ITスキルを身に付けてから転職活動をしてください。
ITスキルを身に付けてから転職しないと、優良企業を見分けられないからです。
IT土方企業に騙されないために
エンジニア転職で失敗しないために
転職した後もエンジニアとしてキャリアアップできるように
今からでも十分間に合うのでITスキルの勉強を始めていきましょう。
ITスキルを学ぶのにプログラミングスクールがおすすめです。興味ある方は自分に合ったプログラミングスクールを探してみましょう。
参考記事：自分に合ったプログラミングスクールを選ぶ
https://youmanavisions.com/programing-learning/post-3165/まとめ：IT土方企業の見分け方｜未経験は注意
以上でIT土方向けに「IT土方企業の見分け方｜未経験エンジニアは注意」の解説を終わります。
以下この記事のまとめです。
IT土方企業の見分け方
- 自社システムや自社商品が無いIT企業
- 「未経験大歓迎」「未経験から成長」「育成力に自信あり」の求人
- みなし残業がついている
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
IT土方企業に就職したくない方は、自社開発企業や社内SEを目指しましょう。転職サイトはこちらを利用してください。
IT土方企業の特徴チェックリスト
- 年収が低い。250万円～300万円
- 自社システムや自社商品が無いIT企業。
- 取引先企業に独立系SIerがズラリと並んでいる。
- 低賃金・長時間労働を強いられている
- 客先常駐・SES・IT派遣を行っている。
- 単純作業をやらされている。
- 基本的に案件が3次請け以降。
- プログラミングを行っているが、設計は任されない。
- 簡単に入社できる。
「客先常駐の無いIT企業の見分け方」も解説しています。
SES企業に転職したくない人向けに「客先常駐なし企業の見分け方」を解説中。
客先常駐のないIT企業の見分け方|選び方【未経験は注意】
ホワイトIT企業の見分け方も解説しています。