【2023年度版】Visual Studioのインストールと初期設定の方法を解説

C#,プログラミング言語

visual studioのダウンロードから初期設定までを解説

この記事では、Visual Studioのインストール手順を解説します。

困っている人

Visual Studioのインストール方法が分からない。。。
他のサイトを参考にしたらVisual Studioのインストールで失敗してしまった。

という方が最終的には
Visual Studioの開発画面を表示できるようになります。

【記事の目標】Visual Studioの開発画面を表示できる。

本記事をご覧頂くと下記内容が理解できます。

この記事で学べること
Visual Studioのインストール手順

Visual Studioの初回起動
Visual Studioの初期設定

筆者

疑問点や質問には何でも答えようと思っています。
この記事の不明点はこちらからお問い合わせ下さい

ではどうぞ。

Visual Studioのダウンロード

Visual Studioをダウンロードするために、WebブラウザでVisual Studioダウンロードサイトにアクセスします。

visual studioのトップページ

Visual Studioのダウンロード画面に遷移し、少し画面を下げると下記のような画面が出てきます。

visual studioダウンロードボタン

この画面が出たら、「Visual Studioのダウンロード」ボタンを押下し、
セットアップファイルをダウンロードします。

visual studio ダウンロードボタン

ここで注意:
Mac OS(Apple社製のパソコン)の方は,中央にあるVisual Studio for Mac をダウンロード」を選択してください。

②個人開発で利用する場合はCommunity 2022を選択してください
(特段の理由がなければ「Community 2022」で大丈夫です。)

ダウンロードが完了すると、別画面に遷移し、左下のタブに「VisualStudioSetup.exe」が表示されます。

visual studioダウンロード完了後

この.exeファイルが「Visual Studioのインストーラー」になります。

もし左下タブにVisualStudioSetup.exeが表示されない場合は、「エクスプローラーのダウンロード」から見つけましょう。

ダウンロードフォルダにダウンロードしたvisual studioのインストーラがある

Visual Studioのインストール

次にVisual Studioのインストールを行います。

Visual Studioのインストール

ダウンロードしたVisualStudioSetup.exeをダブルクリックします。

visual studioをインストールします

インストールには「管理者権限」が必要になります。
ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら、「はい」を選択してください。
※画面に表示されない方は「タスクバー」にユーザーアカウント制御が表示されていないかご確認ください。

visual studioインストーラを「管理者モード」で実行

インストーラーが起動したら「続行」ボタンを押下します。

visual studioインストーラの「続行」をクリック

ファイルのフェッチ(ダウンロード)が終わるまで、しばらく待ちましょう。

visual studio のフェッチがスタート

ワークロードの追加

フェッチが完了したら、次はワークロードを選択します。
ワークロードとは、「アプリケーションの種類別の開発環境」です。
ワークロードについて詳しく知りたい方はこちら

チェックボックスを選択し、好きなワークロードを追加しましょう

今回追加するワークロード
・ASP.NETとWEB開発
・Azureの開発
・.NETマルチプラットフォームアプリのUI開発

・.NETデスクトップ開発
・Windowsプラットフォーム開発

今回は上記5つのワークロードを追加します。

「Windows フォームアプリの作成」や「データベース開発」「Pythonでの開発」などそれぞれの用途に合わせて追加ワークロードをインストールしましょう。

visual studio のフェッチファイルを指定

自身の開発するアプリケーションのチェックボックスにチェックを選択。

チェックを入れ終わったら「インストール」ボタンを押下します。

visual studio のフェッチするファイルを指定

※上記ワークロードは本ブログが運営する「プログラミング初心者への完全ガイド【C#編】」にて使用するためインストールしています。

筆者

使用する予定のないワークロードはインストールしなくてもOKです。

追加ファイルのダウンロードが始まります。
数時間かかる場合があるので気長に待ちましょう!

visual studio の追加ファイルをダウンロード

追加ファイルのインストールが完了したら、いよいよ起動です。
「起動」ボタンを押下し、VisualStudioを起動させましょう。

visual studio ダウンロードが完了したら「起動」ボタンを押下

サインイン画面が表示されたら、「後で行う」をクリックしてください。
サインインしなくても起動できるので、気にせず始めましょう。

visual studioを起動する

③Visual Studio初回起動の方法

Visual Studioのインストールが完了したら、プロジェクトを作成してみましょう!
Visual Studioを起動したら、下記のような管理画面が表示されます。

visual studio の「新しいプロジェクトの作成」ボタンを押下


左側に今まで作成したプロジェクトが表示され、
右側に新規ファイルを作成するためのボタンが配置されています。
右側の「新しいプロジェクトの作成(N)」をクリックしてください。

次にどのプラットフォームのアプリを作成するか選択します
右側のタブをスライドさせ、
「コンソールアプリ(.NET framework)」を選択してください。

visual studio 「コンソールアプリ」を選択

作成するプロジェクトの
「プロジェクト名」「プロジェクトの保存場所」「ソリューション名」を入力します。

「新しいプロジェクトを構成します」の設定
・プロジェクト名→Test1
・場所→C:\Users\ユーザ名〇〇\source\repos(初期値で構いません)
・プロジェクト名→Test1

と設定し「作成」ボタンを押下します。

visual studioファイルの各種設定

各種設定が完了し、VisualStudioのプロジェクトが作成されます。
下記画面が表示されたら初回起動は完了です!

お疲れさまでした。

visual studioの画面が表示される

④Visual Studioの初期設定

続いて、Visual Studioの初期設定を行います。

初期設定ですること
・テーマカラーの設定
・リッチな視覚効果の無効化
・足りていないusingを補完
・ソースを見やすく整形

初期設定を行い、快適なVisual Studioの開発を構築しましょう。

Visual Studioのテーマカラーを変更する

Visual Studioのテーマカラーを設定します。
長時間使用することが多いVisual Studioをお好みのカラーに変更し、長時間作業を行いやすい環境に整えます。

上部タブの
ツール(T) -> オプション(O) -> 環境 -> 全般 -> 配色テーマ(C)
「濃色」を選択する。

visual studio画面→ツール→オプション

オプション画面を起動できたら、「環境⇒全般」から配色テーマを変更しましょう。

環境 -> 全般 -> 配色テーマ(C)

テーマカラーが変更され、Visual Studioのテーマカラーが変更されます。

visual studioの背景が変わる

この設定を行うことで、Back背景を黒色に変えることができます。

長時間作業される方は背景が黒の方が目に優しいのでお勧めです。
※強制ではないため、ご自身にフィットしたお好きな背景を設定してください。

Visual Studioの動作を軽くする【リッチな視覚効果を無効にする】

ソリューションのプロジェクトが増えると、Visual Studioの動作が重くなることがあります。
時には、ビルドとデバックだけに数十分かかることも。

それでは開発のスピードが落ちてしまいます。

Visual Studioの動作を軽くするために「リッチな視覚効果を無効にします。

ツール(T) -> オプション(O) -> 環境 -> 全般 ->

visual studio画面→ツール→オプション

・「クライアントのパフォーマンスに基づいて視覚的効果を自動的に調整する」
・「リッチクライアントの視覚的効果を有効にする」

上記二つのチェックボックスを外してください。

環境 -> 全般 ->

「リッチクライアントの視覚的効果を無効」にすることで、Visual Studioの動作を軽くすることができます。
※Visual Studioは動作が重いため、メモリが小さいパソコンを使用している人におすすめの設定です。

Visual Studioの開発をスムーズにする【足りていないusingを補完する】

メソッド使用時に自動的にusingを追加する設定を行います。

ツール(T) -> オプション(O) -> テキストエディタ -> C# -> 詳細
・「貼り付け時に欠落しているusingディレクティブを追加する」
のチェックボックスをonにします

visual studio画面→ツール→オプション

オプション画面から、「テキストエディタ⇒C#⇒コードスタイル⇒詳細」を選択。

テキストエディタ -> C# -> 詳細

貼り付け時に欠落しているusingディレクティブを追加する」を設定すると、メソッドを追加した際に自動でusingを追加することができます。

コードを自動整形する【ソースを見やすく整形する】

プログラムコード編集中にインデントや改行などを自動で行う設定をします。

テキストエディター > XAML > Formatting(書式設定) > General(全般)
「指定の長さを超えたタグを折り返す」
のチェックボックスをオンにしてください。

visual studio画面→ツール→オプション

オプション画面が表示できたら「テキストエディター > XAML > Formatting(書式設定) > General(全般)」を選択。

テキストエディター > XAML > Formatting(書式設定) > General(全般)

「タグの折り返し」からタグの折り返し設定を行いましょう。

visual studioの初期設定完了

この設定をすることで、1行のコードで指定の文字数(今回では120cm)を超えた場合に、一文を折り返します。
これによりプログラムの可読性を高めることができます。

Visual Studioのインストールまとめ

以上でVisual Studioのインストールは完了です。

Visual Studioインストール方法まとめ
1.Visual Studioのダウンロード
2.Visual Studioのインストール
3.追加ワークロードのインストール
4.Visual Studioの初期設定(テーマカラー/リッチな視覚効果無効/足りていないusingの補完/コードの折り返し)

下記にVisual Studioを使ったC#プログラミング初心者向け完全ガイドを掲載しています。
お時間のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

C#,プログラミング言語

Posted by 9noike